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SD法の因子分析について
SD法の因子分析についです。 SD法による印象評定を行い、それを因子分析したのですが、その解釈に困っています。 まず始めに因子分析を行う際、逆転項目を処理せずに分析を行いました。 そして、その因子分析の結果の中で各因子の中で因子負荷量がマイナスの値になっているものを、分析の原本で逆転項目として処理し、再度因子分析を行いました。 因子はきれいに3つに分かたのでよかったのですが、結果を因子構造の表として載せる際、逆転項目を処理したにも関わらず、不明な点が出てきました。 それは、第1因子と第3因子は左側にネガティブ(負)な形容詞がきて、右側にポジティブ(正)な形容詞がきちんと並んだのですが、第2因子だけは右側にポジティブ(正)な、左側にネガティブ(負)な形容詞が並んでしまいました。 逆転項目をきちんと処理したにもかかわらず、このようなことは起こるものなのでしょうか? また、こういったことが起こるのは特異なものではなく、ごく当たり前に起こるものなのでしょうか? また結果の記載に関しては、ありのまま載せ、考察もそのまま行えばいいのでしょうか? どなたかご回答よろしくお願いします。
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- vzb04330
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ご質問の意図が今ひとつよく分かりませんが、 >第1因子と第3因子は左側にネガティブ(負)な形容詞がきて、右側にポジティブ(正)な形容詞がきちんと並んだのですが、第2因子だけは右側にポジティブ(正)な、左側にネガティブ(負)な形容詞が並んでしまいました。 逆転項目をきちんと処理したにもかかわらず、このようなことは起こるものなのでしょうか? どういう研究目的で、どのような対象について、どのような形容詞対を用いて評価を実施されたのかは分かりませんが、あり得る結果ではないかと思います。 そのまえに、 >因子分析の結果の中で各因子の中で因子負荷量がマイナスの値になっているものを、分析の原本で逆転項目として処理し、再度因子分析を行いました。 この操作をなぜ行われたのかも、その意図がよく分かりません。 ここで「逆転項目」と呼んでいらっしゃるのは、要するにポジティブな形容詞と、ネガティブな形容詞の並び方が他と逆になっている対をさしていらっしゃるようです。 SD法で得たデータを因子分析する場合には、こういった項目をいわゆる「逆転項目」として扱うことはほとんどないのではないでしょうか? 通常、「逆転項目」とは、肯定文で5段階評定などを求めている中で、否定文を用いているような場合、それを逆転項目と呼ぶと思います。 そのあたり、もう一度参考図書や、先行研究でご確認になることをお勧めします。 私が処理するとすれば、もともとのデータどおりに入力し、負荷量がマイナスになった項目は、それが含まれた因子とは、要するに負の関連性を持つものとして解釈し、命名と思います。