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肺結核の治療方法と気管支内視鏡検査について
- 肺結核の治療方法として、「気管支内視鏡検査」を行う必要性について悩んでいる方がいます。
- 結核の治療は薬物療法が主流であり、気管支内視鏡検査は必ずしも必要ではありません。
- 薬物治療を開始し、必要に応じて気管支内視鏡検査を行う選択肢もあります。
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検査検査で大変お困りのようですね。 最近の病院の先生方は、何かと検査をたくさんしたがるようになりました。たくさん検査を行ってお金を儲けようという意図があるなら、それならそれでそんな先生あるいは病院なんだとあきらめもつきますが、多くの先生方は何も考えずに、ただやれる検査はみんなやっっておきましょうか、くらいにしかとらえていません。患者が苦しいかどうかなんて、あまり心配してくれる先生は大分少なくなりました。 ご相談者の場合、胃液検査ではっきり結核菌が証明され、胸部レントゲン写真の影と併せて、肺結核と確定診断されているのですから、ご指摘の通り、気管支鏡検査をさらに行う必要性は全くありません。苦痛を伴わない検査ならともかく、必要性がないのに胃カメラよりも苦しい気管支鏡検査を安易に勧められるのは困ったものですね。 担当医の先生には、「肺結核と分かったのですから、治療を開始してください。気管支鏡検査は受けたくありません。」と率直に伝えてもらえればよいと思います。どうしても検査をといわれるようなら、なぜその検査が必要なのか、検査によってその後の治療に何か違いが生じるのか、といった点についてはっきり説明してもらってください。はっきりとした物言いで話されることが、ちゃんとした診療を受けるコツですので遠慮はいりませんよ。そこで嫌な顔をするような先生なら、その後の治療も当てになりませんから、(今後何か月も治療を受けることになりますので)別の医師に代わってもらった方が賢明です。へんな遠慮で損をするのはいつも患者の方ですから、お気を付けください。 なお、現在結核の治療薬は大変進歩していて、初めて治療される方でしたら、ほぼ100%治ります。但し、症状があまりない場合は特に要注意ですが、治療期間の間、絶対に薬を飲むのをさぼらないでください。中断してしまうと、結核菌が薬に対して抵抗力を獲得し、難治性の結核菌になってしまうからです。その点だけは、くれぐれもご注意を。 何か月もの通院治療となりますので大変だと思いますが、頑張ってくださいね、お大事に。
お礼
ここまでご丁寧かつ詳細な回答をいただき、本当にありがとうございます。 特に、「なぜその検査が必要なのか、検査によってその後の治療に何か違いが生じるのか」を問うポイントとしてご教授いただいたことに関して頭があがりません。(胃液検査ではっきり結核菌が証明…これは胃液ではなく血液検査ですが汗) いままで就職活動・卒業論文・バイト(塾講師なので生徒が心配)・親戚友人など今回の一件で多数の関係者に迷惑をかけ、気が滅入っておりました。こうしたアドバイス・励ましは本当に嬉しいです。 ありがとうございました。