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美術的芸術的才能とは?
自分はカメラは上手いと言われ(フォトコン複数入選)ますが、絵はまったく書けません。 立体的な絵すら書けません。 学生の時の成績も美術は1でした。技術も1でした。 しかしカメラを初めて3ヶ月足らずでフォトコンテストに入選しました。 全て風景の写真で。 しかし風景の絵を書けといわれても無理です。 カメラと絵はまったく関係ないのでしょうか? 絵が上手くてもカメラは全く駄目だという人もいるのでしょうか?
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これのポイントは3カ月と云うところだと思います。カメラは最初が一番いい写真が撮れます。それは自分の頭に描いている理想の写真(雑誌などで見た)がストックとしてイメージされていて、無意識にそれを探してシャッターを押しているからです。絵と違ってシャッターを押せば写りますので、プロの写真と素人の写真を区別するのは難しい。 2年ぐらい撮ると被写体もマンネリして来ます。さらに構図もマンネリして来ます。この時に個性が出せるか出せないかで本来の才能が発揮されるのです。 これは音楽にも言えること。誰でも三曲ぐらいは作れると云われてます。でも継続するのは難しい。最近は鼻歌でも立派に記録出来ますので楽に音楽が作れます。誰でもCDが出せる時代ですね。 感情の高まりを表現するには簡単な方が素人には楽。でも絵を書いたり、音楽を譜面で書きとめると云うのは感情を長いこと維持する事、筆や絵具の特質も考えたり、色んな楽器が同時に鳴った時の音圧や色彩を想像して、丹念に作り上げる。つまり完成イメージがあらかじめ鮮明に頭に描かれている事が必要です。素人は思いついたイメージを継続出来ず、途中で挫折する。 でもカメラも撮ったものが偶然ではなく、頭に描いたものがそのまま撮れるようになれば。これがプロです。
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- Postizos
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〈絵が上手くても写真は全く駄目だという人〉 近ごろは使いやすいカメラが普及しているのであまり居ませんが、写真は機械を使ってやることなので、機械の操作、機械にやらせる、という感覚がつかめない人は居ます。 〈写真撮影と絵はまったく関係ないのでしょうか〉 難しい所ですが、絵と同じように考えると失敗する部分はありますね。 「構図」などはポピュラーな概念ですが、写真のなかで自分に都合良くものを配置しようと思っても無理があり、そこにある破綻や偶然をおもしろがった方が良い部分もあります。 あまり絵画の概念をなぞろうとしない方がいいと私は思います。 ピクトリアリズム=絵画趣味・絵画主義の写真という時代が写真の創成期にはありましたが、今はピクトリアリズムは写真の(本流の)手法とはあまり思われていません。 写真は芸術ではないのではないかという考えもあります。(正確に言えば、「写真は絵画と違う芸術ではありうる」ということだとは思いますが) 即物的に撮るならば、絵画と写真の関係は小説に対する俳句や短歌にもなぞらえられる、写真には自分が何かの感慨を得た「物」そのものをごろっと投げ出すような部分はあるかと思います。
お礼
なるほど。 大変参考になりました。ありがとうございました。
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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デザイン専門学校のイラスト科を出ております。 小中高と美術や図工の成績も良かったし、複数回受賞経験があります。 静止画のカメラ(写真)は素人でよくわかりませんが、上手くなりたくて専門書を読むと構図とりは絵と同じだと感じました。 絵の練習で写真を模写することもありますし。 でもいざ自分で撮ろうとすると思ったようなものが撮れなくてイライラします。 どうしてブレるの?!と。。。(ただの機械音痴なだけ?) 主にペット写真を撮るのですが被写体が動くし。。。たまに可愛い顔していても逆光だったり。。。 旅行で風景を撮るのも好きなのですが、雨だったり強風だったりで。。。 イルミネーション撮ったら虫の大群になって気持ち悪い写真になっちゃったし。。。 1の方が仰るとおり完成イメージありきなので理想が高いし、偶然の瞬間を撮るのは苦手かもしれません。
お礼
参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
僕はプロを目指しているのでとても参考になりました。 ありがとうございました。