- ベストアンサー
なぜ可視光だけが光子と呼ばれたんでしょうか?
マイクロ波を光子にしたら、哲学的に不都合でもあるんでしょうか? または国語的な不都合でしょうか。 あるいは文学的な不都合でしょうか。 まさか生理的な? 困ってます (・_・)
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
全ての電磁波は光子です。別に可視光だけが光子ではありません。別な言い方をすると、マクスウェルの電磁方程式の量子化された物は波長の長さに関係なく全て光子です。 しかし、波長が長いと光子の粒子的な側面よりも波動的な側面が前面に出て来るので、粒子と呼ばない気持ちも解らない訳ではありません。しかしながら、波長が数センチあろうが数メートルあろうが、その光が原子などに吸収される場合には、一粒としてまとまって吸収されるので、何処かに常に粒子としての性質は残しています。 ただし、光子につい特別に注意すべきことは、光子を必ず「こうし」と読むことです。間違っても「みつこ」とは読まないように。確かに、時々光子さんは赤い服を着て赤外線発散の悪戯をしたり、紫色の服を着て紫外線発散の悪戯をしながら、魅惑的な放射線を発散させて、男どもに害を与えますが、それでも光子さんは電磁波や粒子ではありませんので、その辺は混乱なさらないように。
その他の回答 (1)
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
回答No.2
基本的に科学は、目に見える物、触れる物の分析から始まっています。 光が波動か粒子か、という問いは、古くからあり、目に見える事の実体としての「光子」の概念が先にあり、それが電磁場の担い手や、放射線の一種として、量子やガンマ線と波長が違うだけの同一物である事が、のちに判明したという、歴史的経緯が言葉の印象に反映しているのでしょう。
質問者
お礼
目に見える現象から始めた為に、先入化された概念が 根強く残る、歴史的経緯もあった訳ですか。 感慨深いです。やはり認識の深まりが大切なんですね。 ありがとうございました。
お礼
わかりやすい解説をいただきまして 誠に感謝いたします。 ウィキペディアを閲覧したのですが、そこまで解りやすく 解説されてはいませんでしたので、本当に困っていたところです。 恥ずかしながら、初めは「ひかりこ」だと思いましたよ。 で、後から「こうし」だと知ったんです。 光子混同ですね。