1.出来る機種と出来ない機種があります。
2.端末自身で使うパケット通信と異なる上限が設定されている場合があります。
スマートフォン自身は、3Gによる公衆WAN接続機能と、Wi-Fiによる無線LAN接続機能があるわけで、
これを応用すると、パソコンからのWi-Fiを受信し、3G通信で送信して、戻ってきたデータを再度パソコンに送ってやる、というインターネット中継機能が実現できます。
これを「テザリング」といいます。
しかし例えば、ソフトバンク iPhone では、テザリングを許可していません。
iPhoneソフトウェアの改造を行えば、テザリングアプリも使えるようになりますが、利用規約違反です。
ドコモのケータイやスマートフォンでは、「アクセスポイント機能」として用意されている場合があります。
しかし問題になるのがその時のパケット料金。
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/pake_hodai_w/about/index.html (パケホーダイ・ダブルの例)
通常ケータイでは上限4,410円、スマートフォンでは上限5,985円の所、そのようにテザリングで使った場合のパケット料金上限は10,395円になってしまいます。
あえてスピード制限をかけ、128kbps通信のアクセスポイントに接続するように設定すれば、スマートフォント同じ上限5,985円で使えますが…。
WiMAXやe-mobileのモバイルルータは、始めからその目的(テザリング)専用で作られていて、それも見込んだ料金体系(使い放題4,480円など)になっていますし、速度も速いです。
ただ、普段使いのスマートフォンを持っている場合には、+αの料金で時々テザリングで使える、ということは利点かと思います。
始めからテザリング目的でスマートフォンを買うのはあまり得策では無いような気がします…。
テザリングがメインのスマートフォンというのもあるのですが。
Pocket Wi-Fi S2
http://gpad.tv/phone/emobile-s41hw/
AndroidOSのスマートフォンをほぼテザリング専用にアプリを用意した感じなので、画面は狭いしCPU性能も低いそうなんですが(汗
少しだけスマートフォンの世界を見てみたいという向きにはいいかも。
ちなみに契約はe-mobileになるので、テザリングで使っても4~5,000円です。→http://emobile.jp/
※あと一週間後に発売予定。今市場に出てる Pocket WiFi S は旧機種なので注意!(さらに弱い)
お礼
すごく勉強になりました!