老舗青果店の課題と経営改善策

このQ&Aのポイント
  • A青果店は50年以上も昔から地元で青果を販売する老舗青果店。価格はスーパーよりも少々割高ですが、良い商品だけを扱っている評判のお店です。
  • 現在の社長は2代目の「X」。大学を卒業後、実家の青果店を手伝い始め現在は35歳。2代目になった3年前から法人営業を開始し、売上を2億円に伸ばしました。
  • しかし、粗利は低下し、社員のボーナス額も減少しています。課題は法人営業部における収益の低下です。オペレーションの見直しや経営の透明性の改善が求められています。
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大学の課題です。

大学の課題です。 この課題に対し、知恵袋や先輩等から教えを乞いつつ、自分なりに回答を導き出しました。(以前、同様の質問にお答えいただいた方、ありがとうございました) しかし、当然ですが私には社会人経験がありません。机上でしかビジネスに触れていません。 そこで、私が導き出した答えを、実際のビジネスシーンで研鑽を積んでいる皆様方に審査していただきたく、投稿させていただきました。、 長くなりますが宜しくお願いします。 尚、今回は自分が導き出した答えを提出しようと思っています。 あくまで、先輩の皆様方の経験を以って、私に足りない視点や発想、現実上の問題等を知ってみたかったので、その勉強用のための投稿です。 どうぞ宜しくお願いします。 【問1】 A青果店は50年以上も昔から地元で青果を販売する老舗青果店。 価格はスーパーよりも少々割高ですが、良い商品だけを扱っている評判のお店です。 現在の社長は2代目の「X」。大学を卒業後、実家の青果店を手伝い始め現在は35歳 2代目になった3年前から法人(飲食店・給食等)営業を始め、 元々1億円だった売上を2億円に、1000万円だった利益を1200万円に伸ばした。 一方、もともと35%あった粗利は、20%へ低下。 現在いる社員5名の給与には、利益変動制のボーナスがありますが、 その額も10%ほど下がっています。 この会社の課題を貴方はどう捉えますか? ************************************************************** 【問1の回答と回答を導き出した理由(背景)】(私の答え) ●結論 法人営業部における収益の低下が根本的な問題である。 収益性を考慮したオペレーションの見直しが必要である。 ●背景 まずは上記の問題を下記の通り整理しました。 構成要素を分けて考える事が解決の第一歩であるとある方から教わり、そこから解決策を導こうとしました。 〔法人営業部〕  売上:1億円  粗利:5%(500万円)  利益:200万円 〔青果店事業部〕  売上:1億円  粗利:35%(3500万円)  利益:1000万円   構成要素毎に分けて考える事が出来れば、後はそれぞれの数字を割り出していく作業となり、上記の通り割り出しました。 粗利の概念は「売上総利益」=「粗利」=「売上高-売上原価」として考えております。 〔問題点〕  A:収益性が減少した   推測1(青果事業部と同じ商品を使用しながら商品単価を値下げした)   推測2(青果事業部の商品とは違う低収益性の商品を売ってしまった)  B:利益変動制にも関わらず不透明な経営状態である事   株式公開していない企業におけるキャッシュフローの非公開は珍しい事ではないが、変動制である以上矛盾が発生する。   (利益額は増加している。にも関わらず支給額が減額している)    〔改善案〕  A:営業オペレーションの見直し(推測1の場合)  A:仕入れオペレーションの見直し(推測2の場合)  A:その他オペレーションの見直し(委託や設備を含めた仕事処理の有り方・効率・合理性等)  B:透明な経営をする。もしくは利益変動制ではなく社長の一存による支給方法に変更する

