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デジタルカメラと撮像素子の大きさついて
- デジタル時代になって、一眼レフの主流はAPS-C(フィルムのハーフサイズ)、コンパクトカメラにいたっては、5mm四方ともいえる小さい撮像素子になってしまいました。
- 撮像素子が小さいことによるデメリットに何故多くの人が気づかないのでしょうか?
- 写真表現が絵画と違うところのひとつにボケがあると考えていますが、5mm四方にも満たない撮像素子では、ボケ表現もかないません。また、焦点距離の短いレンズを使うため、パースペクティブ(遠近感)が異様に強調され、被写体のプロポーションが崩れます。
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> 勉強不足ではありませんか?撮像素子が小さいと言うことは、標準となる画角の焦点距離が短くなります。たとえば、1/2.33型の素子では、素子の対角の長さは7.7mmになります。そうすると、標準45°の画角のレンズは、7.7mmになりますね。 いいえ、対角長と同じ焦点距離レンズの対角画角は、正接(タンジェント/tangent)で計算すると約53°になります。 > 7.7mmもの広角レンズで遠近感の誇張が起こらないわけはないでしょう。被写体と、ほんの数メートル後ろにある別のものの距離感は、当然目視によるものよりも距離が離れて写りますよね。これが、「遠近感(パースペクティブ)が強調される。」以外の何とお考えですか? 焦点距離も画角にも関係なく、前後の位置関係にあるものは、撮影距離の比が実像の大きさの比になります。 例えば、同じ長さの棒を、撮影距離が1mと2mの位置に置くと、写る大きさは、後方の棒は手前の棒の半分になります。 では、何故、画角が広いとパースペクティブ(遠近感)が誇張されるか? それは、手前の棒を大きく写すため、手前に寄るからです。 例えば、50cm前に寄ったとします。そうすると、手前の棒までの撮影距離は0.5m、後方の棒までの撮影距離は1.5と言う位置関係になります。 どうでしょうか? 写る大きさは、後方の棒は手前の棒の3分の1ですね。 要するに、フォーマットサイズで左右される焦点距離は、無関係。 あくまで、画角がパースペクティブを左右すると言う事です。 >画素競争に大衆の興味をひかせて、撮像素子サイズというハンデについて特に知らせることも無く、多くの人を狭い世界に追いやったメーカーに少々苛立ちを感じています。 工業製品は、すべからくそう言えます。 方や、それを便利と感じて、求めるユーザーが多くいます。 再度言いますが、カメラは一部の人にのみあるのではありません。 その為に、多様なカメラが販売されているのです。 どのクラスのカメラを求めるかは、消費者の自由。 消費者が求めないものは、自然淘汰されます。 工業製品とは、そう言うものではないでしょうか?
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- ayacbm
- ベストアンサー率21% (40/182)
>撮像素子が小さいことによるデメリットに何故多くの人が気づかないのでしょうか? 小さい撮像素子は、ある人にとってはデメリットでも、ある人にとってはメリットです。 被写体まで1~2cmまで寄れて被写体のほとんどにピンがきている写真は、 36×24や6×6、6×7のフォーマットのカメラではそう簡単には写せないでしょう。 接写する人にとっては、それこそ待っていたカメラで、 大きなメリットです。
お礼
近づいてはっきりと撮影するにはむしろ向るんですね。 回答ありがとうございました。
デメリットについてはおっしゃる通りで依存は有りません ただすべてのユーザーがそれもを止めている訳では有りません 撮像素子が小さい理由はただ一つ価格です すべてのカメラが35mmフルサイズの撮像素子になり価格もコンパクトカメラで数十万になったら売れないでしょう 写ルンですでも良かった人はそんな物求めていませんからね
お礼
確かにフルサイズCCD高いですよね。 でも、フィルムに戻ってもフルサイズ買うと思えば安いと思っています。 フィルムユーザーも増えるといいのすが。 回答ありがとうございます。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
ご質問者は多分高品質の写真を追及されてるのでしょうが、デジカメの売り上げの多くはそのような目的ではなくて、とにかく写真が取れれば良いという需要です。 その需要には、今のサイズでなんら不足はないと思います。 撮った写真の鑑賞は、パソコン画面やサービスサイズのプリントでしょう。 その目的に35mmフルサイズなどの高価な製品が必要とは思いません。 >焦点距離の短いレンズを使うため といいますが、画面サイズにあった焦点距離を使う限りは画角は一定ですから、撮像素子の大小とパースペクティブは関係ありません。サイズにあった焦点のレンズを使えばよいだけです。 ほとんどの安いデジカメでもズームが付いていますから長めの焦点ならばこれも問題ないと思います。 もっとも安価なデジカメはレンズもそれなりですから、大型の高価なカメラと比較するのが無意味という気もします。 一般的な目的にはご質問者が考えるデメリットは大して問題ではなく、それよりもポケットに入る軽量小型、かつ安価という大きいメリットもあります。 失礼ながら、ご質問の趣旨は一方的な観点のような気がします。つまり悪いところばかりを過大に言って、よいところは無視しているという意味です。
