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電力供給について

東日本大震災に伴い、原子力発電所がほとんど停止しています。にも関わらず、発電所の定期点検(定修工事)は予定通り実施されております。こういう出資に対し、皆さんどうお考えですか?火力発電(ガスタービン含む)、水力発電では電力需要(電力供給単価が高い)に限界があり、どんどん国民の支出を圧迫していますし、一方では原子力発電所はストレステスト実施結果が良ければ稼動する言われていますし、何が何だかわかりません。詳しい方教えてください。

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  • mekuriya
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回答No.1

事実誤認があります。原子力発電所が停止しているのは東日本大震災に伴うものではありません。東日本大震災に便乗したテロリストが定期点検完了後の運転再開に反対しているからなのです。 その結果、火力発電所の稼働率が増えています。プロ野球に例えれば、何かの時のワンポイントに使えれば良いと考えて、ベンチに入れていた引退間近のロートル投手を一試合投げ切らせているような運用をしているのです。そんな無理をさせれば、故障が出ます。今は冷暖房需要のオフシーズンですから、当然点検するわけです。 日本は火力発電所の燃料にする石炭・石油・天然ガスは産出しません。ほぼ100%を輸入に頼っています。需要が増えれば、国際市場のオークションで価格吊り上げ合戦をしてでも競り落とすしかないわけです。そのせいで国際市場では石炭・石油・天然ガスの価格高騰が続いています。東京ガスは3月から8ヶ月連続でガス料金を値上げしています。貿易収支も電力会社の収支も赤字に転落しています。現行の電力料金では燃料費を賄えずに発電すればするほど赤字が増えるのです。にもかかわらず、テロリストどもは経済活動に貢献するなどと嘯きながら、節電に反対しパチンコ屋通いを続けている。パチンコ玉を弾くために電気を使っているのは世界で日本だけです。 火力発電所は温室効果ガスを排出し、地球温暖化を促進させます。火力発電所の排出するガスはオゾン層を破壊し、酸性雨・光化学スモッグの原因になります。1970年(昭和45年)7月18日が日本で始めて光化学スモッグが世間の注目を浴びた日です。東京都杉並区で体育の授業を受けていた高校生が40数名病院に担ぎ込まれたのです。それから日本は政策的に工場や自動車の排出ガス規制を進めました。それで光化学スモッグは高度成長時代の話として克服された。ところが近年、また復活しているのです。千葉県では28年ぶりに光化学スモッグ警報が発令されたといった調子です。 地球温暖化は雨が少ない地域では干ばつを頻発させ雨が多い地域では豪雨を頻発させます。 干ばつは食糧輸出国の穀類不作の原因となって世界食糧価格指数の高騰につながります。それが食糧輸入国の動乱、内戦、デモ、暴動、クーデター、テロの原因なのです。 ソマリアの餓死者もリビア動乱も日本の火力発電所が原因なのです。リビアは日本以上に食糧を自給できない国で食料輸入価格の高騰が貧富の格差を増大させているからです。 世界では食糧危機、資源危機、電力危機が深刻です。需要が増大しているにもかかわらず供給が追いつかず需給逼迫が価格高騰を引き起こしている。欧州債務危機問題のギリシャ、イタリア、ポルトガル、アイルランドはどれも原子力発電を行わず、といって水力資源にも恵まれていない。結果として火力発電の依存度が極端に高いのです。化石資源の価格高騰が国際収支の赤字増大につながっている。日本は円高のおかげで危機感を感じていません。ドルベースで価格高騰しても円に換算すると、さほどでもないからです。だから日本人はのほほんとしていられるわけです。 それにしても今や、日本が地球の危機の元凶となっているにもかかわらず野田総理の9.23国連演説からは、こういった危機意識は全く読み取れなかった。発展途上国支援ではない。発展途上国の分の食糧と化石資源を国際市場で買い占めて、発展途上国を苦しめているのは、日本です。 日本は史上最大のクレージー国家です。総理大臣にして今何が起きているのか全然認識していない。 まさに1億総白痴化そのもの。

ishirin
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。参考になりました。1つ疑問なのですが京都議定書(地球温暖化問題)はどうなったのでしょうか?そうも言っておれませんが、政府はいったい何を考えているのか不明です。不安が募るばかりですね。

