口蹄疫ウィルス、韓国での殺処分が汚染の原因となり地下水汚染を招く

このQ&Aのポイント
  • 韓国での口蹄疫による殺処分の際に、筋弛緩剤の不足により生き埋めにされた家畜がシートを破り、浸出水によって地下水が汚染されていると報告されています。
  • 石灰の十分な埋設が行われていない場合でも、口蹄疫ウィルスは地中や地下水脈で増殖せず、時間が経てば死滅します。
  • それにもかかわらず、韓国での口蹄疫対策の不備が地下水の汚染を招いており、地域の水質汚染の問題となっています。
回答を見る
  • ベストアンサー

口蹄疫ウィルス

韓国の口蹄疫で、殺処分用の筋弛緩剤が足りず、 生き埋めにされた家畜がシートを破り、浸出水で 地下水が汚染されているそうです。 埋設に石灰を充分に撒いていれば良いのですが、 仮に石灰を撒いていない場合でも、口蹄疫ウィルス は地中・地下水脈で増殖せず、時間が経てば死滅 してくれますか? 水道水から血が! 韓国口蹄疫、ずさん殺処分で大騒ぎ (朝日新聞社 2011年2月18日) http://www.asahi.com/international/update/0217/TKY201102170413.html 【社説】口蹄疫問題、最悪の状況も想定せよ (朝鮮日報 2011年2月12日) http://www.chosunonline.com/news/20110212000003

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160718
noname#160718
回答No.1

 獣医師でウイルスに専門知識を有しています。昨年の宮崎県での口蹄疫発生の際も、現地に応援に行き防疫作業に従事しました。  韓国で、殺処分された家畜の死体で地下水汚染が起きているとのことですが、何ともやりきれない話ですね。血混じりの水道水なんて本当にぞっとする話です。  口蹄疫ウイルスに限らず、ウイルスは「生きた細胞内」でしか増殖することができない微生物です。そしてウイルスごとに「感染できる細胞」はかなり厳密に決まっています。また口蹄疫ウイルスはPHの変動に弱いので、感染した動物が死ねばかなり速やかに死滅します。  ですから、汚染された地下水の中でウイルスが増殖する懸念はありません。  元のウイルス量が莫大なので、地下水の中でウイルス量が減じていくにしても、短い時間なら汚染を拡大させるに足るウイルス量が残る可能性はありそうですが、それは埋却された状態にもよるので何とも言えません。  ですが・・・もうそういう問題ではないような気が。  韓国での殺処分頭数は、既に昨年の宮崎での殺処分頭数の10倍を軽く超えていますからね・・・地下水汚染だって絶対起きるとは思っていましたが・・・

fedotov
質問者

お礼

ありがとうございます。 汚染された地下水の中でウイルスが増殖する 懸念はないと断言していただき、安心しました。 >ですが・・・もうそういう問題ではないような気が。 確かに、地下水が安全でも、死骸が野生動物に 食い散らかされ、動物や野鳥によるウィルス媒介 が心配される状況では、渡り鳥がウィルスを日本 に運んで来るのを心配しないといけないのかも。

その他の回答 (1)

回答No.2

水の中で増殖することはあり得ないので大丈夫。 ウイルスというのは生命体の栄養分を利用して増殖活動を行うもの。 栄養分の極めて少ない無機物の中で増殖することはない。

fedotov
質問者

お礼

ありがとうございます。 家畜の糞尿により地下水の硝酸性窒素の濃度が 基準値を超え、地下水が大腸菌で汚染されることが あるそうなので、血など栄養豊富な有機物で汚染 された場合を心配しましたが、菌とは違うのですね。

関連するQ&A

  • 口蹄疫対策特別措置法の成立後すぐ激甚災害の指定ができ殺処分や埋設処分に

    口蹄疫対策特別措置法の成立後すぐ激甚災害の指定ができ殺処分や埋設処分に携わる膨大な人力確保ができるようになるのですか? とにかく今の状態では作業を行う人力が全く足りていません。 口蹄疫対策特別措置法でなくてもいいですから、 国が人を雇ってでも処分を早めることができる法律はありませんか?

