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太地町のイルカ漁問題に関する要約文とタイトル
- 太地町のイルカ漁問題とは?地元民とシーシェパードの対立
- なぜ太地町のイルカ漁問題は解決困難なのか?論理の対立
- 太地町のイルカ漁問題を解決するためのアプローチは?
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>これを感情的な次元ではなく、論理的に解決の方向性があると言う方の意見をお聞きしたい まず、シーシェパードの面々が行っている行為そのものに「正当性がない」ことが重要である。 日本で長年はぐくまれてきた、食文化や生活というものをまったく考慮せず、挙句の果てに他国で行われている同等の漁は一切無視し、「日本の」特定の漁にだけ文句をつけているわけである。もうこの時点で、彼らの行為が、自分たちの意見と相容れない、「東洋人/JAP」を痛めつけてやろうという魂胆が見え見えである。 ご承知のように、いまだに白人社会の中には、「有色人種」を忌み嫌う文化が根強く残っている。また、環境保護団体といえば聞こえはいいが、結局彼らの資金の出所は、有志による寄付である。「寄付してもらえるような」センセーショナルな映像や事実がのどから手が出るほどほしいから、危険を冒してまでも映像に残そうとするのである。 彼らのやり方は、完全に威力業務妨害であり、また、許可なく撮影し、漁民の方々のプライバシーを蹂躙している。これが「環境保護団体」のやり口である。そして、「ザ・コーヴ」が変にアカデミー賞を取ってしまったことで彼らに力を与えてしまった。寄付も相当数に上ったであろう。その結果が、彼らの横暴を追認していることにもつながっているのである。 不思議なことに日本国民を守るはずの警察等は一切出てきていないように見受けられる。もちろん、政府も話題に一切しない。別に悪いことをしていないのだから摘発できない、というのがあるから、また、彼らも、国際問題化は日本はしないだろうと高をくくっているから、やりたい放題なのだろう。 解決の方法はただひとつ。国民に危害を与えかねない「ストーカー」として彼らを処分すればいいのである。つまり、恋愛感情のもつれで起こるストーカー以外にも、付きまとってくる不穏な輩をも対象にすれば、彼らを司法的に排除できるのではないだろうか?そして、二度と入国できないようにする(日本の入国管理局は優秀なはずなので、彼らの目的等を見破るのはわけないと思う)。そうすると、おそらく彼らはなんとしてでも入国して、妨害活動を続けようとするだろうから、それをしらみつぶしにつぶしていく。 もっとも、この手の団体は、法律関係に異常なほど詳しく(左翼的といわれるゆえん)、法を犯してまでの抗議活動はよほどのことがない限り行わない(グリーンピースが鯨肉の輸送途中に配送業者の倉庫から奪うというような行為を自分たちは摘発と強弁しているが世間一般常識からすれば十分な窃盗であり、この部分で言えば勇み足ではあった)。つまり、取り締まろうとすると、その行為はさらに陰湿化し、表に出なくなる可能性もある。 もちろん、彼らの無茶苦茶な行動に屈する必要はないが、なぜ彼らが執拗に付きまとうのか、を理論だてて説明できれば、そこに解決の糸口がつかめると思う。ずばり、資金源を断てば、そして彼らの横暴がいかに論理的に破綻しているかを論破できれば存在意義がなくなり、消えていくはずである。 他国の文化が理解できない連中に環境保護を語ってほしくないし、動物に優劣/賢愚の区切りをつけることが人間の傲慢であるということに気付いていない彼らこそ、むしろ糾弾されてしかるべきだと思う。彼らの言う環境保護は、一種の人種差別も内包されていることを主張すれば、支持層に変化が現れる可能性もあるだろう。
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- Broner
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この問題は、タブーの問題だと思います。 アラブ人は、豚を敬い、食べない。 インドのヒンズー教徒は、牛を敬い、食べない。 日本人は、犬、猫を、愛玩し、食べない。 欧米人は、犬、猫、鯨を、愛玩し、食べない。 この様に、日本人も、韓国人が犬を、食べるのを、嫌がり、気持ち悪がり、怒ったりする。 欧米人にとって、鯨は、海上の犬のような存在で、愛すべきもので、食するなんて考えられない存在である。 しかるに、国際的な会議で、鯨を保護することが、全員一致でなく、多数決で決められた。 決められたからには、日本は守らざるを得ない。国際社会の常識である。 日本には、調査捕鯨しか許されていない。食すべきではない。 これは丁度、韓国人が、犬を食べているのを、日本人が嫌がるのと似ている。 犬を食う、韓国人に腹を立てる日本人に似ている。 欧米人は、白人以外、未開の人種と思っているので、悪い呪い師に騙されて、不幸な生活をしているので、教育して正して、幸せにしてやる存在だと思っている。 まあ、日本にも、三種の神器に騙された、呪い師に惑わされて、戦争に負けた歴史があるので、未開人ではないと、強く主張できない、そう言う引け目もあるので、教育を受ける立場をわきまえるしかないと思う。 この状況から脱するには、国民が、国際性を持つこと、英語が話せるように努力しない限り、何時までも、未開人扱いされるでしょう。この事が、努力することが重要であると思う。
- key00001
