• ベストアンサー

根抵当権について

はじめまして。私は現在父の経営していた会社を引き継いでいる31歳の主婦です。というのも、多額の税金滞納で差し押さえ寸前で引責辞任することになり、一人娘の私が引き継ぐことになりました。 滞納している税金は1700万ぐらいあり、ほかに銀行からの借入が5000万ぐらいあります。月に借入の返済が120万ぐらい、50万ぐらいを滞納税金の返済にあててます。毎月200万弱の利益は上がるのでどうにか返せているものの、売上のすべてを使って返済しているので、とても不安です。 少しでも状況をよくしたいと思い、2軒ある家の1つを売ろうかと思ったのですが、土地と建物に根抵当権がついていてだめとのことなのです。(2軒隣り合っていて、どちらの土地と建物にも根抵当権がついています。それをはずすには3400万は必要と言われました。)どうにか片方だけでも売れないものかと思うのですが、やはりだめなのでしょうか? またこれだけの負債を抱えてあと何年やっていけるのか・・・破産宣告ということも考えたりしているのですが、どんなデメリットがあるのか、わからないことだらけなので教えていただければ幸いです。 今87の祖母から1歳の娘まで、7人で暮らしています。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • akashiori
  • ベストアンサー率64% (20/31)
回答No.2

売上の大半が借入金の返済に回されるという現状は、たしかに決して楽な経営ではないでしょう。しかし、それでも「資金ショートを起こすことなく回っている」というのはその会社が立派に生きている証であり、破産宣告や民事再生をお考えになるのはまだ早いと思います。 今の段階でお考えになっても良いのは、不動産の一部を任意売却して借入金の負担を軽減すること。おおむね、次のような順序で進めてゆきます。 (1) 現時点での資金繰表と不動産の一部を任意売却した後の予想資金繰表を作ってみる。不動産の一部を売却して借入金も減ったが、その分売上も減ってしまって折角減縮した借入金を返済する減資が足りなくなった・・・そのような事態を避けるためです。 (2) どちらかの土地建物を任意売却した方が楽になることが確実だと見込まれる場合には、いわゆるコンサルタント的な役割をしてもらう人に相談する。弁護士か、信頼のおける大手不動産業者などが考えられるでしょう。 (3) 専門家と相談しながら、ア)買手をさがす、イ)根抵当権者、後順位の担保権者、仮差押債権者、仮処分債権者、滞納処分の差押債権者と折衝してどんな条件で各登記を外してくれるのかを模索する、ウ)関係者全員が集まり合意額の取得と引き換えに抹消登記手続書類を引渡すというスケジュールを策定します。 (4) ちなみに、2個の土地建物に対して1個の根抵当権が設定されている場合(いわゆる共同根抵当)でも、Aの土地建物に1個の根抵当権、Bの土地建物に別の根抵当権といった具合に分けてゆくことは可能ですし(根抵当権者の協力が必要)、買主が決まって決済する時点で売れた方の土地建物の根抵当権だけを外してもらうことも可能です。 とりあえずはこんなところでしょうか。

tomoakiko
質問者

お礼

どうもありがとうございます。難しいかもしれませんが不動産の売却がまったく不可能というわけではないとわかりました。希望をもって専門の方と話し合ってみたいです。

その他の回答 (1)

  • daytoday
  • ベストアンサー率57% (203/356)
回答No.1

 根抵当権が設定されているからといって不動産が売却できないというきまりはありません。  といっても当該不動産に担保権(根抵当権等)が設定されていない状態での資産価値が,被担保債権を上回っていないと売却は極めて困難というのは事実です。  質問文からは不動産の資産価値がいくらくらいなのかという点や,会社というのが有限や株式会社なのか個人経営のものなのかなど重大な部分において不明な点が多すぎて,他の方も含め良いアドバイスをもらうことは難しいでしょう。  根抵当権者に直接不動産の売却について相談することやコンサルティングに精通している税理士等に相談することをお勧めします。  債務の圧縮を検討するのであれば,調停や民事再生手続なども選択肢となり得ますが,事業形態が分からないので,これ以上突っ込んだコメントは無理です。  なお,破産手続をとるということは,通常であれば事業継続の断念に直結するので,他に収入の目処をたてることが先決です。