補足
>撮像素子の大小とパースペクティブは関係ありません。 勉強不足ではありませんか?撮像素子が小さいと言うことは、標準となる画角の焦点距離が短くなります。たとえば、1/2.33型の素子では、素子の対角の長さは7.7mmになります。そうすると、標準45°の画角のレンズは、7.7mmになりますね。 7.7mmもの広角レンズで遠近感の誇張が起こらないわけはないでしょう。被写体と、ほんの数メートル後ろにある別のものの距離感は、当然目視によるものよりも距離が離れて写りますよね。これが、「遠近感(パースペクティブ)が強調される。」以外の何とお考えですか? 一方的な観点は、よく理解しています。 画素競争に大衆の興味をひかせて、撮像素子サイズというハンデについて特に知らせることも無く、多くの人を狭い世界に追いやったメーカーに少々苛立ちを感じています。 一方、フィルム時代の写真人口に比較し、デジタルになって写真人口が増えたことも事実で、これは、評価に値します。 しかし。最終的な結末は、価格競争のるつぼに巻き込まれ、収益を得るにも苦労しているのが実態でしょう。 私は、フルサイズフォーマットのデジタルを進めているわけではありません。何故に、こうも早く、フォーマットの大きかったフィルムが、捨てられたのか憂いているだけです。
- misawajp
- ベストアンサー率24% (918/3743)
悪貨が良貨を駆逐する 鳥亡き里の蝙蝠 状態だからです、本物を知らない人は、まがい物との違いを見分けられません これはディジカメに限ったことではありません 身の回りのほとんど全てに当てはまります(人物も含めて)
お礼
経済性、効率がすべてに優先される。 世知辛い世の中です。 回答ありがとうございます。 PS:漢字は、からきし駄目です。コウモリ読めませんでした。
- demio
- ベストアンサー率13% (200/1473)
フィルムカメラ時代でも6x6や6x7が同じ画角でも焦点距離が長くなるので写りが違うのをフィルムが大きいからとかレンズが良いからと思っている人がいましたから、35mmフィルムを使っていてもきちんと理解して見分けられるひとはあまり居なかったとおもいます
お礼
回答ありがとうございます。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
写歴40年、色々なフォーマットのフィルムを使ってきましたが、基本は35mm判。 デジタルに変えても、基本は35mm判(EOS5D・5DM2)です。 何故なら、銀塩時代に体で覚えた、焦点距離に対するパースペクティブ・絞りと被写界深度の関係が保てるからです。 これが、APS-Cセンサーでは、35mm判画角と被写界深度換算の絞り値に置き換えるのが面倒と言うか直感的ではありません。 被写体と対峙した時、何mmで写そうか絞りやシャッタースピードはと考えます。24mmなら、こんな表現が面白いとか、圧縮効果を狙って100mmで行こうかと思考する過程でテンションも上がります。 ちなみに、私が好むのは、17・24・35・100・200mm辺りですね。 その点、コンパクトデジの電動ズームは何mmで写しているのか分かりません。ステップズームが利くカメラもありますが、それでも画角に対するパースの意識は希薄になります。 液晶モニターによるライブビューでは、ファインダーの中で構図を考え作画するなんて芸当も不可能です。 ですから、銀塩歴の長い人は、とっくにコンパクトデジのデメリットに気付いている筈。 とは言え、写真人口が増えれば、そんな難しい事はゴメン。簡単に綺麗に撮れれば満足と言う人も多いのではないのでしょうか? どのような分野でも、裾野が広がると言う事は、そう言う事だと思います。
お礼
とかく、世の中は、経済性、効率が一番のようです。 写真を撮るなら、安くてお金がかからないほうがいい。 車なら、たくさん乗れて、荷物もたくさん載る車。 車にも、他の楽しみもあったはずなんですけどね。 趣味に、お金をかけられるのは、贅沢なんですね。 回答ありがとうございます。
- demio
- ベストアンサー率13% (200/1473)
フィルムカメラでもハーフサイズやポケットフィルムカメラも有りコダックディスクカメラもありました、大きい方ではブローニーもあり、基本を理解しているひとは解っていたはずです、 解っている人はボケだけが写真表現とは考えずにそれなりに撮影すると思いますが小さいカメラを使うひとは写ればそれで良いと思っている人が多いので昔から問題にもならなかったと思います ハーフサイズのオリンパスペンは固定焦点でピンとあわせをしなくても写りましたからこれがメリットでしょうね デジタルのコンパクトカメラでピント精度がどうこうの話がよくでますが、ハーフサイズでも無限と中間、近くの三段階あれば充分なのに、無駄な話だと私は思っています 今のデジカメでのメリットはコストとカメラが小さく出来ることが一番でしょう
