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為替レート・変動相場制が理解できない

roughriceの回答

回答No.2

>為替レートが変動する原因がよくわからない 変動のメカニズムが不明ということでしょうか。 例えば、 質問者さんが、アメリカの商品を買うために、1000ドル必要だとします。 つまり、1000ドル分の「ドル通貨」を「円通貨」で買うわけです。 今現在、90円で1ドル買えるレートだとします。 逆に言えば、1ドルを90円で売りたい人が存在するということです。 ところが、 1ドルを90円で売りたい人は、700ドル分しか売出ししていません。 そこで、レートを91円にしてみます。 すると、少しでも高く売りたい人が存在しますから、 91円なら売ってもいいと言う人がいて、900ドル分売り出されました。 しかし、あと100ドル足りませんので、 もう1円上げてみます。 レートは92円です。 すると、 92円で売っても言いと言う人が、出てきて、 1000ドル分売り出されました。 これで、 質問者さんは、1000ドル分の「ドル通貨」を 92円で買えました。 要は、 買いたい数量が多ければレートは上昇し、 売りたい数量が多ければレートは下がる という、至極当たり前のことが行われているわけです。 この様に、 交換する数量を一致させるために、 価格が調整されるのです。 以上のような調整が、 瞬間瞬間に行われ、積み重なっています。 質問者さんが仰っている「金利」などは、 通貨を交換する「動機」です。 ドルの金利が上がり、ドルを欲しい人が増加すると、 ドル買いしたい数量も増えます。 このドル買い数量をこなすためには、新たにドルを売っても良い人を呼び込む必要があります。売りたい人は「高く売りたい」ので、価格を上方向へ調整すると、ドルを売りたい人が増えていくわけです。 メカニズムと動機や事情を分けてお考えると理解しやすいかもしれません。

nico60000
質問者

お礼

レスありがとうございます。 >92円で売っても言いと言う人が、出てきて、 この点については初めて理解しました。 90円×7 および 91円×2は、銀行などの取り分になるのかな。 FXなどだと、大量の買い/売りにおいては、上記のようになって残念な結果になるのかな。うーむ。 実際にどの程度が、買える状態/売れる状態にあるかが見えない(まだ見つけていない)のでイメージが付きません。 実際に生産物の売買でなくて、それを売買する権利の売買のような雰囲気で、私の頭では理解が追いつかないです。 >通貨を交換する「動機」です。 ここの複雑さが、理解を困難にしています。 金利だけでなく、その国の生産物の価値なんかもありそうな。 でも中東産油国の通貨は安定しないイメージなのでほしくないような。 説明のひとつとして、非常に参考になりました。 ありがとうございます。

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