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憲法14条1項法の下の平等について

憲法14条1項(法の下の平等)が定める「合理的な差別」と「合理的でない差別」の区別基準(線引き)を教えて下さい なにが合理的で なにが合理的で無いかを知りたいです よろしくお願いします。

みんなの回答

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.1

この線引きが一番難しい問題です。 学説も多岐に別れています。 おおまかに言えば、憲法の定める価値に 照らして合理的かどうかを決める、という ことになるでしょう。 私は次のように考えています。 (橋本説に負う) 1,事実面において差異があること。   事実面において差異が無ければ、異なった扱いを   するべきではないと思われるからです。   2,事実面において差異がある場合に始めて、異なった扱いを   することが合理的かどうかを考えることになります。   一般的基準としては(1)目的の正当性(2)態様の妥当性   (3)結果の妥当性、などを総合的に考慮して合理的が否か   を決める。 3,具体例  女性専用車両を設ける法律を制定した、とします。  痴漢など男女では被害に差異がありますから(1)はクリアーです。  法律の目的は、女性の保護ですから、一応正当でしょう。  態様や結果ですが、これにより女性が保護されるという効果が出て  しかも、男が受ける不利益が大きくない、方法も一部を  専用にするだけだ、ということに  なるから(2)もクリヤーされ合理的だ、ということになります。

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