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行列の証明
高校の基礎的な知識だったような気がしますが 忘れてしまいました。教科書とかあげてしまって 残ってないので教えて下さい。 行列AがあってA^nを求めろという問題で A^2、A^3と出せばある程度A^nが予想できますが それを帰納法で証明しなければいけないですよね? それってどうすればいいんでしょうか?
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suh84さん、こんにちは。 >行列AがあってA^nを求めろという問題で A^2、A^3と出せばある程度A^nが予想できますが それを帰納法で証明しなければいけないですよね? そうですね。それが手っ取り早い方法だと思います。 A^2,A^3・・・と計算してみて、それぞれの成分の規則性を見つけておくんですね。 それで、A^nを、まずは予想します。 それから数学的帰納法で証明すればいいですね。 >それってどうすればいいんでしょうか? ちょっと簡単すぎる例なんですけど 1 0 A=( ) 0 2 という行列だったとしますね。 1 0 A^2=( ) 0 4 となりますよね。 1 0 A^n=( ) ・・・・・(☆) 0 2^n だと予想します。 (☆)はn=1のときに成り立つ。 n=kのときに成り立つとすると、 1 0 A^k=( ) 0 2^k ですから、これにさらにもう一度、Aを実際にかけてみるのです。 1 0 1 0 A^(k+1)=A^k*A=( )( ) 0 2^k 0 2 1 0 =( ) 0 2^(k+1) となるので、これは、(☆)がn=k+1のときも 成り立つことを示しています。 よって、すべての自然数nについて、(☆)は成り立つ。 このように、予想してから、帰納法で証明すれば完璧だと思います。
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- tokomath
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ある程度複雑な行列になるとパターンを見つけるのも大変ですよね? そこでもし対角化できるならば 行列Aの固有値と固有ベクトルを求めて P^(-1)AP=B (Pは固有ベクトルを並べたもの、P^(-1)はPのインバース、Bは固有値を対角成分に並べたもの) とすれば A=PBP^(-1) なので A^n=PBP^(-1)PBP^(-1)…PBP^(-1) =PB^nP^(-1) となります B^nは対角成分のn乗なので簡単に求まりますよ。 こういうのはどうでしょうか?