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物理の教科書の単元構成が奇妙な気がします。
最近の物理の教科書を買って驚いたのですが、 力学・波動・電磁気学・熱学・原子論という私たちのころの教科書とかなり違っていました。 具体的には 物理I:電磁気学・力学・エネルギー(力学と熱学)・波動 物理II:力学・電磁気学・課題研究 となっていました。 なんでこのような構成になっているのでしょう? あとこの構成って何かいいところがあるのでしょうか? 昔の構成のほうがすっきり分かれていてよかったように思うのですが。
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三角関数の内容が完全に終わるのが二年生一学期末~中頃だからだとおもいますよ。あと、たとえ簡単なものであれ微績の導入くらいはやっておかないと。単振動なり円運動なりがからんでくる力学や電磁気学の後半は時間がかかりすぎる(数学を教えるところからはいるため) 旧課程(共通一次)の時代はベクトルがありませんでから数学の進度は比較的速かったですし(理科は4教科…)、センター導入後は単振動や交流といった部分が物理IIに、それから再び改訂で現在の課程になっています。 原子物理は…問題が作りにくい(物理なのに、高校レベルだと知識問題の枠を超えない)という現実から入試ではほとんど出題されず(出題されても差がつかない)、大学でも基本からやり直すので高校の教育課程に詰め込む必要性が薄れたため、と考えています。
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- ppyiam
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過去の構成については詳しく分からないので過去との対比はできませんが、現在の教科書は、物理Iは基礎的な物理の概念や考え方が書かれていて、物理IIは物理Iで培った物理の概念や考え方を応用して、より高度な現象・深い考察を目指して構成されているように思います。 物理Iを学んだだけで、一応おおまかに物理学の表面の部分は「網羅」できるようになっています。 教育する側としてはセンター試験で基礎的なスキル力を試験し、2次試験でより深い理解・応用力を試験するという大学入試制度になったことで現在のような物理I、IIというような分け方にしたほうがむしろ整理されていて都合がいいと考えたのではないでしょうか。 実際センター試験の物理の範囲は基礎的な内容である物理Iのみです。 また、物理に限らず化学III・生物III等についても同じことが言えると思います。 物理Iの教科書において、力学より電磁気学が先の章になっているのは私が高校生当時としても謎でしたが今も謎です。 ○身近な電気について考えることで初学者に受け入れられやすい。 ○光や電気の正体・粒子線が磁石で曲げられる現象を考えることで後の力学やエネルギーの概念、波動について一通り触れることができる。 などが制作側の意図でしょうか。 ただ、私の高校では授業では力学から教えていました。
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- satuchiko
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確かに教科書だとそうなってますね。 うちの高校では物理1とか2とか関係なく力学なら力学を全部やってから波にいくって言う感じで教科書の順序無視してたからあまり気にしませんでした。問題集とかでも物理1と2が一緒になってるものは同じ章になってたりして教科書の順序を意識してませんよね。。 理由は良く分かりませんが、文科省のひとが、ちょっと難しめのないようだなってのを物理2にして、まぁ物理1は文系でもやっていけるような内容にしたんじゃないでしょうか。 まぁ物理1も2も両方やる理系にとっては順序はほとんど意味ない気がします。
お礼
ありがとうございました。
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