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独立な確率変数A、Bについて、その分散がそれぞれ1のとき、確率変数A-
独立な確率変数A、Bについて、その分散がそれぞれ1のとき、確率変数A-Bの標準偏差はどうなるのでしょうか。
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ご補足ありがとうございます。 a,b:定数, X,Y:確率変数とします。 V[X]=E[X^2]-{E(X)}^2 はご存知ですね。 V[aX]=E[(aX)^2] ? { E(aX) }^2 = a^2 E[X^2]-a^2{E(X)}^2 =a^2*V(X) X,Y:独立より V(X-Y)=V[X+(-1)Y] =V[X]+V[(-1)Y] =V[X]+(-1)^2*V[Y] =V[X]+V[Y]
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- alice_44
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A, B が連続値をとる分布か、離散値をとる分布かで、 計算式は表面上違ってきます。 ここでは、連続分布として扱いますが、 離散分布の場合は ∫ 記号が Σ 記号に変わるだけ ですから、自分で翻訳してみて下さい。 A, B の確率密度関数を、それぞれ fA, fB とします。 A, B の分散が 1 というのは、 mA = ∫ x fA(x) dx, mB = ∫ y fB(y) dy と置くと 1 = ∫(x - mA)^2 fA(x) dx, 1 = ∫(y - mB)^2 fB(y) dy であることを言っています。 A, B が独立であるということは、 A, B の同時確率密度が積 fA(x)・fB(y) だということですから… A-B の平均を m と置くと、 m = ∫∫(x - y) fA(x) fB(y) dx dy = ∫∫{ x fA(x) fB(y) - y fA(x) fB(y) } dx dy = { ∫∫ x fA(x) fB(y) dx dy } - { ∫∫ y fA(x) fB(y) dx dy } = { ∫ x fA(x) dx }{ ∫ fB(y) dy } - { ∫ fA(x) dx }{ ∫ y fB(y) dy } = mA・1 - 1・mB A-N の分散 V は、 V = ∫∫{ (x - y) - (mA - mB) }^2 fA(x) fB(y) dx dy = ∫∫{ (x - mA) - (y - mB) }^2 fA(x) fB(y) dx dy = ∫∫{ (x - mA)^2 - 2(x - mA)(y - mB) + (y - mB)^2 } fA(x) fB(y) dx dy = { ∫∫(x - mA)^2 fA(x) fB(y) dx dy } - 2{ ∫∫(x - mA)(y - mB) fA(x) fB(y) dx dy } + {∫∫(y - mB)^2 fA(x) fB(y) dx dy } = { ∫(x - mA)^2 fA(x) dx }{ ∫ fB(y) dy } - 2{ この括弧内を W と置く } + { ∫ fA(x) dx }{ ∫(y - mB)^2 fB(y) dy } = 1・1 - 2W + 1・1 W = ∫∫(x - mA)(y - mB) fA(x) fB(y) dx dy = { ∫(x - mA) fA(x) dx }{ ∫(y - mB) fB(y) dy } = { ∫ x fA(x) dx - mA ∫ fA(x) dx }{ ∫ y fB(y) dy - mB ∫ fB(y) dy } = { mA - mA・1 }{ mB - mB・1 } = 0・0 以上より、求める標準偏差は、 √V = √2 です。 公式 E(A+B) = E(A) + E(B), E(cA) = c E(A), V(A+B) = V(A) + V(B), V(cA) = (c^2) V(A) などを知っていると、上記の途中計算を大幅に short cut することができます。 参考: http://staff.aist.go.jp/t.ihara/operation.html
お礼
ありがとうございます。参考になります。
- gotouikusa
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V(A)=V(B)=1 V(A-B)=V(A)+(-1)^2 *V(B)=2 (答え) √2
補足
すいませんが、なぜV(A-B)=V(A)+(-1)^2 *V(B)となるのかもう少し詳しく教えていただければ助かります。自分には理解できませんでした・・・。
お礼
ありがとうございます。よくわかりました。