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預託金返還訴訟の和解について

預託金返還訴訟の原告です。 先日、第1回公判が開かれ、次回が和解の裁判になります。 近く、相手側から和解案の提示があります。内容は、「減額して一括返還」が出てきそうです。 私は、「分割でもいいので全額返還」を希望しています。 和解交渉で、双方が譲らなければ、裁判は長引きますか。 それとも双方の代理人が何とか折り合いをつけるのが普通ですか。 仮に私の代理人が私に「一括返還」を勧めたとしても、私は「全額返還」は譲れないと話すつもりです。それでいいですか。 訴訟代理人は、基本的に依頼人の希望を最大限尊重しなければならない立場だと思いますが、いかがですか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hantyo
  • ベストアンサー率47% (16/34)
回答No.2

その名の通り、訴訟代理人は質問者様の代理人ですから、質問者様の意向に沿った主張をします。依頼人の希望を聞くのは当然です。ただし、弁護士さんが「難しい」とおっしゃっているなら耳を傾けたほうがよいと思われます。 さて、和解交渉で裁判が長引くかというご質問ですが、裁判官によります。証拠がそろっていて判決がくだせると確信すれば、早く判決になるでしょう。しかし慎重な裁判官だと「もう一度様子を見ましょう」ともう少し調べたいと言う考えを表明するかもしれません。 つまり長引くとも、長引かないとも言えないということです。 ただ一つ言えることは、和解をするとこの訴訟に関した事件については、よほどのことがないと裁判をすることができなくなります。和解は判決と同じ効力を持つだけでなく(正確に言うと全く同じではありませんが)「紛争を終わらせる」という当事者の同意の意味も持ちます。ですから和解をした後「こんなはずじゃなかった、もう一度裁判でやり直したい」と思っても、それは難しいでしょう。この意味で和解はよく考えてからする必要があります。 では判決だといいか、というとこれも難しい面があります。よほど決定的な証拠がないと質問者様に不利な判決が出ることがあります。もちろんこの場合は控訴できますがそれだけ解決に長い時間がかかります。 和解だと、たいていは相手も納得して従いますから、質問者様の請求額より低い金額となっても、相手が任意に払ってくれる可能性は高くなります。しかし、判決だとそれに従わずまったく支払われないということもあり得ます。そして相手も反訴するかもしれません。 もちろん判決でも、それに従って相手側が払うこともあるでしょうが、和解よりは難しいかなと思える気がいたします。 裁判官と相手の反応をよく見極めて判断することが、今質問者様に求められていると思われます。それから和解か判決かを判断すべきでしょう。 第1回の口頭弁論のとき、裁判官がどんな発言をしたかを含め代理人の方とよく話し合ったほうがよいのではないでしょうか。

guutara135
質問者

お礼

ありがとうございました。 訴訟代理人の立場は、よく理解できました。 第1回公判では、こちら側が訴状と準備書面を陳述し、相手側が答弁書を陳述し、裁判官が和解を勧告したとのことです。 これは私の推量ですが、相手側が公判でそれ以上争わない姿勢を示したのだと思います。 事実関係、証拠に争いが無く、判例からみて私の方が有利であるからだと、私は理解しております。 和解については、よくよく考えて悔いが残らないようにしたいと思います。

その他の回答 (1)

  • tk-kubota
  • ベストアンサー率46% (2277/4892)
回答No.1

>仮に私の代理人が私に「一括返還」を勧めたとしても、私は「全額返還」は譲れないと話すつもりです。それでいいですか。 いいです。 いいですが、そうしますと、判決となりますが、不利な判決となるのが普通です。 この考えは、裁判所として「これで和解しなさい。」と云うことを聞き入れなかったので、裁判所としても、ききいれなかったので、そうなったんだ。 と云うことが実務のうえで常識となっています。 従って、ぎりぎりの「おし」は必要でしようが、「どうであろうとも私の勝ちだから」と云う考えやその言い方は、非常に危険です。

guutara135
質問者

お礼

ありがとうございました。 和解案は、裁判所から出されるのではなく、被告側から出されることになっています。 仮に被告側が「○○円に減額して一括返還したい」と和解案を示してきた時、私とすれば「分割でもいいので、全額返済を求めたい」と代理人に話すつもりです。 判例からみますと、仮に判決になれば勝訴する可能性が高いという自信はあります。 事実関係に争いがなく、裁判官が1回の公判で、和解を勧めたことに私は意味があるように思います。「分割でもいい」というのは私とすれば譲歩したことになると思っています。もちろん、独りよがりにならないように注意はします。

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