怖い話

質問

旅館やホテルにまつわる怖い話ありませんか？

回答No.3

dodomesu

あります。

　　ハワイに、夫と行ったときの事。
　　夫は、昼の仕事疲れで、ぐっすり寝ていました。
　　日中、ショッピングをしていた私は、
　　夫と夜のハワイを散策しようと楽しみにしていたので、
　　がっかりして、起きていました。

　　夜、十二時頃でしょうか。
　　ぐーすーといびきをかいている夫を横目に雑誌を読んでいると、
　　「トントン」とドアを叩く音が聞こえました。
　　「ハーイ」と言ってドアに向かいました。
　　下から足先が少し見えたような気がしました。
　　向こうのドアは下が数センチすいていて、
　　人が立っていれば直ぐ判るのです。
　　（何だろう、こんな時間に。変だなあ）
　　そこで、ドアスコープで確認しましたが、誰もいません。
　　（あれっ、おかしい）
　　と思い、何度見ても、誰もいないのです。
　　ドアから離れて、しゃがんで下から覗きましたが、
　　足は見えませんでした。
　　外国では、「簡単にドアを開けるな」と言われていましたが、
　　どうにも妙で、我慢ができず、開けて確認してしまいました。
　　やはり、誰もいませんでした。
　　その後は、怖くなって、電気を付けたまま寝ました。
　　（外国でも出たか。あああ……）

数年前も、出張で都内のホテルに泊まった時、
ベッドの向こうに白いものが立っていました。
別の十五階のホテルでは、
窓の外を人程の大きさの物が落ちて行くのも見ました。
（下には、何も落ちていませんでした）

昼間の明るいときも、潜った布団の中にも、
あれらは付いて回ります。
朝の眩しい光の中、
目が沢山付いた首が私を覗き込んでいた事もありました。
私はお祓いなど出来ませんし、彼らを助ける事はできないし、
仕事もそんなものとは関係ないので、
はっきり言って、困っています。
でも、だあれも信じてくれません。
あれらはしょっちゅう、人の間をうろついているのに。
見た事を話すと、精神がおかしい、狂っている、見間違えで空耳の、
白昼夢のなんのと馬鹿にされます。
じゃなければ、「もっともっと」と、面白がられるかです。

「変な子」

小さい頃からそういうレッテルを付けられる事がよくあったので、
人嫌いになりました。

だから、「ますます」なのでしょうか、
隣の棟の女性の肩に、血だらけで苦しみもがいている、
修道女（被り物をしているのでそうだと思う）の顔が見えました。
知らなかったのですが、彼女は、新興宗教の勧誘で尋ねてみえたのでした。
当然、真っ昼間です。
そして当然、お断りしました。

あああ。
霊なんて、普通にいるのになあ。
早く、霊の存在が普通にならないかなあ。
何でこんなに、馬鹿にされるんだろう。
悲しいです。