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高圧受電設備について

高圧受電設備の避雷器(LA)についてですが、引込柱にLAを取りつけますが、 引込柱から受電設備までのケーブルが長いとLAの保護効果が受電設備に 及ばない場合もあり、受電設備側にもLAが必要になる、と聞きました。 どの程度の距離以上あれば、設ける必要があるのか文献など調べていますが 良くわかりません。どなたかご存じの方いらっしゃいましたらご教示お願い致します。

みんなの回答

  • kaeru0
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.2

実際の配電において、実験室の様な条件はないため一概に言えません。ですから各種文献にも具体的な数値記載はありません。 架空地線がある場合、概ね200m毎に1個、LAを入れる必要があります。ない場合にはいわゆるバリア効果が得られないことから、これより短こう長でも入れておくべきです。ご質問では、引込柱からということですから、ほとんどの場合、架空地線を設けることはできません。そうするとやはり入れておくべきです。 ずいぶん前から、各電気保安協会などが引込長云々によらず、キュービクルへのLA取り付けを勧めているのはそのためです。私自身の経験でも、わずか20mの引き込みでも需要家のトランスが丸焼けになったことがあります。 本当の意味での費用対効果を考えることが雷対策では重要なことです。トランスを丸焼きにしてしまったら、LAをケチっても何の意味もありません。

  • EleMech
  • ベストアンサー率52% (393/748)
回答No.1

引込ケーブルの長短で、避雷器の効力が変化する事は無いと思います。 避雷器は、雷電の高電圧を内部で放電させる事により地絡電流を押さえ、大地に流す役目を持っています。 例え、引込ケーブルが長くても静電容量がわずかに増えるだけなので、それによって避雷器の効力が変わる事はほとんど無いと思います。 多分聞かれた話しは、引込ケーブルの長短で地絡継電器の動作に影響が出る事と、勘違いされているのではないでしょうか。 それは、引込ケーブルが長くなり静電容量が増えると、他の需要家の地絡を謝って検知してしまう可能性が増えるというものです。 その為、地絡が検地される方向を特定した、地絡方向継電器を使用する必要が出てきます。

参考URL:
http://www.jeea.or.jp/course/contents/08304/

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