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宇宙の果てにはなにかある？？
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aojiyさん、こんにちは。私は素人なのですが、若干書かせて頂きます。基本に戻って考えてみましょう。まず一般相対性理論が正しいと仮定します。次ぎに宇宙原理というものを仮定します。これは宇宙は一様で特別な場所や方向はないという仮定です。すると時空内の2点間の距離はロバートソン・ウォルカー計量というもので表わせます。これにアインシュタインの重力場の方程式を適用すると時間と空間が存在する全領域で２点間の距離が広がっていくことになります。これが宇宙の膨張です。宇宙とは時間と空間の全体ですから「宇宙の外」はないのです。真空すらもないのです。「宇宙の外」という概念自体がないと言っても良いと思います。「宇宙の外」は未知の領域ではなく、考える必要のない部分とみなされていると思います。宇宙の膨張はよく風船にたとえられます。風船には穴があいていて穴が縮むことで表面が大きくなるわけではありません。それと同じで宇宙が膨張しているからまだ広がってないこれから宇宙が広がっていく部分があるはずということにはならないのです。ではある方向にずっとまっすぐ行くとどうなるのでしょうか。もし宇宙が無限ならばどこまで行っても果てはありません。でも実は宇宙が有限でも宇宙の外へは行けないのです。これは地球が有限だが端はないのと似ています。空間が閉じている場合はまっすぐ進んだつもりでも元の所に戻って来てしまうのです。 別の可能性として宇宙がより高次元の多様体に埋め込まれていると考えることもできます。これについてはカルツア・クライン理論というものがあります。これによると時空は10次元か11次元だかでそのうち4次元だけが見える様になっているというのです。これが正しければ10か11から4を引いた6次元か7次元の空間が宇宙の外と考えることもできます。
その他の回答 (6)
- tkr1977
- ベストアンサー率20% (80/395)
こんばんわ。 今までの話に水を注してしまうかもしれないのですが、「宇宙は無限の空間ではない可能性がある」と言う趣旨の論文が10月8日付の科学誌ネイチャーに掲載されたそうです。 どのような理屈かは分かりませんが、参考になればと思って書かさせてもらいました。
- bttf2003
- ベストアンサー率37% (230/614)
＞宇宙が広がっていく部分には一体なにがあるのでしょうか・・・・？。そこには時間の流れがあるのでしょうか・・？。 広い意味の天文学（宇宙論、宇宙物理学などを含む）では、宇宙が広がっていく部分には「何も無い」というのが答えです。 なぜなら、何も無いと考えてもおかしな観測データは、現時点では出てきていないからです。
- ideaism
- ベストアンサー率27% (12/44)
再び＃２です。 宇宙の果ては『無』だとする説があるので、私も疑問に思い、『無』に関して質問してみました。 参考URL http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=675212 も見てみてください。 まだ、結論は出てませんが・・・
お礼
なるほど。ちょっとフクザツになってきましたね。無って概念は、宗教、哲学、そして学問。人があって、考える事で生まれる独特の概念ですよねー。 もしも宇宙が広がってて、その外側にいる事ができたらそれはどんな状態なのかなー。と考えていました。「なにもない空間」をイメージ（空っぽの部屋や、入れ物のように）してましたが。 そして何もないからこそ全てのものにつながっていくとも思えます。 そんな風に思うと、自分も地球もちいさな存在（塵のように）で自分が生きてる時間も存在しないに等しいものなのねー。とまた哲学的？な考え方にたどりつきます。。んー。深い。ありがとうございました。
質問の資質が違いますが、↓の過去ログも見て下さい。
お礼
これは名回答ですね。（笑）私もいつか結婚して子供ができて、聞かれたらこう言う答えをしたいです。ありがとうございましたー。
- ideaism
- ベストアンサー率27% (12/44)
幸か不幸か、現代の物理学では解明されておりません。 もちろん、いろいろな仮説はあるでしょうが・・・ もし、それがわかって、専門家も納得するような説明ができたらノーベル賞ではないでしょうか？ 実は、現代物理学といえど、わかっていないことはたーくさんあります。 未知なことが多いことも、私が物理が好きな一因です。
- tarotokyojp
- ベストアンサー率22% (35/155)
宇宙は拡大しているということですが、均等な等速での膨張でなく、膨張が加速しているらしいということなのです。 そのゆく先には、宇宙は蒸発してしまうとか、エネルギーと真空のみで時間は存在するが計測する意味を持たない世界が待っているというようなことを聞きました。我々のいる宇宙の他にも同様の宇宙が複数、別の場所に泡のように生まれたり消えたりしているという考えがあるそうです。ですから、宇宙の生成する前や宇宙の外側の様子は興味ありますが、想像することすら出来ません。
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