- ベストアンサー
アイビースタイルでショーツにウィングチップはあり
- アイビースタイルでショーツを穿いて素足にプレーントゥはあると思いますが、ウィングチップはアリなのでしょうか?
- バミューダショーツやチノショーツに素足にウィングチップはアリですか?外羽根式のウィングチップでもアリですか?
- アイビー、プレッピー、アメトラ的着こなしで、ショーツにローファーは定番ですよね。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
元来ウイングチップ(ブローグ)とはスコットランドのハイランダー【高地】の人達の 山歩き用にルーツがあり、昔は革なめしの技術も進んでおらず、そのため臭く、牛の 毛も付いたまま、それを飾りにしたりもして、極めてワイルドでアウトドアな靴であった のです。 穴を開けたのも水に濡れた際の乾きを少しでも早くするためで、穴の開け方 によって部族を表現するというのはもう少し後の話です。 バミューダ等の夏期・熱帯用ショーツについては、スコットランド人の男性が履く キルトにその感覚的なルーツがあり、それ故ハイソックスを合わせ、ダブルのブレザー にシャツ・タイを合わせて、プレーントウやウイングチップを合わせたドレススタイルが 認められてきてもいるのです。 外羽根の靴は軍用として発達【紐を締めたり緩めたりしやすいため】してきた歴史が あり、アフリカやインド等熱帯の国々に植民地を持っていた英国の軍隊によってショーツ とハイソックスのコンビネーションで広められもしましたが、戦闘のない、休戦中において は一部の兵士など裸足に靴、というスタイルで過ごすことも合ったようです。またグルカ 旅団のたっぷりしたカットのショーツも有名ですが、ピタピタツンツルテン田吾作スタイル が人気の今の日本ではほとんど見かけないようです。 まあ、半分はジョークとして、洗いこんだ様々な生地の長袖BDシャツの袖を巻くり上げ、 ウエリントン・フレームの眼鏡をかけ、やはりはき込んだバミューダショーツに素足で これもはき込んだ外羽根のウイングチップというスタイルについては個人的には決して しませんし、好きでもありませんが、ありえるスタイルではあります。 日本では無くなって しまいましたが、今シーズンのJ・クルーなどはそのようなスタイルをプッシュしています。 男らしい、自分で自分の運命をがっしりした靴で歩いて切り開いていく、たくましい、力強い ムードがそうしたコーディネートには感じられるのです。 但し、内羽根のウイングチップに ついてはやはりデザインと構造上完全にドレスアイテムであるので、ブレザーにタイドアップ したスタイルには有り得たとしても、そうではない、例えばバティック・プリントやマドラス・ チェックのジャケット等と合わせたり、もう少しカジュアルなコーディネート等の場合にはやはり ムードは合わない、お奨め出来ないということになるでしょうか。
その他の回答 (2)
- tutan-desu
- ベストアンサー率21% (1009/4652)
>素足にウイングチップは正直似合わないです。 なぜですか? シルエット的にでしょうか? それとも靴の目的からでしょうか? 両方ですね。やはり見た目のバランスが一番でしょう。いくら着くずしでも、突飛な格好は変ですし、オシャレではありません。アイビーというなら素足ではなくアーガイル柄のハイソックスなどを履いて、ジェントルに行くべきですし、イタリアのちょい悪路線を狙うなら、ゴツいウィングチップではなくイタリア製の細身の靴を素足に履けばバランスは良くなるでしょう。
- tutan-desu
- ベストアンサー率21% (1009/4652)
正統派のアイビーではないですね。アイビー的ファッションというなら自由な着こなしでいいでしょうが、素足にウイングチップは正直似合わないです。また写真の方、ネクタイをしているのに、ベルトがないのは変ですし、ウイングチップも黒はおかしいですね。どうしても履くならスエードの茶系とか、黒以外でしょう。普通のジャケット&パンツだったのが池とか溝にはまってしまい、濡れた靴下を脱いで、パンツの裾をまくり上げて帰ってきたって感じです。着くずすのにも「粋」だとか、バランスというものがあると思います。
お礼
回答を拝見致しまして、 参考にさせていただきました。 うれしく思っています。 ありがとうございます。 >素足にウイングチップは正直似合わないです。 なぜですか? シルエット的にでしょうか? それとも靴の目的からでしょうか?
お礼
ウイングチップ(ブローグ)のルーツまで教えていただいて、 とてもうれしいです! 回答者様はルーツ、ニュアンスをお教えくださるので、 当該靴の趣旨というものを感じることができ、 洋服の着こなしに基本が分かっての応用というものを 楽しむことができそうです。 本当にありがとうございます。