参考URL:
http://myhome.nifty.com/oyaku/kouza/54.htm
tomoakiko
質問者

補足

親切なお返事ありがとうございます。 会社は株式会社で社員は10名。不動産の価値ですが50坪の土地に建物(築25年ぐらい)が2軒。坪単価は30から40といったところでしょうか。 おっしゃるとおりこうしたことに精通した方に相談しつつ考えたいです。(そうした方を探すのが大変なのかな・・・)

関連するQ&A

  • 根抵当権のデメリット

    こんにちは。 抵当権や根抵当権について知識が疎いので質問させてください。 うちの会社で運転資金の借入を行う際、社長は毎回自社の土地や建物に「抵当権」を設定して借入をしますが、絶対に「根抵当権」の設定を行いません。 もし根抵当権を設定しないと借入ができないときは、融資を断るほどです。 私の方で調べる限り、根抵当権を設定した方が、設定上限までは何度でも簡素な手続で借入ができ、便利なように思います。 そこで、「なぜ、かたくなに根抵当権を拒むのか」について、根抵当権には何か、大きなデメリットがあるのか、お教えいただきいと思います。 自分で調べる過程で一つ気になったことは、抵当権は、特定の債権を担保するもので、根抵当権は不特定である、と記述がありました。 そこから想像したことは、抵当権であれば、例えばある土地に抵当権を設定し、万一借入が滞った場合、抵当権を設定したその土地のみ競売にかけられ、それだけ失えば済むが、根抵当権の場合は、土地を競売にかけて債権が回収仕切れない場合、その他の競売にかけて欲しくない資産まで取られるみたいなことがあるのかな、という感じですが、あくまで想像です。 あとは、社長のポリシーとして、わざわざ抵当権を選択することで、借入の手間を都度感じて、安易に借入に頼らないように自身を戒めているのか・・とも思いました。 繰り返しになりますが、抵当権と比べたときの根抵当権のデメリット、もし何かあるようでしたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 根抵当権

    知識不足ですが、教えてください。 2007年9月に土地を購入しました。前地主さんが、プレハブを2棟敷地内に置いていて、それも込みの¥1700万で購入しました。銀行では、¥1500万の借り入れをしました。その後1棟のプレハブを崩して鉄骨の建物を建てました。(自己資金・商売するため) 中古車販売店として少しお金が必要になり、親に相談した所、「根抵当権ついてたでしょ?」と言われ、初めて聞く言葉でした。銀行へ行くと、返済期間が少ないから、根抵当の融資はできない。そして、新しく建てた鉄骨の登記をしてないから。と断られました。 そんなこともあるのでしょうか? 私自身、根抵当についてよく分かりません。根抵当を貸し借りする為には、条件みたいなのもあるのでしょうか?わかる方教えてください。 宜しくお願い致します。

  • 根抵当権についてどなたかアドバイスを

    銀行に叔父が債務者となり私の亡き父の土地に600万円の根抵当権を設定しています。土地を相続するにあたり叔父の借り入れ残高を私が銀行に一括返済しました。その時銀行は根抵当権の抹消を約束し必要書類に私の署名をしました。その後事態が急変し叔父の会社が倒産してしまい根抵当権が解除できません。どうしてよいか分からず助けてください。

  • 根抵当

    私の父親が先日亡くなり、それにより会社・父親の借金がかなりの金額であることが解かり、家族全員が相続放棄、会社は倒産する事に決まりましたが、母親が以前父親の借金に対して住宅(店舗)と土地を根抵当に入れておりました。その時の借り入れ金は返済したはずなのですが、そのままの状態になっていたようです。父親が死ぬ数ヶ月前に同じ保証会社を付けて借り入れしております。この場合、根抵当は継続されるのでしょうか?