お礼
ボケだけが写真じゃないですよね。 PENを今でも使っています。 トローンとした写りが、今っぽくなくて好きです。 そういう、余裕が今の社会にもほしいものです。 回答ありがとうございました・
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3223/6313)
>撮像素子が小さいことによるデメリットに何故多くの人が気づかないのでしょうか? 撮像素子が小さいことによるメリットの方が多いからです。 普通の人は、そこそこピントがあってLサイズで被写体の顔がわかればOKです。 記念写真なのでボケなどは関係ありません。逆にパンフォーカスの方がいいんです。 撮像素子が大きくなれば、歩留まりが落ちてコストがかかります。 撮像素子が大きいとレンズも大きくしなければなりませんので、携帯性が落ちます。 普通の人は、それなりに撮影できてコンパクトで安価な方がいいのです。 フィルムしか無かった時代でも、レンズ付きフィルムで十分だった人も多かったでしょ。 普通の人は、その程度です。 ボケなどが必要な人は、高価なフルサイズの撮像素子を使ったカメラを使えばいいのです。 でも、一般人は必要ありません。
お礼
小さいことは確かにいいことなのでしょう。 でも、私は、4×5をがんばって使おうと思います。 回答ありがとうございました。
- coxym
- ベストアンサー率25% (192/764)
5年前にMF銀塩から、デジタル(APS-C)にシステムを完全移行シタ際に、ボケはさほど感じませんでした(撮り方で)が、画角に違和感がアリました。ただ、当時手持ちのAFデジタル対応レンズが2本しかなく、ソノ単焦点(50mm/F1.4)・広角ズーム(12_24mm/F4)で撮影を重ねるうちに、カラダが画角を覚えるので、今はホトンド違和感は感じません。 ソレより、歪曲/色収差等、カメラ内画像エンジン・raw現像・レタッチで、自分の撮影シタ画像をコントロールできる、高感度画質がよくなったなどの、メリットの方が大きいか?!と思いマスよ。 >撮像素子が小さいことによるデメリットに何故多くの人が気づかないのでしょうか? 昔からのカメラファンは分かってルし、フルサイズ機を欲しいと思ってル方は、多い!と思いマスが、フルサイズ機最大のネックは、ボディ・レンズ等が高価になる、ボディがデカく重くなるコト! 現在、個人的には、APS-Cデジ一ボディ3台・新旧レンズ9本・スピードライト4台etc.所有。オールドレンズも使えるAPS-Cデジ一で、さほど不便は感じません。が、価格が同じ位になれば、一度は、フルサイズ機を所有したいと思いマス (~~ヾ 逆に、デジタルでカメラを始めた方は、全く違和感はナイと、思いマス。 気づかないのではナク、私のように「慣れと工夫でほぼOK?!と、思おうとシテる」でも、機会がアレばフルサイズ機を所有したい?!と思ってル方が多いのかな?と思いマス。
お礼
回答ありがとうございます。 ボケなければ、近づけばいいじゃんという感じでしょうか・・・ ようは、慣れですかね。 使いこなしが大事なのでしょう。
フィルム時代から写真をやってる人は気が付いてるでしょう。 撮った写真を良くチェックしてる人も気付いているでしょう。 写真で表現したい人も気付いているでしょう。 気付いていないのは、単に写っていればいい人くらい? ま、素子が小さいと言う事は超望遠レンズが安く手に入ったり、逆に画角なら焦点距離が短くなるので、パンフォーカス撮影などでは便利では?
お礼
回答ありがとうございます。 単に写っていればいい人が多いのですね。 でも、最近流行りの「ゆるかわ」写真のポワーンとした感じ撮りたくてカメラを買おうと思った人たちは、ちゃんと目的の撮影が出来るカメラを手にしているのでしょうか? チョッと心配になっちゃいます。
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お礼
大変、失礼な物言いで申し訳ありませんでした。反省しております。 しかし、そのかいあって、新しい知識を身に付けることが出来ました。 ありがとうございます。 実際に試してみました。 20mmと40mmで同じ距離の被写体を撮影し、20mmで撮影したものを、40mmで撮影したものと同じサイズになるまで拡大すると、おっしゃる通り、遠近感はどちらも同じであることを確認しました。 遠近感の誇張は、焦点距離が作り出すものではなく、画角が生み出すものだと言うことを改めて知りました。 つまり、小さい撮像素子も、ボケに関しては大きい撮像素子に及ばないものの、遠近感の誇張はなく、近づいてはっきりと撮影するにはむしろ向いていることを理解することが出来ました。 本当に、ありがとうございます。