  • ここ100年、アメリカは避けて通る口蹄疫! は何故

    もっとも口蹄疫が蔓延しそうな、世界最大の牛肉輸入国(輸出国じゃないよ!)のアメリカを、ここ100年、口蹄疫が避けて通るのは何故ですか? http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/760.html http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/807.html 添付画像は、1990年から2002年の間に口蹄疫が発生した国。OIEへの報告に基づく最近の口蹄疫の発生分布で、 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC387408/?tool=pubmed 口蹄疫ウイルスは、大きく分けてO型、A型、C型、SAT-1型、SAT-2型、SAT-3型、Asia-1型の7タイプでアメリカを避けて通ってますが! 鳥インフルをバラ撒いたと噂の絶えないアメリカですが、何か理由はありますか? 豚インフルエンザはタミフルを売り尽くして利益を得たいラムズフェルドたちの陰謀 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1225670947 鳥インフルエンザとタミフルとラムズフェルド http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/3df6e5da57725e240b4fe9433e0d512c 自民党へのタミフル献金 http://www.kodai-bunmei.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=206374 なお、こういう質問をすると、牛肉輸出国のオーストラリアも口蹄疫が発生して無いじゃん!と言われそうですが、オーストラリアは以下の通り、口蹄疫発生国から、口蹄疫感染牛肉をほとんど輸入してないってコトなので、あしからず。 ■ 世界の牛肉(輸入量) http://nocs.myvnc.com/study/geo/beef.htm (単位・・・千トン) 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 アメリカ    1,384 1,151 1,191 1,042 1,014 ロシア     1,030 1,137 895 877 900 ★日本     686 659 697 721 725 EU(27か国) 642 466 497 436 450 韓国      308 295 315 366 400 イラン     103 131 133 287 325 メキシコ    403 408 322 296 300 ベトナム    90 200 270 270 275 カナダ     242 230 247 243 240 エジプト    293 166 180 290 220 チリ      151 129 166 190 200 その他     393 464 397 307 326 合 計     1,826 1,927 1,784 1,761 1,852  (出典) USDA「World Markets and Trade」(In selected countries) ■ 過去の口蹄疫事例(wikipedia:口蹄疫より) 1870年、アメリカ合衆国で9頭。 1899年に茨城県で発生し、1902年まで東京府、京都府ほか5県で3,459頭の牛が感染した。その牛で作った種痘ワクチンにより米国で口蹄疫が広がったことがあるという。当時の呼び名は流行性鵞口瘡(ガコウソウ)[16]、鵞口瘡脚熱、牛の舌病、伝染性鵞口瘡、口足病など[47]。 1908年に東京府、神奈川県、兵庫県、新潟県で522頭の感染が記録されている。1909年から1999年まで日本での感染の記録はない(感染牛の輸入例があるが)。 その頃ドイツでは5年間で370万頭感染した。 1914年、アメリカ合衆国ミシガン州を中心に牛、羊、豚が17万頭。被害総額450万ドル。 1924年、アメリカ合衆国カリフォルニア州で、10万9000頭の家畜と2万2000頭の鹿。 1934年、韓国 1967年10月、イギリスシュロップシャーで報告。被害は44万2000頭、3億7000万ポンド。(→en:1967 United Kingdom foot-and-mouth epidemic) 1997年3月19日、台湾新竹市で報告。380万頭以上の豚が殺され、69億USドルの被害となった。それまで台湾は豚肉の輸出国だったが、これにより台湾の豚肉産業は崩壊した。 2000年、3月25日から4月9日に宮崎県で3戸、5月11日に北海道で1戸の感染が確認、6月9日には終息。日本では約92年ぶりの発生となった。 2000年、韓国坡州市の牛から発見され、全国的にイベントの中止などの措置が取られるなどの影響が出た。 2001年、2001年にイギリスで約2000件の感染が確認されることになり、感染発生地点より半径3キロ以内の全家畜をその場で殺傷・焼却・土葬処分する処置がとられ週に80,000 - 93,000頭の家畜が処理されその焼き焦げた死体が積み上げられた姿がテレビに放映された。 2002 FIFAワールドカップを控えた2002年5月2日から同年6月23日までの52日間で、韓国京畿道や忠清北道の都市で16件の発生が確認された。この時点で約16万頭の牛が殺処分された[49]。 2005年4月、中国山東省と江蘇省で報告され、河北省、新疆ウイグル族自治区などに広がった。感染は現在まで断続的に続いている。 2007年8月3日にイングランドの農場で再び感染が確認されたと英国DEFRAが発表した。政府は家畜の移動を全面禁止し、EUはイギリスからの家畜の輸入を禁止した。 2010年、春から夏にかけて、日本の宮崎県南部を中心に広まり、8万8643頭を殺処分した。

  • 和牛は絶滅するのでしょうか?

