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古今集の文法解釈について

「月見れば千千にものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど」の「千千に」は、どう扱えば良いのでしょうか? 「千千」を名詞、「に」を格助詞?とすると、下の「もの」への接続は形式上納得できますが、果たして「に」は格助詞で良いのか? それとも、「千千に」を形容動詞とするのか? しかし、連用形「千千に」では、名詞「もの」に接続しない それとも、形容動詞「千千に」は、形容詞「もの悲し」に掛かっていると解釈するのか? 解らなくなってしまいました 教えてください!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.3

国語辞典では「千千に、ちぢに」で文語的 副詞となっていました。 「かなしけれ」にかかっていると思います。 この和歌の現代語訳は 「月を見ていると色々ともの悲しく感じられるのはどう云う訳であろうか。 自分ひとりにだけ訪れている秋ではあるまいに」です。 千千には形容動詞ではないと思います。副詞的用法でしょう。 千千ちぢのぢは、一つのつと同じで千個の意味で無秩序に数が多い様。いろいろ、さまざま

harumi1786
質問者

お礼

ありがとうございました 助かりました

その他の回答 (2)

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.2

広辞苑に「副詞 あれこれと。思い乱れるさま。」と載っています。古語でも同じでしょう。「悲し」にかかる、でいいと思います。 現代でも「思いは千々に乱れて…」なんて言います。

harumi1786
質問者

お礼

ありがとうございました

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.1

    多分間違いでしょうが、 1。「千々に」という言葉があると、何千もの破片になるという意味ですから、そういったことになる名詞を探します。 2。そうすると「身」がその名詞だと気づく。我が身が千々に「なる」、即ち「なる」という(いわなくても容易に補足できる、言わば限りなく透明に近い)動詞を、修飾している「千々に」は、副詞のように思われる。  みたいな気がします。

harumi1786
質問者

お礼

ありがとうございました

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