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根底に、アングロサクソンの優越感や選民意識が有りますね。 彼らは「自分達の価値観が正しい」のです。 日本人からすれば、確かに「お前らこそ、ブタを丸焼きにして喜んでる様な、野蛮な民族だろ~が!」と言いたくなりますね。 しかしアングロサクソンにとっての豚は、「神が与えてくれた糧」であり、彼らが食さない動物は「地球の仲間」「神の加護を受けるべき生物」と言う、甚だご都合主義です。 他の回答者様も書かれてるし、質問者様も「異文化」と書かれてますが、この部分で歩み寄れる余地は無いと言わざるを得ません。 ただ、もっと単純な話しではないかな? この問題の本質は、「シーシェパードの情報戦略・イメージ戦略が、捕鯨国側や当事者を上回っていた(過去形)」と言う点に帰結すると思いますよ。 捕鯨国側のリーダー格である日本も、その情報戦争に、遅ればせながら参加・対抗したのが、NHKスペシャルでしょう。 NHKの独断では無く、恐らくウラで政府が何らか噛んでると思います。 NHKは世界中に配信されますからね。 政治的にタッチーな部分があるので、一存では無いでしょうし、逆に世界に配信されるから、むしろ反捕鯨国側にも配慮した、大人しめの内容かと思います。 一昔前は有識層でも、結構シーシェパードに騙されてましたが、今はもう落ち目で、一頃の勢いは有りません。 現在のシーシェパードは、少なくとも有識層や国家レベルにおいては、環境保護を営利利用したビジネスモデルとして解釈されてるし、設立者のポール・ワトソンは国際指名手配犯だし、団体のカルト性や虚偽については、主要メンバーなどが造反・脱会し、内部告発もされてます。 シーシェパード側が支持者と主張する団体や個人も、口をつぐむ例も多い。 「そろそろ反撃の潮目?」「シーシェパードの悪口を言っても怒られない?」って言う時期ではないでしょうか? 震災で、日本贔屓も増えてますから、結果的には、絶妙のタイミングになったかも知れません。 「無知」と言うのは、シーシェパードでは無く、シーシェパードの支援者,支持者でしょう。 シーシェバード自身が無知に見える部分は、小学生でも理解出来るコトを、敢えて理解しないと言う、「無知なフリ」で、強いて言えば「稚拙な狡猾さ」です。 彼らは環境保護団体では無く、ソレを営利にしているパフォーマー(芸人)だから。 その芸風も、かなり飽きられてきたと思いますヨ。 ただ、一発屋芸人が、起死回生でどんなコトをやってくるかは、要注意では有ります。 日本も水産庁とか漁業団体が金を出して、シーシェパードのダーティーな部分や茶番を暴いた「裏コーブ」でも製作すりゃいいですね。
- maanantoka
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信者に向かって理屈で説明しても意味はなく無駄です。信じ込んでしまった人は感情で信じているのであって論理ではありません。キリストもマホメットも釈迦もそうした人達は相手にしてはいけないと言っています。しかし信者も数が増えれば政治勢力となりますから、そうしたときに執るべき態度は決まっています。毅然とした態度をどこまでも貫くことです。我々に引け目はないのですから、町の人が迷惑を受けているのなら警察に訴え、警察は遠慮などせず軽犯罪で捕まえ、始末書をとればよいのです。始末書を書かなければ本国に送還し、二度と入国できないようにしておけばよいだけのことです。それを外交問題のように扱うからおかしくなるのです。
お礼
御意見、ありがとうございます。 ご指摘はよく分かるのですが、今もって容易に解決しない背景があります。 事は簡単ではないようです。 以下のようなURLがありました。事情が分かるかと思います。 http://www.pickandbuzz.com/?p=3928
- hekiyu
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鯨が知的、てのは根拠が無いです。 何をもって知的とするのか、不明です。 脳の体重比をいえば、鯨は犬や豚よりも 劣るという指摘もあります。 それに、知的だから殺すな、てのは知的で なければ殺してもよい、ということですが、 これは白人が、黒人を殺戮、奴隷化した 理屈でもあります。 少し嫌な感じがします。 そして、鯨が資源問題化したのは、欧米諸国が 乱獲したからです。 彼らは、そういうことには全く触れようとしません。 彼ら、キリスト教文明圏の人間は、いわゆる普遍主義 に立っております。これはキリスト教が、全人類の為の 宗教である、という建前に起因します。 平たく言えば、彼らは、自分たちの価値観が正しく そうでないものは間違っている、と信じているのです。 背後には、牛肉輸出を増やしたい、という政治的意図も あるのでしょう。 つまり、話し合いでの解決はあまり期待できない と思います。
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
貴重な意見、ありがとうございました。 私がこの番組を見て感じたのは、「非常にやっかいな問題」だと言うことです。 理由は異文化での価値観の相違が根底にあるからです。宗教戦争しかり、民族紛争しかり、人間の価値観に起因するものは、まさに歴史が教えているように分かり合えない深い溝が残ることが実に多い。 人は幼少期から段々と考え方が形成されていくが、根底の価値観というものは、家庭環境などから深く心に擦り込まれていくものである。それだけに本質的で、ある意味、生き方の原点になっている。太地町とシーシェパードで討論会が一度、開催されたようだが、簡単に分かり合えるとは思えない。 もし、解決策があるとすれば、以下のような視点が必要ではないかと思う。 (1) シーシェパードの行動は、ご指摘のように国内法では「威力業務妨害」に当たるものである。番組では漁師の車を何人もビデオを回しながら取り囲み、怒ってくるのを持ち受けている。ここは日本国である。日本人の生活権、主権はいったいどうなっているのか。警察が手をこまねいて無力だから、問題が継続化しているのである。太地町の漁民に、解決策を迫るのは酷であろう。 (2)国、県が積極的に海外の活動家に対し、啓蒙活動や積極的な対応策をとらないから、ここまで問題が長引いて泥沼化しているのである。政府が日本文化、食文化というものの重要性をいろんな機会を作って説明してこなかった責任は重い。 多くの人がこの問題の根元について、考えて欲しいと思います。