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宇宙服内の環境について
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そうです。 宇宙服内は0.3気圧程度に保たれています。 これは宇宙服が気圧差で膨らんで作業の妨げになるためです。 極力宇宙空間との気圧差が小さくなるように減圧されています。 ただ、酸素比率はその気圧でも呼吸が出来るレベルまで高めてありますが…。 また宇宙服を着て船外作業に出るまでに徐々に低圧にならす「プリブリーズ」という作業が必要です。 シャトルの時はこれに12時間以上要したそうです。 今は運動しながら徐々に気圧を下げるなどして短縮化が可能となり2時間ちょっとで対応できるようです。 急に減圧してしまえば血液中の空気が気泡になって血液の流れを妨げて「減圧症」を起こし最悪は気を失います。 潜水を行う人がゆっくりと上昇するのも減圧症を防ぐためです。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2013/7511)
昔、ソ連の宇宙飛行士が初めて船外作業をおこなった時は、宇宙服に生命維持装置を取り付けられなかったので、エアーチューブを繋いで宇宙船内の空気を送っていたのですが、気圧が高過ぎて、宇宙服の指が曲がらないとか、色々と不都合が多くて、それが問題になり、減圧することになったようです。 米国の宇宙船は最初から減圧した空気を使っていましたが、これは宇宙船の打ち上げ重量が小さいので、構造材を軽量化しなければならず、船体強度を落とした為に1気圧に耐えられず、減圧することになったようです。 減圧すると酸素の含有量が落ちるので、酸素濃度が高い空気を使わなければならず、時間をかけて宇宙飛行士の身体を慣らす必要があります。 宇宙船内は地球と同じ環境にはなりません。埃や水滴が空気中に漂う環境ですし、水虫が肺の中に入って病気にかかったり、地球上では考えられない現象が起こる場所です。 漫画の話はあまり信じない方が良いですね。実際の宇宙飛行は頭から足まで同じ血圧になるなど、循環器系に与える影響が大きくて、決して快適な環境では無いようです。
- ubku
- ベストアンサー率37% (227/608)
1気圧のままだと宇宙服が膨らんでしまって作業がしにくくなるので減圧します。
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