その他の回答 (7)

  • mekuriya
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回答No.8

NO.1の続きです。京都議定書(地球温暖化問題)について補足しておきます。 地球温暖化問題こそが今、日本が取り組むべき問題です。日本は震災前でも火力発電所に60%依存していました。その火力発電所が温室効果ガスを排出している。日本が地球温暖化問題を深刻にしているのです。 地球温暖化によってアメリカ、ソ連、中国、オーストラリアといった食糧の大輸出国で干ばつが相次ぎ、穀類が不作に陥っています。日本は世界最大のトウモロコシ輸入国で、その75%は牛・豚・鶏の配合飼料になっているのです。日本が家畜に食べさせているトウモロコシがあれば、世界でどれだけの餓死者が救えるのか。にもかかわらず、日本人はセシウム汚染がどうのと、頓珍漢な言論ばかりです。地球温暖化は元々雨が多い地域では豪雨被害をもたらし、元々雨が少ない地域では干ばつ被害をもたらすのです。日本は元々雨が多い地域ですから、豪雨被害の方。豪雨によって東北電力の水力発電所が故障し、奈良県の十津川村で大変な被害がこの夏あったばかりです。日本では干ばつは深刻な問題となっていません。しかし世界的には危機的状況なのです。2年前、当時の鳩山総理は温室効果ガス排出量25%削減の国際公約演説をしました。それを受けて環境省はチャレンジ25キャンペーンで節電を訴え続けているのです。ところが原発事故で日本人は脳みそまでメルトダウンしてしまったのか、すっから菅に忘れ去ったようです。大阪府知事に至っては節電要請は電力会社の脅しだといいだす始末。原発を止めても電力は足りると公然と主張した学者もいました。政治家や学者にして、この壮絶な馬鹿っぷりはまさに世界最大のクレージー国家日本の象徴なのでしょう。日本人は一人当たりの比較で、インド人の10倍以上も石油と電力を消費しています。今すぎに廃止すべきは火力発電所です。 国際連合は地球の生き残りの為には日本を滅ぼすしかないと決断する日も近いでしょう。 9月23日野田総理は、国連総会で演説しましたが、それは日本人が地球温暖化問題の危機を全く理解していないことを露呈させて海外の要人をしらけさせてしまっただけでした。この期に及んで日本人は日本の国内問題にしか興味がない。総理大臣にしてこれほど馬鹿なら一般国民はどれほど馬鹿なのか。いつか、世界人類は日本の実態を知ることになるでしょう。日本人は無邪気に乏しい食糧、乏しい資源を円高にものをいわせて、国際市場で高値で競り落としていますが、その時には誰も日本にモノを売ってくれなくなるでしょう。もっとも輸出産業が外貨を稼がなければ、買う金もありませんが。 どうも日本では大学教授すら火力発電所の燃料が100%輸入品だと知らないようです。日本人の無知蒙昧ぶりは留まるところを知らない。

ishirin
質問者

お礼

私も地球温暖化問題について気にしています。私の会社ではISO-14001を取得しており、地球温暖化を含む環境問題に対して取り組んでいますが、この状況では馬鹿馬鹿しくてやる気が失せてきております。政府がこの状況ではおっしゃるとおり将来の日本は壊滅状態に陥るかもしれません。それを知らずに、震災前と同様な生活をしている一般人に政府が危機的な声をかけるべきであると考えます。そんな官僚はいない?と思いますが、私は少なからず身近な人には声をかけていこうと決意しました。 大変役に立ちました。 ありがとうございました。