  • 「根抵当」について簡単に教えてください

    住宅ローンの際に「根抵当」と「抵当」権がつきますが 「根抵当」はある限度額・・・と書いてありますが 年々土地家屋の評価価格も減少し、残債も減るようになりますが 根抵当の限度額は最初に設定した金額でかわらないものなのですか? 実際に「根抵当」等の不動産は所有しておりません。 素人の興味本位で知りたいのでよろしくお願いします。 例えば、購入時3000万の価格の家で根抵当を2500万円つけたとしたら 10年後も上限2500万まで借り入れが可能なのですか? その際の土地評価価格は、仮に2000万とします。

  • 根抵当権が外せるかどうかについて

    根抵当権が外せるかどうか、お分かりになる方、何卒ご教授下さい。 宜しくお願いします。 現在A物件(C銀行抵当権付、現借入残1000万円、現物件価値400万円)とB物件(C銀行抵当権付、現借入残500万円、現物件価値500万円)を所有しております。また、運転資金用で、両物件を共同担保として、C銀行の根抵当権の設定(借入枠3000万円、現借入残0円)があります。 今回、B物件を500万円で売却する予定です。 買い上げ先からは、「抵当権と根抵当権を外すこと」が条件となっておりますので銀行側にお願いしたところ、「B物件の抵当権は外せますが、A物件の価値が下がっておりますので、もう600万円追加返済頂かないと根抵当権は外せません」と言われました。資金の余裕が無く、無理だと言うと、「一応稟議はかけますが、多分外せません」との事。 また一方で、「A物件の価値が下がっていなければ外せた」とも言っておりました。 銀行側の担保保全の「気持ち」は分かりますが、「法律」的にはどうなのでしょうか?結果外せないということは認められるのでしょうか? 単純に、ローン完済により抵当権が外せて、根抵当権の枠内での借入が無ければ根抵当権が外せるのではないのでしょうか?

  • 抵当権について教えて下さい

    新しく土地を買うのに 所有者も銀行から3000万円の借り入れがあり その担保に根抵当権が設定されています この土地を私がキャッシュで買ったとして、そのお金で返済 するのでしょうが、 そのお金を他に使い、返済せず、根抵当権がはずれないって事 あるんでしょうか?? 信じるしかないのでしょうか

  • 抵当権と根抵当権について

    最近暇なときに法律の本を読んでいます。 そこでわからなかったので質問させて下さい。 抵当権は例えば住宅ローンを組んだ際に土地や建物の担保として。 根抵当権は継続的な取引の際に用いられるそうですが、例えばどういった状況で、何にこの根抵当権がつくのでしょうか? わかりやすい例がありましたらお願いします。

  • 古い根抵当権が土地に附いていたが銀行が外してくれない。

    昭和40年代に土地に附けられた根抵当権(極度五百万)ですがその時の借入等の返済は終わっていましたが、父も分からなくてそのままになっていました。ところが大分経って(30年後)から人の連帯保証人になり、その人が破産してしまった為、新たに同じ銀行ですが極度額二千万の根抵当を更に附けられてしまいました。初めの根抵当権が入ってそのままになっているからを外してくれと言っても保証金額が多いから、だめだと言われてしまい、なんであんな昔の物を、それも30年もの間お金も借りたことがないのに外せないと断られるのか分かりません。銀行はわざと知ってて、こういう時に使えるからと何もしなかったのでしょうか?抵当権の時効みたいなものはないんでしょうか?

  • 根抵当の抹消に付いて教えて下さい。

    根抵当の抹消に付いて教えて下さい。 友人が事業をしており銀行から借入れをしています。保証協会付きのほとんどが公的融資で、借り入れ残高が3000万円あります。この借入れには抵当権は入っていません。その他に同銀行から家に根抵当で極度額500万円で借入れ300万円があります。この場合、根抵当を外してもらうには銀行に300万円を返せばよいのでしょうか?それとも極度額の500万円、あるいは借入れ総額3300万円を返済しなければ外してもらえないのでしょうか?銀行は全て返さなければ根抵当は外さないといっているようなのですが、これは妥当なのでしょうか?よろしくお教えください。