- ベストアンサー
インフルエンザ 予防接種
男子大学生ですが、インフル予防接種受けようか迷っています。予防接種は毎年受けていますが、今年はどうしよう?っていう感じです。 何度かインフルになったことがあるのですが、そうすると免疫がついていて重症にならないのでしょうか? A型とかB型とかいろいろありますが、全部まったく違うもので、免疫も全く違うんですか? 他の型のインフルにかかったことがあっても免疫は全くできていないことになるんですか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
インフルエンザにはA型、B型、C型の3つの型があります。 (以下は現在、ヒトに流行するものだけに絞っています。) A型には、H1N1,H3N2の2つの亜型があります。 H1N1亜型には、Aソ連系統と、2009pdm(仮の名前で近日中にAメキシコ等の名前が決まると思います。)があります。 H3N2亜型は、A香港系統があります。 B型には、亜型はありませんが、山形系統とビクトリア系統があります。 C型は、亜型はないようで、終生免疫が獲得できるようです。 数十年前から、A型のH1N1/H3N2,B型の3価混合ワクチンが接種されています。 10年程前から、B型に山形系統とビクトリア系統の2種類がある事がわかり、それ以降はワクチンに入れるB型は山形系統とビクトリア系統を数年間隔で切り替えています。 A型の各亜型は変異が激しいので、過去にインフルエンザに罹患したといっても、現在流行しているウィルス株に十分な免疫性があるかは保証の限りではありません。 その為、インフルエンザウィルスは世界的に流行状態とウィルスの解析が行われ、それをもとに流行が予測される株を選定してワクチンにしています。 毎年、継続的に接種するのは、 -抗原性の変化への対応の為 -ブースターとして抗体強化の為 が考えられます。 インフルエンザワクチンを毎年接種するのを継続していると、抗体ができる(十分な値まで上昇する)迄の期間が短くなる他、得られる抗体価も高くなっていきます。(この反面、腫れや発熱も徐々に強まります。) インフルンザワクチン接種による重症化防止の結果としては、ワクチン接種者がインフルエンザに罹患しても、体温の平均値が未接種者と比べて約1℃程体温が低い結果が得られています。 また昨年のインフルエンザ脳炎患者120名(殆どが2009pdm)中、季節性インフルエンザワクチン接種者は9名のみでした。 同様に、インフルエンザ脳炎患者125名、新型インフルエンザワクチン接種者は2名のみでした。 昨年の季節性にはH1N1であるAソ連が含まれ、新型はH1N1である2009pdmでした。つまり、脳症発生のようなレベルでは抗原性の異なる季節性の接種でもある程度(約80%)の効果がある事を示唆していると思われます。 この他、感染防止能力は成人で60~80%といわれています。こちらについては、確かに抗原性の違いて毎年の有効性は大分違うようです。過去例では30%から80%程度まで変化したようです。 但し、私(集団接種世代です)の経験では、集団接種していた小学校・中学校の時はインフルエンザに罹患した経験がありません。集団接種を卒業した、高専に入ってから以降、何年かおきにかかっています。 8年程前からインフルエンザワクチンの接種を再開しましたが、それ以降は昨年の新型に罹患しただけで、ワクチン接種前とは感染率が極端に違います。 この他の有効性を証明するものとして、日本での集団接種の中止前後での高齢者の死亡率をアメリカの研究者が調査した所、1994年の集団接種中止後の方が有意に死亡率が上昇している事が判明しています。(社会免疫を立証した結果です。)
その他の回答 (1)
- chocosan
- ベストアンサー率41% (40/97)
こんにちは。 看護師です。 インフルエンザは毎年少しずつ型が変わります。 なので、過去にかかったとしても、免疫にはならないんです。 なので、今年は今年の型を予想してワクチンを作っているので、摂取した方がいいかなと思います。 インフルエンザにかかると、5日くらいは出席停止です。 ただし、ワクチンうったからといって、絶対インフルエンザにかからないということではないんです。 ただ、軽く済むらしいです。 ご検討ください。
お礼
看護師さんの御意見ありがとうございます!結局受けることにしました(^.^)
お礼
力説ですね(@_@)詳しい御回答ありがとうございました!