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周期表について
akz01の回答
同族元素を比較した場合、 周期表左側の元素:原子番号の大きいものほど陽イオンになりやすい 周期表右側の元素:原子番号の小さいものほど陰イオンになりやすい この傾向は「電気陰性度」を元に解釈できます。 (注:強引な解釈です。厳密には正しくありません) まず「陽イオンになる(=電子を放出する)」場合。 同族元素を比較すると、周期表の下側(=原子番号が大)ほど電気陰性度が小さいです。 ですので、電子をひきつける力が弱い(=電子を放出しやすい)。 このことから「同族元素では原子番号の大きいものほど陽イオンになりやすい」と解釈できます。 逆に「陰イオンになる(=電子が付着する)」場合は、 同族元素を比較すると、周期表の上側(原子番号が小)ほど電気陰性度が大きい。 したがって、電子をひきつける力が強い(=電子が付着しやすい)ので、 「同族元素では原子番号の小さいものほど陰イオンになりやすい」。 なお、一番最初に挙げた傾向は、全ての場合でなりたつわけではありません。 「陽イオンになりやすいか」を示す尺度として、イオン化エネルギー(ionization energy)という値があります。 http://www.webelements.com/periodicity/ionisation_energy_1/ に具体的な数値が示されています。 グラフをご覧いただければ、例外があることがわかると思います。
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