銀河系の鳥瞰図は想像図ですか実測図ですか?

このQ&Aのポイント
  • 銀河系の鳥瞰図は想像図か実測図かを知りたい。
  • 銀河系の中心から2.5万光年の太陽系近傍から見える天の川は局所的な断面であり、全体像を把握するのは難しい。
  • 現在の銀河系の鳥瞰図は天文学者の想像図であり、実測図ではない。
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銀河系の鳥瞰図は想像図ですか実測図ですか?

銀河系の鳥瞰図は想像図ですか実測図ですか? 私たちの銀河系は中心付近が膨らんだピザの様な円形で渦巻くように恒星が分布しているそうです。 この図は想像図でしょうか実測図でしょうか? 私たちは銀河系の中心から2.5万光年ほどに位置する太陽系におり、ここから観察できる天の川は太陽系近傍の局所的な断面にすぎません。人類は、ちょうど、ビザの中心から半分ほどの生地に埋まっているシラミのような位置づけに例えてよろしいかと思いますが、このシラミがどうしてビザの全体像が分かるのでしょうか? よしんば、太陽系近傍の恒星を10万個も調べて、ドップラー効果からそれぞれの天体運行の軌跡を求め、運動方程式の時間変数を変化させればLPレコード盤の溝のような同心円状の筋ぐらいは決定できそうな気がします。しかし、10万個を調べたとしても、1000億太陽質量と言われる銀河系の100万分の1の局所情報にすぎません。レコード盤の様な幾何学模様だけならいざ知らず、ピザの上に散在するベーコンやアンチョビの欠片の様な個別状況は導き出すことができないと思います。ピザ生地に埋もれているシラミがピザの全貌を見るためには、ピザから飛び出して1万光年ほども平面から離脱した所から全体を鳥瞰するしかない様に思います。 現在ある銀河系の鳥瞰図は天文学者の想像図なのでしょうか、それとも実測図なのでしょうか? 実測図であれば視点をどこにおいて実測したのでしょうか? 幼稚な質問ではありますが、なにか参考になるお知恵をご教授いただきたくお願い申し上げます。 ここでは実測の測定誤差は問題ではありません。 考え方をご教示いただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • foomufoomu
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回答No.2

むしろ、なぜ、分からないと言われるのか、私にはそれが不可解です。 地球から星までの距離はつぎのようにして測定できますから、それと星の方向の組み合わせで、3次元の星地図をつくることができます。さほど難しい作業とは思えませんが。 http://www.geocities.jp/planetnekonta2/hanasi/distance/distance.html もっとも、銀河系の一番遠い星は、光が届くまで10万年かかるので、それの時差をふくんだ地図になってしまいますね。 星の後ろに隠れた星は分からない・・・ということを気にされているなら、その可能性はほとんどありません。星の大きさをパチンコ玉ぐらいに縮めたら、星の間隔は数十kmになる。というぐらい、星と星の間は開いているものなので。 なお、本などで写真が示されているものは、銀河系に似た別の島宇宙の写真です。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。 >星の後ろに隠れた星は分からない・・・ これを気にしておりました。 計算してみると、1cm2の断面積を持つ星で10km四方=100km2の視野を埋めるには、10万x10万=100億個もの星が必要になりますね。銀河系が1000億太陽質量だとして、重なって見えない星があったとしても、見える星だけでサンプリングして全体像が描けますね。なるほど、星の断面積は宇宙区間では面積≒0の点と考えればよいのですね。 銀河系は、印刷されている絵から想像するよりも、はるかに疎なんですね。 良く分かりました。

その他の回答 (1)

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15359)
回答No.1

 電波とかで観測した結果。星の分布状態と現在観測できる銀河の形などから想像との合成でしょうね。  暗黒物質などもあり観測できない領域もあります。銀河系の形も昔に考えられていた形と現在とは異なっています。  観測はあくまでも地球を起点としています。  MITAKAというシミュレーションソフトが国立天文台で入手出来ます。近い天体などは正確に、其れ以外は想像で描かれています。

Mokuzo100nenn
質問者

お礼

ありがとうございます。 全体像は観測結果で一部に想像が入っていると考えればよいですね。

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