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柿渋染めについての注意点と見分け方
- 柿渋染めの洋服をクリーニングに出した際に問題が発生しました。クリーニング店が染めの落ちた状態で返品し、弁償金額についても問題が起きました。信頼できる染め屋さんを探しているが、柿渋染めの正体や見分け方について不安を抱えています。
- 最近では柿渋染めに化学染料を混ぜたものも存在するため、天然の柿渋染めとの見分け方が知りたいです。信頼できる染め屋さんに出すためには、柿渋染めの特徴や違いをしっかりと把握しておく必要があります。
- 天然の柿渋染めと化学染料で染めた布の違いを見分ける方法を教えてください。柿渋染めの特徴や方法について、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけると幸いです。
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柿渋染めと言っても、単に柿渋を塗った物、山崎青樹先生の書物にも出ている煮染めなど技法も様々。 柿渋も「豆柿」という品種の柿から作った最高の柿渋、普通の渋柿から作った柿渋、ホームセンター等で2lぐらいのペットボトルで売っている柿渋、その他「無臭柿渋」など本来の柿渋の防虫効果などが無くなってしまっている見た目だけの物、パウダー状で売っていて何だか訳のわからない物まで様々です。 単純に技法でも染め上がりが違うので、見分けるのは困難です。 それ以前に、染め直しは、縫製された箇所に染料の入りが悪いので肩や袖口など綺麗に仕上がりませんよ? どの様な洋服で布地や柄もわかりませんので判断できませんが、染め直しは、所詮、染め直しです。 見る人が見れば一発で解かります。 特に絞りや型置きなどの技法の布を染め直しで復活するのは、ほぼ不可能でしょう。 それに、手ぬぐいや暖簾などを染めている化学染料を使っている「染め物屋」では無理でしょうね。 希望する状態では戻ってきませんよ。 ちゃんと「柿渋染め」を売りにしている工房などでなければ無理でしょう。 ですが、ちゃんとした工房は、他の工房で染めた商品をリフォームでは無く、原状回復などと面倒で、責任の取り様の無い仕事は請けないでしょう。 このまま行けば、まぁ、適当に言いくるめられて、変な物を預けられて終了となってしまうのではないでしょうか? 草木染商品の染め直しは染め直し。原状回復では無く、リフォームです。 作ったメーカー等を調べて、同じ物と交換して貰うか、それ相応の金額を頂くしか方法は無いと思います。 個人の自作の物だとすると、かなり厄介な話しですが、販売されている物なら金額も出ますしね。 詳しく調べていませんが、チェーン店なら本社や、業者の取りまとめ的な組織等にも相談してみてはどうでしょうか?
- 参考URL:
- http://www.zenkuren.or.jp/
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 わかりやすく細かい回答で本当に感謝しております。 やはり、染め直しというのはむずかしいんですね・・・。 内容をそのまま叔母に伝えた所、なんとか同等の賠償をしてもらう方向で話してみるとこのことでした。 染物についても勉強になりました。 本当にありがとうございました。