ピタゴラス数と素因数分解

このQ&Aのポイント
  • ピタゴラス数により、互いに素な自然数a,b,cについて、cが素数p,qを用いてc=p×qと表せることができるかどうかについて考える。
  • m^2+n^2=p^2およびs^2+t^2=q^2を満たす互いに素な自然数も必ず存在する。また、a=ms-nt,b=mt+nsと表すことができる。
  • ただし、解は交換した場合や負数の場合も存在し、cが3つ以上の素因数の積で表せることも考えられる。
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a^2+b^2=c^2を満たす互いに素な自然数a,b,cについて、cが素数p,qを用いてc=p×qと表せるとき m^2+n^2=p^2およびs^2+t^2=q^2を満たす互いに素な自然数も必ず存在し a=ms-nt,b=mt+nsと表すことができるのではないかと ピタゴラス数の表を見ていて思いました。 正しいでしょうか? 例えば、(a,b,c)=(33,56,65)のときc=65=5×13となるので p=5,q=13となり、m=4,n=3,s=12,t=5とすると a=4×12-3×5=33、b=4×5+3×12=56が成り立ちます。 但し、上記の書き方は曖昧さがあり、 mとnを交換した場合、sとtを交換した場合について言及できていません。 c=65=5×13の場合も、m=3,n=4,s=12,t=5とすると a=3×12-4×5=16、b=3×5+4×12=63となり (a,b,c)=(16,63,65)というもう1つの 互いに素な自然数の組み合わせができてしまいます。 組み合わせによっては負数になってしまうこともあります。 c=25=5×5の場合も成り立つようなので p=qの場合も踏まえ標記の内容が正しいかどうかお教えください。 また、cが3つ以上の素因数の積で表せる場合はどうでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • yoikagari
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回答No.1

結論から言うと、正しいと思います。 実は以下のようなことがいえます。 正の整数nがn=x^2 +y^2 (x,yは互いに素な正整数)とかける必要十分条件は n=(p_1)^(k_1)*・・・*(p_k)^(h_k) (p_1,・・・,p_kは相異なる4で割ると1余る素数) またはn=2(p_1)^(k_1)*・・・*(p_k)^(h_k) (p_1,・・・,p_kは相異なる4で割ると1余る素数) であることがいえます。 詳しいことは、シュプリンガーフェアラーク東京から出版されている、G.H. ハーディ , E.M. ライト 著の 数論入門(I)と数論入門(II)に書いてあります。 上記命題を使うとa^2+b^2=c^2をみたすcの素因数は4で割ると1余るものに限定されます。 cの素因数pを考えると再び上記命題より、互いに素な正の整数s,tが存在してs^2+t^2=pとかけることがいえます。 また正の整数m,nがm=s^2+t^2,n=u^2+v^2とかけるとき (ただし、s,t,u,vはs,tが互いに素かつu,vが互いに素になるような正の整数) mn=(su+tv)^2+(sv-ut)^2とかけることより正しいことが証明できます。

sak_sak
質問者

お礼

もう一方の方でもお世話になっています。 回答ありがとうございました。

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