こんな漢字ありますか?「山」かんむりの下に「女」
滋賀県の山奥に河内の風穴という観光地があることを聞いたことはありますか?55万年前に出来た風穴だということです。
実は、そのやや北に「あけんはら」或いは「あけんばら」という地名があります。その漢字が「山」かんむりの下に、「おんな」の字なのです。その後に「原」の字がつきます。ワープロ変換を試みましたが、不調に終わりました。
漢和辞典で調べてみたのですが、「山」かんむりの下に漢数字の「一」を書いた上で、「女」の字は存在するようです。でも、手元の地形図(昭文社のエアリア・マップの『鈴鹿山脈』)には、確かに「山」かんむりの下に「女」の字であり、「一」の字が間に書かれてはいません。
「あけんはら」という集落名は、「あけび+はら」の読みが転じたものと推測してはみましたが、自信ありません。
かつては50戸ほどあった集落ですが、過疎化の波で廃村の危機にあるようです。
さて、質問に戻りますが、「山」かんむりの下に「女」という漢字は存在するのでしょうか?また、その漢字の意味はなんなのでしょうか?ちなみに、鈴鹿山脈の南部、安楽越の滋賀県側には「山女原」という集落があり、「あけびはら」と呼称するようです。