男性に質問！

質問

女の子にされて思わず、

惚れてまうやろー

って思ってしまった出来事（こんなことを言われた、こんなことをされた）があったら教えてください。

回答No.2

tk777 · ベストアンサー

こんばんわ、３０代男性です。

・笑顔で愚痴を聞いてくれた
・積極的にこられると必要な存在になってしまう
・仕事で自分の事を認めてくれて、尊敬してくれる
・困ってる時に、お菓子をくれた
・上戸彩みたいなアヒル口
・上目使い

こう見ると、自分で書いてても馬鹿だなって思います（笑）
私の場合は、初対面で好きになる事は殆ど無いので、仕事などで少しづつわかり合うと
好きになりやすいです。女性は些細な気遣いで相手に与える印象は大きく変わると思います。

回答No.1

sola0ryu

母親の浮気で両親が離婚してから、僕は女性不信になり、色々な女の子と付き合い、しかし信じられず、その子たちを傷つけてしまっていました。こんなんでは駄目だ、なんて高校生ながらに思った僕は、バンドに専念し、女絶ちをしていました。

そんな僕が、一番バンドに熱中していた、去年の夏休みの終わりのことです。
ライブの打ち上げで仲良くなったメンバーで、僕の家で飲み会をしよう！　ということになってしまい、昼過ぎに僕の家に6人が集まり、音楽を流しながらお酒を飲んでいました。正直、僕はあまり乗り気ではありませんでした。
女の子が2人、男が4人という、変なバランスの飲み会も、意外と盛り上がり、お酒もつまみも進み、夜の7時ごろには両方が切れてしまいました。
僕は、近くの酒屋まで買出しに行こうと思い立ち、ソファから立ち上がりました。
しかし、やはり一人で夜道を買出しにいくのは悲しいと思い、男連中に、誰か一緒に来てくれないかと問いかけましたが、ギターを囲んで盛り上がっていた彼らは耳を貸してくれませんでした。
すると、女の子のうちの片方がすっくと立ち上がり「行こ」と言ってくれました。

酒のせいで千鳥足になっていた僕は、足を投げ出すようにして、夜の道を歩いていました。一方で、彼女のほうはほとんど酒を飲んでおらず、ピンピンとしていました。
垢抜けたその子は、どこか自分とは違うような気がして、あまり得意ではなかったので、あまり自分から話を振ったりはしませんでした。
見上げた夜空には、木星が、家々の間から顔をのぞかせていました。
酒屋まで3分
「空、見てるの？」
女の子は、そう僕に問いかけました。
「あれ、木星」
「木星って、もくもくっとしたやつだよね」
「ああ、そうだね」
僕は空を見上げたまま、投げやりに答えました。
「星、好きなの」
「ああ、まぁ」

そんなことをしているうちに、酒屋に着き、酒をかごに入れた後、僕たちはつまみのコーナーに行きました。
しかし、飲み会シーズンだったのか、いくつかのつまみが売り切れており、その女の子の好きなつまみも売り切れていました。
「このへんにコンビニある？」
「あるけど」
「なら行こ！」
「別にいいけど」

会計を済ました僕たちは、さらに家から離れ、歩いて五分ほどのところにあるコンビニでつまみを買いにいきました。無事に、その女の子の好きなつまみも見つかり、僕たちは家路につきました。
しかし、彼女はたびたび立ち止まり、なかなか歩は進みませんでした。
「どうしたの？」
「なんでもない」
「そ」
そういうと、決まって彼女は何歩か歩き、僕に並ぶと、すぐにとまりました。
それでも、行きの倍近くかかっても、家に着きました。
あとは、玄関の階段を上って、扉を開けるだけ。
すると、彼女はこうこう言ったのです。
「しゅしゅ」
僕は頭にハートマークを浮かべ、彼女を見ました。
何秒か見つめあい、それでも僕は踵を返して、階段に足をかけました。
すると、彼女は僕のTシャツのすそをちょこんと掴み、こういったのです。
「しゅ～しゅっ、しゅ～しゅ！」
まるで、アニメの宇宙人美少女キャラが、異なる言語で必死に何かを説明しようとしているようでした。
「しゅしゅ？」
僕は、なぜか面白くなって、その意味のない言語を話しました。すると、彼女はよろこんで
「しゅしゅ！」
と跳ねました。
「しゅしゅしゅ」
「しゅぅしゅ、しゅしゅ！」
なぜか発音を正されたりしながら、僕たちは一分くらい、そんな会話を続けました。
通りすがりの自転車の視線が痛かったのを覚えています。
僕は、それまでなんとも思っていなかった彼女が、なぜか愛おしくなり、抱きしめました。
酒の勢い、というのもあったのかもしれません。でも、そのとき、自分がこうしなければいけないと、強く感じました。
「しゅぅうう」
僕の胸の中で、小柄な彼女は、さらに小さくなりました。
「遠回りしていこうか」

僕は、あと数十センチのところの家に着くために、何百メートルも遠回りをして、とある公園の、街灯の下にあるベンチに座りました。
「みんな、遅いって怒ってるかもね」
「大丈夫、携帯は家においてきたから」
「あ、私も」
そんな話をしながら、僕たちは夜の闇の中、話を続けました。不思議と、蚊にはさされませんでした。
ある瞬間、並んで座っている彼女が、じっと黙ってこちらを見ました。
なぜか、この子なら信じられる、なんて根拠のない思いが僕を支配していました。
僕は、黙って、彼女と唇を重ねました。

長文になってしまい、すみません。なんだか思い出にひたっていたら、こんなになってしまいました。
今回の惚れてまうやろーは、僕の場合、潤んだ瞳、そして「しゅしゅ」だったと思います。