    和牛は絶滅するのでしょうか? 口蹄疫で宮崎県のみならず、九州が大パニックになっています。 でも、テレビではあまり詳細に報道されていないようです。 当初、国からの消毒剤からの援助はなく、見殺しにされていました。 政府の対策も後手後手です。 首相筆頭に言い訳会見しています。 質問です。 和牛は食べられなくなってしまいますか。 口蹄疫はどうしたら全滅させることができますか。 民主チェックが入っても削除されないようにちゃんと「質問しています」。 http://sankei.jp.msn.com/topics/life/13198/lif13198-t.htm 口蹄疫 【口蹄疫】対策に使って…「ふるさと納税」昨年度の4倍に 宮崎県に殺到 5.18 22:32  口蹄(こうてい)疫の被害拡大が続く宮崎県に、「ふるさと納税」制度に基づく寄付の申し出が全国から相次いでいる。18日現在で、昨年度の約4倍に当たる約1800万円の寄付が寄せられ、未入金も含む申込件数は約2500件に上る。同県を練習拠点とする女子プロゴルフの横峯さくら選手(24)も1200万円の寄付を表明するなど、支援の輪は急速に広がっている。【記事詳細】 「けんか売ってんのか」知事お疲れ 横峯選手、賞金1200万円寄付 宮崎県に非常事態宣言 東国原知事(5月18日) ようやく政府から「具体策」 具体策は「埋却地決定と全車両の消毒」(5月18日) ワクチン接種も検討へ 農水省委員会 殺処分対象11万頭超(5月18日) 高まる批判に首相「しっかりやる」 鳩山首相「大丈夫だ。経済、経営のことはしっかり政府がやるから」(56月18日) やっと対策本部 危機感欠如の政府に批判(5月17日) 口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも(5月12日) 県で感染見逃しも 宮崎県、3月の口蹄疫感染を見逃す 殺処分対象11万頭超に(5月18日) 「宮崎牛ブランド」は壊滅の危機 ブランド牛の危機 “伝説の種牛”も殺処分対象に(5月18日) 「一体となって対応」官房長官、宮崎知事に 口蹄疫被害160億円 - 種牛49頭が処分へ。(5月16日) 風評被害の懸念も 「宮崎牛は不使用」張り紙 九州の店、口蹄疫で不適切表示 - 肉を食べても人に影響はない。(09年4月26日)

  • 口蹄疫ウイルスについて。

    口蹄疫ウイルスについて。 口蹄疫ウイルスについて教えていただきたいのですが、アストラゼネカジャパンにウイルスの色鮮やかな画像が載っていたのですが、これらの色分けについての記載がありません。 どなたか色分けの詳細をご存知ないでしょうか? (アストラゼネカジャパンでなくても区分がわかるものであれば構いません)

  • 口蹄疫について

    ヨーロッパで口蹄疫が問題となっていますが、 狂牛病もイギリスで発生していたはず。 何か因果関係があるのでしょうか。 考えすぎかもしれませんが、牛どん店の価格引き下げ競争に関係はあるのでしょうか。

  • 口蹄疫について

    口蹄疫について勉強しているのですが、国内での野生動物で感染が確認された動物はいますか? また、野生動物の口蹄疫に関する調査の現状も教えてください!

  • 口蹄疫について

    口蹄疫について よく種牡6頭の・・・とテレビで言っていますが 種牡の子供から同じ様な種牡は生まれないのでしょうか? それとも生まれるとしても非常に稀な確立なのでしょうか サラブレットの子が必ずしもサラブレットではない事は知っていますがそれ以上に希少なのかな それとサラブレットならば走れば解りますが どうやってこの牛は、良い種牡だと確認するのか? やっぱり実際に子を産ませてみてその肉を視て判断するのでしょうか・・・・

  • 口蹄疫

    口蹄疫 動物の疫病とはいえ、大変悲惨な症状のようです。 ニュースによりますと、口蹄疫の流行も、どうにか収束の方向に進みだしたようです。尤も、口蹄疫の流行という言葉自体に、収束という意味が含意されているのですが、問題は、いつ収束するかと言う事が全く不明です。では、なぜ、いま収束に向って、動き出したのか。 例えば、誰かが素朴に 「大雨が、口蹄疫を洗い流してくれた」 と言った時、この素朴経験論を、非科学的と批判はできますが、なぜ、いま収束に向いだしたかが、科学的に証明することが困難な場合、こうした、素朴な経験論の判り易さは、多くの人々にとって、魅力的な説明になってしまうような気もします。 「大雨が、口蹄疫を洗い流してくれた」 こうした言説は、無知のなせる業なのでしょうか、哲学的な批判は可能でしょうか。 なお、口蹄疫による、被害者・防疫にご尽力された皆様方、一連の豪雨による、被災者・救助にご尽力されている皆様方には、哀悼と敬意を表するとともに、人間の思考方法にかんする、質問のため、例としてとりあげた点を、御理解頂ければ、幸いです。

  • 口蹄疫

    口蹄疫 ニュースで液がまかれてますがあれはなんですか? サリンのときにも撒かれましたが同じものですか? 何かの消毒剤だとは思いますがあれで予防できるのですか?

  • 口蹄疫は何がどこまでわかっているのか?

    口蹄疫は何がどこまでわかっているのか? 「殺処分」「消毒」「移動制限」などがニュースをにぎわせてますが、実際の話として、口蹄疫の感染経路、治療方法、などなど、本当は何をどこまで、完全にわかっているのでしょうか? 素人考えですが、処理方法に関して言えば、日本をはじめ、各国での対応がたまたまうまくいったので、その通りにやってるようにしか思えません。科学的根拠は存在するのでしょうか?