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特急は指定席、急行は自由席が基準?
「特急券」と「急行券」の違いについてお聞きします。 新在問わず特急普通指定席は「特急券」 現在はごく少数ですが急行普通自由席は「急行券」となってますが それはタイトルのとおりの解釈でよろしいでしょうか? 羽越本線に昔、急行天の川号(全車寝台列車)が走っていたのをご存知ですか? その列車は上りは秋田ー酒田間は乗車券のほか「急行券」で乗れたのです。 空いているベッドに座れる条件で 現在はあけぼの号がごろんとシートとしてリネン類のサービスなしで座席扱いで「特急券」で乗れるのは普通座席指定車だからでしょうか?
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基本は、タイトルどおりです。 普通列車に対する速達列車が急行。その内、特別設備を有する列車が特別急行と言う位置付けです。 この考え方は、料金体系にも適用され、急行は、運賃+急行料金。着席保証を希望する乗客は指定席料金が加算されるのに対し、特急は、最初から特別急行料金に着席保証の料金も含まれているのです。 しかし、ヨンサントウ(S43.10)のダイヤ改正前後から、準急や急行が大幅に削減され、L特急と呼ばれるパターンダイヤの特急が増発されて行く経過を辿ります。 その結果、全車指定席では、利用に不便を来すので、一部自由席とし、特別急行料金を割り引いた自由席特急料金が設けられる事になります。 寝台列車も、利用率の低い末端区間では急行や特急の補完と言う意味合いで、区間を限定し立席特急券が発売される事になります。 要するに、建前は立席ですが、空いている寝台は座席として使っても黙認と言う制度です。 急行天の川も、その事例に該当する列車ですね。
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- PAP
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その通りです。 そもそも、急行列車に乗車するには急行料金が必要で、指定席をとる場合は別途で指定席券が必要です。 特急列車(特別急行列車)は、登場時には全車指定席で自由席はありませんでした。 昭和40年から特急に自由席が登場(一般化)し、自由席特急料金ができました。 なお、詳細な歴史はほかのサイトや本でお調べください。 このことは、きっぷに「特急券」の表記は指定席で、「自由席特急券」の表記は自由席を表していることなどからもわかります。 また、指定席券の払戻手数料は特急券と同様の設定となっています。 このように特急券=急行券+指定席券と見なして考えた時、希望列車が満席の場合を除いて特急券を自由席特急券には変更できず、自由席特急券は自由席特急券にも特急券にも変更できることの理由(鉄道側の根拠)もわかるでしょう。 あけぼの号のゴロンとシートは、「座席は横になれる構造であってはならない」というきまりがないため、もともと「座席」として販売、すなわち普通車指定席として販売していますから、特急券でOKです。サンライズ号ののびのび座席も同様です。 なお、下りあけぼの号の羽後本荘からは、立席特急券で利用できる号車があります。立席特急券は同区間の自由席特急券と同額で、寝台のあいているところに自由に座れます。上りの羽後本荘までは特急券が発売され、指定席の扱いとなります。 http://www.jreast.co.jp/kippu/1603.html
お礼
やはりうまく設定されているのですね。
- sss457180
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>特急は指定席、急行は自由席が基準 で良いと思います。 >上りは秋田ー酒田間は乗車券のほか「急行券」で乗れたのです。 現在「あけぼの」「日本海」の一部の区間では 「立席特急券」(自由席特急券と同じ値段)で乗れますし、急行寝台にも 同じような制度があったのでしょう。 >あけぼの号がごろんとシート 指定席特急券(普通座席指定)の扱いです。
お礼
横になれて座席扱いはお得ですよね。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。