  • norari43
  • ベストアンサー率47% (115/240)
回答No.7

何が何だかわからない。その通りですよね。 やっている当事者もわからないのですから、、、。「暗中模索」です。 「定検」これについては何ら問題は無いと思います。 稼動準備している。今までのエネルギ-供給システムの段取りをしているだけですから、 当然といえば当然なことをしている。それだけだと思います。 いえることはこんな悲惨なあってはいけない事故が起きた。 「制御不能」 いかに優れた技術かもしれませんが暴走する、その結果何十年もそこを死の土地にする。 そして人間自身に問題を起こす。これが解った以上、(今までも解っていたのですが) 止めると言う事は至極当然なことだと思います。というか当たり前の事だと思います。 一部の者が国を動かしています。腐りきった馴れ合い、いいかげんさのある国民性、 利権、これで原発依存から脱却出来なければこの国は終わりだと思います。 一気には無理でしょう。5年、10年、準備期間は必要です。 それを示せば良いのであって、他の被災に対しての対応もそうだと思うのですが目標設定、 これが無い。 諸々の対応の遅れは仕方なかったと目をつむっても先が見えない、これは致命的な問題だと思います。 動きようがありませんよね。 原発の大部分が現在止まっている。そして現状生活している。ここで一気に全面停止、ある程度の リスクを覚悟して。 其れくらいの覚悟が必要な事かも知れない大問題なのかも知れませんよね。 それをしたとしても10年単位の停止期間、気の遠くなるような期間の廃棄物格納問題、 麻薬を使用してしまってもう取り返せない状況なのかもしれません。 しかしやらねばならない。 こんな風に思います。

ishirin
質問者

お礼

原子力発電所は発電効率もよく、狭い日本にとっては安全性も説明されていたのでうってつけであったように思います。たた、いざ想定外の災害(事故)が起こると大変な事になることが実証されました。 (被災された方にはお見舞い申し上げます) こんな、危険な電力供給はいくら対策を取っても、また想定外が起こりうると思います。 ご意見いただいたとおり長期停止期間、廃棄物格納問題、現在同様な節電、いろんな問題が山積みですね。 クリーンエネルギー化に向け、早く政府の見解が欲しいです。 ありがとうございました。

  • mtnlnd
  • ベストアンサー率36% (89/242)
回答No.6

原発停止は定期点検の為ですが再運転は地元の許可が出そうにないので やがて全て停止する見込みなのです 政府はストレステストをクリヤしたら再運転の許可するとしているのですが 地元が許可しそうにありません 今から急に代替えエネルギーを用意出来ません 急いで出来る代替えエネルギーはソーラーと風力位でしょうか?と言っても1年以上は掛かるでしょう どうすれば良いか? 当分のあいだ我慢するしかありません  原発全停止は約30%減に相当するのです 工場等は大変ですね? これは簡単には減らせません産業の空洞化に拍車が掛かります でも先に円高の為に空洞化するかも知れませんが こうなると代替えエネルギー不要になり失業者が溢れるでしょう 代替えエネルギーの候補には地熱発電がありますが国立公園内にある為建設出来ないそうで 法律の改定が必要になりそうです 地熱発電技術は輸出している位ですから直ぐに建設可能といえるでしょう 今すぐ初めても2年位は掛かるでしょうね? それまで我慢するしか 可能な代替えエネルギーは何でも利用するほかありません 水力もです スマートグリッドが構築出来ればソーラー&風力&水力も使い勝手が良くなるでしょう 異常気象が年々酷くなってきてますから水の確保も必要になるでしょうから ダム作っても無駄にはならないでしょう 寧ろ必要になるでしょう 冬物商戦がスタートしましたが電気を使わない商品等が売れると見込まれております

ishirin
質問者

お礼

代替えエネルギー設置(メガソーラー、風力、地熱、水力)される数年間節電するしかないですね。周波数変換所も増設し、電力の融通の強化をするよう進めていますが、これも数年後ですしね。やはり一時的にはガスタービン発電所の増設(工期が短い)くらいしかありませんね。参考になりました。ありがとうございました。

  • my-hobby
  • ベストアンサー率21% (659/3045)
回答No.5

太陽光等は、パネルと同額の蓄電池が一般家庭で20万円位で変えないと普及しない、故に夜は、火力発電所が必要です、 昼間の晴れた、又風が有る時の電気安定電源では無いのです、 それから地熱発電には、未だ問題が有りますが、原発の為に使った予算で、 改良研究が必要と思う、只良い点は資源を輸入しなくて良い事です、無料です。 ○日本世界一の技術で輸出してる ○マグマに、水を注入の方法 ○霧島の温泉の低温地熱発電も参考8旅館は利益でている様です、 http://www.geocities.jp/morikonamia/tinetu.html

ishirin
質問者

お礼

地熱発電についてより深い知識を身につけることができました。ただ、地熱発電所を増設し過ぎて、温泉が枯渇するのも問題ですよね。でも、資源「ゼロ」発電であることは確かです。参考になりました。ありがとうございました。

