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名古屋大学情報文化学部について

名古屋大学情報文化学部について 大学の学部選びで名古屋大学情報文化学部について調べたのですが、分かったことは 専門的ではなく様々なことが雑多にできる学部ということだけでした。ではこのいろいろなことができる、というのは具体的にどのようなことをするのでしょうか?それを参考に選んでいきたいと思っているのですが・・・。

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  • Ginzang
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回答No.4

No.2の者である。 ううむ、情文で上手くやっている人や、学際的な話をできる教授(大学院の所属だが)をわずかながら知っているだけに、No.3の現場を推し量っただけの意見は聞き捨てならないのであるが・・・。 だから、東大院卒を権威のように振りかざす一言居士っぽい方の考えは好めない。 まあ、一理はある。 >1つの専門(たとえば歴史学)だけ学んだのでは卒業に要する単位が足りない(それだけのスタッフをそろえることができない),だからあれこれ勉強して単位をかきあつめろ,という意味でもあります。 というのは、ある意味事実だ。だから私も言ったように、初めから一分野に専心するつもりであれば、別の学部の方が適切だ。 ただ、 >何を専門にしたのだかわからないまま卒業することになります。 ということにはならない。なる人は、ろくに勉強もせず退学してしまう人で、それならどこの学部、どこの大学(東大にすらも)いるものである。 大学の卒業論文は、誰か教授一人の指導を受けながら、一つの分野について書くものだ。それが一応は自分の学んだことの産物であり(そりゃ博士論文に比べればはるかに見劣りするような、感想文のようなものになるだろうが)、この論文のテーマをもって、自分の専門であると胸を張れば良い。そして、専門以外について学んだことというのも、学生の気持ち次第で人生に生かしていける。 とはいえ、ここまでの話を聞いて「やっていくの辛そう」とか「文理融合なんて難しそう」と思ったら避けた方が無難だ、という点ではNo.3と一致すると思う。真の意味での学際的思考など一生の課題にするほどのことで、並の人間なら大学の4年間(+大学院)では到底無理だろう。 でも、それをうかがい知ることはできる。それに、少ないがヒントを下さる方々もいる。だから、それだけの好奇心があれば、引止めはしない。さらに、たとえ専門がどうあれ、学部さえ出れば「名大卒」としての就職状況はそう変わるものでもあるまい。 ただ、質問者が大学で大体こんなことをやりたい、というのが分かれば、もっと的確なアドバイスも出せるのだが・・・。

zaireisude
質問者

お礼

ここまでまとめてお礼させて頂きます。 お二方の意見非常に参考になります。僕は今とくにこれがしたい、という目標がなくただ情報系に興味があるという状態です。(かといって情報系の職につくかというとまた決まっていない、非常に不安定な状況ですが) ですので、専門的な学部にいくて可能性が狭まってしまいそうで、広い可能性を求めれそうな情報文化学部にたどり着いたわけなのです。 ですので、例えばこういうことをしている、という具体的な実際の体験を聞かせてもらえると少しはイメージがわき、進路を決定の参考になるのですが・・・。

その他の回答 (3)

noname#232424
noname#232424
回答No.3

No.1の再訪です。ちょいと補足しておきましょう。 1.教員みずからが文理融合なり学際なりが示せないのに,それよりも学問の浅い(ゼロに等しい)学生がごちゃまぜで勉強すれば達成できるだろうというのは,はなはだ無責任な教育理念だとぼくは考えています。これを認可した文科省にも責任はあります。いわゆる「教養部問題」というのがあり,(東京大学など少数をのぞいて)厄介者の教養部をリフォームしなければならなくなったときに,文理融合なり学際という制度が先に結論としてあったのです。 2.「文理融合」なり「学際」の実態は,1つの専門(たとえば歴史学)だけ学んだのでは卒業に要する単位が足りない(それだけのスタッフをそろえることができない),だからあれこれ勉強して単位をかきあつめろ,という意味でもあります。だから,「面白そう」とか「成績評価が甘い」などの観点で単位をとっていると,何を専門にしたのだかわからないまま卒業することになります。かくゆうぼくだって,最初は専門課程2年間と大学院6年間は,「専門は○○でござい」ときっちり勉強して,余裕があれば関連分野を他学部・学科したわけですからね。 以上のような構造的問題をかかえた組織です。あなたによほどの自覚や計画性がないと危険です。

  • Ginzang
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回答No.2

回答No.1は辛口である以前に、質問に対する「回答」ですらないので、名古屋大の情報文化学部(略して『情文』)に知人が何人かいた私がお答えする。 情文とは、はっきり言って、東京大のような他の大学で言う「教養学部」と同じである。十数年前に改名したようだが、そのとき名前に世間受けしそうな(今では陳腐なきらいがあるが)「情報」とか「文化」を入れてしまったあたりが、ちょっと気恥ずかしいかな・・・(笑)。 文系・理系の教授が集まって、全学部の1、2年生を相手に基礎的な教養を講義するために設けられている学部であり、そのついでで自分達でも学生を集めているという印象を受ける。 何をやっているか、と言うと、確かに実に様々(笑)。テレビゲームのようなサブカルチャーに関連した講義も聴ければ、インターネットで使う暗号化技術の講義もあったようだ。 所属する教授の専門分野が、そのまま学部でできる事になっているので、詳しくはサイトの「教員紹介」内の項目を一つずつ見てみると良い。 逆に言えば、「大学で物理を学ぶぞ」とか、「心理学者になってやる」みたいに志の固まっている人は、あえて情文を選ぶまでもなく、相応の学部を目指す方が良い。 ついでだから言っておくが、「文理融合」とは学部が与えてくれる物ではなく、努めて学生が己の内に形成するものであると思う。 大学の教授陣に「文理融合」を期待してはならない。教授は文理の垣根を越えるどころか、学部内の研究室の垣根すら越えようとしない・・・。これは日本のみならず、アメリカでも似たようなことがあるらしい。 でも、あえて自分から情文に入った人には、自分の中で「文理融合」を目指すことができると思う。それだけの知的環境は用意されている。これは名大くらいの規模ならどの学部の学生にもだが、様々なジャンルの講義を聴ける情文の方が幾分やり易そうだ。その意味で、情文は一考に値するのではないか。

参考URL:
http://www.sis.nagoya-u.ac.jp/index.html
noname#232424
noname#232424
回答No.1

>ではこのいろいろなことができる、というのは具体的にどのようなことをするのでしょうか? 授業科目表をみれば(この筋のプロには)一目瞭然なのですが,公式サイトでは学内のみ閲覧できるようで,わかりませんでした。「文理融合」というのは,それほど目新しいキャッチ・フレーズではありません。既存の学部・学科を再編して理系と文系の教員をごちゃまぜにしたときに,苦し紛れにつけるものです。閲覧可能な紹介文では情報系と環境系がメインのように読めますが,これとて使い古されたものです。名古屋大学ともあろうものが,ずいぶんみっともないことするねえ,と苦笑せざるをえません。 上記のコメントは,東京大学大学院理学系研究科出身で,その後は文系学部でメシを食ってきたぼくならではの辛口のものと了解したほうがいいです。日本のアカデミズムには,文理融合を標榜する資格はありません。教員をごちゃまぜにすれば文理融合であり,「個人としての文理融合」は専門馬鹿にはとうてい達成できません。だからぼくのような存在も理解できません。理解できりゃあ,ぼくは学長になってます 爆。

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