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特許庁長官を被告とした特許裁判とその他の主文

今年起こった係争をざっと見てみたのですが、特許庁長官を被告とした裁判が数多く見られますが、これはどういったケースで起こるものなのでしょうか。 また、原告の申し立てが棄却されているケースが多いことも目立ちます。原告はそれほど的外れな訴えを起こしたのでしょうか?

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  • iwashi01
  • ベストアンサー率17% (187/1051)
回答No.2

#1さんが書かれているとおり、この発明には特許権は付与できない、とする特許庁の拒絶審決に対して、そんなことはない、この発明は特許されるべきだから拒絶審決を取り消せ、ということで、特許庁と争うために起こされた裁判です。 特許できないよ、という拒絶審決をしたのは特許庁という行政庁で、そのトップは特許庁長官なので、被告は特許庁長官です。(個々の拒絶審決は、審判官が書いたものですが、そういう実務担当者個人が被告になるわけではありません) 申し立て棄却が多いのは、んー・・・そんなに驚くことかなあ。 逆に考えて、特許庁がした処分(拒絶審決)が裁判を起こせば簡単にひっくり返るようじゃ、特許庁の特許審査はいいかげんで信用できない(ほんとうは特許する価値があるのに、ばんばん拒絶にしちゃってる)ってことになってしまいますね。そうならないように、特許審査の質がある程度保たれてる、という考え方もできますね。 拒絶を多くしたって、審査官個人や特許庁には特に何のメリットもないので、あえて厳しく審査がされてると勘繰る理由もなく、特許庁が意地悪だからこのような訴訟が多いんだというようなことにはならないと思います。 ただ、特許庁はお役所ですから、仮に厳しすぎたなと思っても、自分たちの判断が間違ってましたと簡単に認めるわけにいかないので、訴えられたら戦ってくる、ということじゃないでしょうか。 裁判所もお役所仲間だから、特許庁の味方をしてるんじゃないか?と勘繰るところもあるのでしょうが、特にそんな意識は働いてないと思いますよ。 的外れな訴えをしたというか、特許権になれば独占できるんだから、少しでも可能性があるなら争ってみたいと考えてトライした結果、というのもあるのじゃないですかね。。 まあ、その価値がないものをむやみに特許にすると、他の人間が迷惑することにもなりますしね。

okdummy001
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 確かに不服申し立ての手順がありましたね。気づきませんでした。

okdummy001
質問者

補足

気になるのは相手にそこそこの規模の企業が多いというところでしょうか。個人の特許って結構すんなり公開されちゃうんですけど、企業は個人などよりもはるかに緻密に特許の内容を精査していると見込んだ場合、個人と企業で公開の難易度が変わるのかなぁなどと穿った見方をしてしまいます。 大きい企業の特許には他の特許との兼ね合いが含まれる場合法益面での影響が大きいというのは直感的にわかるので。

その他の回答 (1)

  • poolisher
  • ベストアンサー率39% (1467/3743)
回答No.1

調べた訳ではありませんので、想像の範囲ですが・・。 出願した特許が無効審決を受けた事に対しての、不服・審決取消 の申立てだと思います。 簡単にいうと、「こんなの特許にならないよ」との審決に対して 「冗談じゃない。じゃあ裁判所に聞いてみよう」という内容だと 思います。

okdummy001
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど。そのケースがありましたね。不服申し立ての手順は特許出願のフローに確かにありましたが司法に任せるとは知りませんでした。 しかしほとんど覆されていないようですねw 保安院が原発に関して開き直っているのと同じように国の決定に誤りを認めるというのはかなりレアなのかもしれません。

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