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福島の原子力発電所
福島の原子力発電所について,最悪の場合、関西地方大丈夫ですか?日本全土大丈夫ですか?
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【専門家による見解をまとめてみられるサイト】 心配ですよね! 震災後、教えてgoo!などの質問サイトでは同様の質問が常にアクセス数上位に表示されています。 そういった市民のために、SMCjapanという団体が、科学者等の専門家による情報を一般の人々に伝える活動をしています。 原発についての情報もどんどん更新されています。 必死に市民に情報を伝えようとしてくれていることがよくわかります。ありがたい! ご質問の回答にあたる箇所を1つ引用しておきますので、まずはこれを読んで安心してくださいね。 ---引用ここから ドン・ヒグソン博士(Dr Don Higson) オーストラリア放射線防護学会フェロー/豪州エンジニア機関フェロー ..中略.. 「発電所の周辺に住んでいる20万人以上の避難は、予防対策としては納得できるものですが、 市民を守るためにあらゆる手だてを尽くしているということを示したい政府による過剰な反応と言えるでしょう。政府が本当に避難の必要性を信じているかもしれませんが、いずれにせよ避難された方が早く家に帰られることを願いましょう。避難した住人のみなさんはそれぞれたくさんの困難を抱えており、被曝について不必要な心配をさせられる場合ではありません。」 「今回の発電所事故への損傷による被害がチェルノブイリ事故の規模に至る可能性はゼロです。その理由は、 • チェルノブイリ事故のときには格納容器がありませんでした。完全な炉心溶融(メルトダウン)が起こり、核分裂生成物は直接大気中に放出されました。 • 核分裂生成物、ヨウ素-131の半減期は8日間です。したがって、チェルノブイリと比較した場合、福島第一の原子炉の中にあるヨウ素131はすでに崩壊がかなり進んでいるでしょう。希ガスの核分裂生成物の崩壊はさらに早く進行します。 • チェルノブイリ事故では、甲状腺がんを防ぐ安定ヨウ素剤による対応は事故の一週間後まで持ち越されましたが、日本ではすでに始まっています。」 チェルノブイリの事故はもちろん悲惨なものでしたが、それでも事故当初に懸念されたほどの被害はありませんでした。原発敷地外の市民に対して放射性物質が引き起こした健康被害としては、ヨード131による子供の甲状腺ガンの増加だけです(これについては2005年のIAEAによる報告書を参照)。これ以外にチェルノブイリ事故が般市民の健康に与えた影響としては、強制退去や放射線の健康被害についての過剰な報道によって引き起こされた精神的なものしかありません。実際、強制退去させられた人々のほとんどについて、元の場所に留まった場合の方がより良い健康状態を保てただろうと認識されています。 -----引用ここまで 全文はこちら http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1056 このサイトでは、いくつかの専門家の意見が紹介されています。回答者によって見解が異なる場合があり、その内容が絶対に正しいことが保証されているわけではないですが、少なくとも、我々市民が不安にあおられ、デマを信じてパニックにおちいることを防ぐためには有用な情報源だと思います。