  • my-hobby
  • ベストアンサー率21% (659/3045)
回答No.4

スマートグリットとは、売電者の情報で電力が発電制御ですが、 現状では、不安定な昼間の発電で、一日安定供給の発電能力は電力は必要です、 故に蓄電池が安く成らなければ、スマートグリットは普及しないと思う、 http://jyu-denkou.com/soora/so_ra1.html 日本は国立公園の既成緩め、地熱発電急ぐ必要が有ります、 日本の場合は、電力と連携せず、電気自動車と連携で、自宅電気計画が良いと思う。

ishirin
質問者

補足

自宅電気計画には賛成です。しかし地熱発電所は本当に増設すべきでしょうか?蒸気管が異物(アンモニア?)が良く詰まりそのメンテナンス費用がかなりかかり効率が良くないとも聞いたのですが。詳しい方教えてください。日本の電力供給方法として何が一番良いか真剣に勉強したいと思います。

noname#252929
noname#252929
回答No.3

>皆さんスマートグリッド化が進めば無駄だとは思いませんか? スマートグリッド化が出来る頃には、日本には世界的に輸出する様な産業は皆海外に出てしまい、仕事先の無い失業者があふれている様な事になるでしょう。 そこまで待ちますか? スマートグリッドがうまく成功したとしても、海外に出て行ってしまった工場は帰ってきませんので、失業者や産業などはそのままとなってしまいますが・・・

ishirin
質問者

お礼

ありがとうございます。スマートグリッドが進めば、仕事先のない失業者があるれるでしょうね。また、そこまで待てません。この先不安です。やはり、ガスタービン発電所(コンバインドサイクル)が現状、一番有効なのでしょうね。政府の考えを早く纏めてほしいものです。

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.2

> こういう出資に対し、皆さんどうお考えですか? 「仕方が無い」としか言い様がありません。 定期点検は法定点検だからです。 自動車に全く乗っていなくても、車検を受けなくてはならないのと同じです。 車検を受けない様にするには、廃車するしか有りません。 発電所も、閉鎖や休眠化するしか有りません。 尚、定修工事と言うのは、定期点検において見つかった不具合を修理する工事です。 従い、定期点検で全く不具合が無ければ、定修工事は発生しません。 但し、何もしなくても経年自然劣化する様な部品・機器なども有りますので、全く非稼働でも、定修工事が全く発生しないケースは、余り考えられないでしょう。 更に言えば、今回の電力不足で、休眠発電所を動かしたり動かそうとしていますが、定期点検・定修工事を行っていない結果、経年自然劣化等が一層進み、再稼働には時間・労力・費用を要し、簡単には動かせません。 発電設備は油分や、更に水力発電所は水分が多いので、非稼働のまま長期放置しますと、下手をすれば復旧不能に至ります。 最小限のメンテナンスを行っていた場合と比べますと、再稼働に要す時間は間違い無く有利だし、費用面はそれほど変わらないかも知れません。 では「法定点検では無ければ良いか?」と言えば、そうとも言えません。 電力会社は、経産省などと癒着と言って良いくらい深く結び付いていますが、あくまで私企業であり利潤を追及する団体ですから、多大な時間,労力,費用を要すメンテナンスなど「出来ればやりたくない」と言う考え方も存在します。 逆に、定検・定修は大工事ですから一大利権でもあり、天下り役人が儲かる様な施設にのみメンテナンス費用等がつぎ込まれても困ります。 それらのいずれも抑止する上では、全ての発電所が同条件で「法定」で行われるべき理由はあろうかと思います。 一番有効なのは「発電事業の自由化」と「発・送電の分離」だと思いますよ。 国民が、電力会社のみでは無く、自家発などを持ってる企業の余剰電力など好きな供給元から、好きなルートで電気を買えれば、供給者側の価格競争なども起きますし、そうなれば、たとえ高く買っても自己責任になりますからね。 簡単に言ってしまうと、「スマートグリッド」って言うのが、そんな感じの仕組みです。

ishirin
質問者

補足

発電所の定期点検は法定点検であることは重々承知していますが、稼動するかそうかわからない原子力や変電所では電力会社で定期点検にはあまり投資していないと聞いておりましたので質問しました。 皆さんスマートグリッド化が進めば無駄だとは思いませんか?

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