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.2

本当ならこの課題を出した方に補足の質問をしたいところですね。 今の〔青果店事業部〕の売上は3年前の1億のままなのか、利益額も1000万のままなのか。 もしそうであるのなら、購入時の数量は増えているのに仕入れ値は下がっていないということになります。 なので、仕入れの量が増えているのだから仕入れ値を安く出来ないのかの交渉をするべきでしょう。 また、高品質が売りなので、これ以上販売個数を増やしても高品質の果物を入荷できるのか。場合によっては新しい高品質の果物を作ってくれる生産農家をさらに探す必要が出てくるでしょう。 この場合、生産農家はA青果店の仕入れ量が増えてもも、その生産農家の出荷量自体は増えないので値下げ交渉は難しくなります。 また、〔法人営業部〕はあまりにも利益率が低すぎることになります。高品質が売りであることを理解してくれる法人に高値で売るのか、法人に対しては高品質を求めないお客様には高品質でない商品を販売する必要が出てきます。 ここはA青果店の経営理念など根底に関わる部分なので、かなり慎重に考える必要性があります。 そうでなく、この不況の為に〔青果店事業部〕の売り上げが下がっている。ということも考えられます。 そうなると今までのお客様はどういうお客様が多かったのかを調べる必要が出てきます。 お中元やお歳暮などの贈答品が多い場合、直接お客様が買いに来なくてもいいのだからネットショップを開くなどが出来ます。 ご近所の方々が自分で食べる為に買いに来ている場合は、なぜ買わなくなったのか、を調査する必要があるでしょう。 スーパーの品質が上がったのか、人の流れが変わってしまい品質が悪くても買いやすいほうに人が流れたのか、不況の為に贅沢を控えているのか。 現在いる社員となっていますが、3年前は何人いたのかもわかりません。 役員の人数もわかりません。 3年前は今の社長が役員にもなってなく社員だった。 そのためにボーナスも多くもらっていた。という可能性もあります。 >その額も10%ほど下がっています。 これがボーナス総額が10%下がったという意味か一人当たりの平均支給額が下がったのかもわかりません。 若い社員が増えて一人当たりの平均基本給が下がったので、基本給に対しての掛け率は上がったが一人あたりの支給額は下がっているなどということもありえます。 その場合、若い社員が増えたということなので、社員教育が出来ているのか、などの課題がでてくるでしょう。 または、先代が行っていた利益変動制のボーナスの至急を実施していないという可能性もあります。 この場合、ボーナスの支給方法が労働契約や就業規則に書かれている場合には違反になるという問題があります。 書かれていなくても、利益が増えているのにボーナスが減っていることに社員が不満を持つ可能性があります。 またはここで言う利益は営業利益でしかなく、ボーナスの基準になる利益変動制の利益が経常利益または税引前当期純損益の場合、法人の支払いが手形などで手形割引をしている、または新規事業部立ち上げの為に多くの負債をしているために金利負担が大きくなっているという可能性もあります。 支払方法の見直しや金利負担の軽減を考える必要があるかもしれません。 出題者がわざとあいまいにして、どこまでのことを考えてくるかを考えている可能性もありますし、その後に色々と質問を聞きに来る学生がいるかを試しているのかもしれません。 とにかく、曖昧な部分が有る為、まだまださまざまな問題点が考えられます。 ちなみにBは不透明とはいえないでしょう。 利益は上がっているという部分は透明になっています。 なので、利益が上がっているのにボーナスが下がっていることに気がつかない社員に問題がある。 または、そういうことを言えない社風に問題がある。 約束を守らない社長に問題がある。 などで不透明であるとかキャッシュフローに問題があるとはならないですよ。 キャッシュフロー変動性であるのなら、キャッシュフローに問題があるといえますが。

その他の回答 (1)

  • EFA15EL
  • ベストアンサー率37% (2659/7009)
回答No.1

法人営業なのですから、利益率が下がるのは当然ですよね。 そこは問題ではないでしょう(30%も下げるのはどうかという話はありますが)。 従業員数の変化が書かれていないのではっきりしませんが、 どのみちボーナスが利益変動型である、という部分が一番問題です。 あなたも気づいているように利益が増加しているのに給与が下がっているというのはおかしい。 利益変動というからには、利益率ではなく利益額で変動しなければ理屈が通りません。 冷静に考えれば分かりますが、利益率が下がること自体は悪いことではありません。 売上高1億で利益率50%と、売上高1000億で利益率10%のどっちが良いかは考えなくても分かるでしょう。 私はそう考えます。

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