口蹄疫問題で、奨励金、見舞金、早期出荷

質問

口蹄疫問題で、奨励金、見舞金、早期出荷
「今回の対策で新たに殺処分の対象になるのは牛約５万頭、豚約１５万５千頭の計約２０万５千頭。処分対象は１８日までの分と合わせて計約３２万３千頭となる。
　政府は、新たに殺処分する牛１頭につき約６０万円、豚１頭につき約３万５千円の奨励金を農家に支給する。また、これまで殺処分を実施した農家すべてに、牛や豚の評価額の５分の１を見舞金として支給。５分の４は家畜伝染病予防法に基づき見舞金を支払う。
　一方、移動制限区域の外側で家畜の移動を禁じている１０～２０キロ圏内の「搬出制限区域」については、緩衝地帯とするため早期出荷を促す。対象となるのは牛約１万６千頭、豚約１万５千頭の計約３万１千頭。出荷を早めることで低減する価格については、経営再開支援金の交付により補填（ほてん）する。
　政府はこれらの対策に必要な予算として、３００億～４００億円を想定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100520-00000506-san-pol

1.奨励金、見舞金の違いは何ですか？
2.早期出荷は危険ではないですか？潜伏期間中かもしれません。そのチェックはできるのでしょうか？ワクチンを打つから大丈夫なのでしょうか。

回答No.3

kanetugu20 · ベストアンサー

う～ん！答えになっていないかも知れませんが、奨励金も見舞い金も国が出すのはおかしいです。
確かに被害に遇われた畜産農家は可哀想ですけど。畜産家・産地としての日常の心がけと対策が足りない為に招いた自業自得と言うか、それ以上に周囲の産地と住民にしてみれば迷惑な話です。
私は新潟県で水田と西瓜を主な栽培作物にして農業経営を行っていますが、一次産業は元々自然が相手です。西瓜が伝染病で出荷直前にバタバタと腐って行く事もあります。昨日、黒い斑点が在る西瓜を一個だけ見つけたと思ったら、明日には出荷直前の1800坪の畑の西瓜が全部腐ってしまう伝染病です。水田も伝染病にやられる事だってあります。
ご存知でしょうが中越地震で水田の底が抜け重機による修理も行いました。農家は低利の融資が受けられるくらいでした。これは他の災害・産業も変わらないはずです。
私達の産地では、畑に病気の西瓜を見つけた時点で、その畑の収穫を諦めます。そして他の畑に伝染しないようにすぐに対策をして、被害の拡大が産地全体に広がるのを防止します。そして他の農家には伝染病の発生状況が伝えられ、警戒体制に入ります。これが産地全体に徹底されています。こうしない産地としての信用が落ち来年以降の売り上げに響くからです。見舞金？出る訳が有りません。むしろ産地全体の他の農家に迷惑をかけたと肩身が狭いですよ。
昨今の報道を聞いていると、国がお金を払って拡大を防ぐのが当たり前のような事を言っていますが、これから一次産業に何か被害が出るたびに見舞金や奨励金なんて出来ますか？それとも、今回は特別ですか？選挙が近いせいか政治家・マスコミ・踊らされる国民。なにか変ではありませんか。

回答No.2

toshi-tsugu

残念ながら詳細は不明でしょう。政府が政策を打ち出しても実行できるか否かは、現状では分かりません。ベストは、とにかく短期間に全頭殺処分するしかないのですが、殺処分できない状況が続く、動物体内でウイルスを増やし続けていて感染拡大を防止するなんて口先で言っても駄目です。政治主導といいながら実際何もできていにのでは？超法規的な措置を講じる位の決断をして早期に全頭殺処分しないと感染拡大を防止することは難しくなるでしょう。発生から１月、もしかしたら２月かも知れませんが、感染が治まる気配が見られません。

（１）政府が決めているのでしょうが、奨励金は早期出荷に対して、見舞金は殺処分したことにたいしてかなと想像します。
（２）危険がないなどとだれも言っていないと思います。ワクチン接種したら発症しても軽度でおさまるのではという期待に過ぎません。変異が起こりやすいウイルスなので、ワクチンが効かない可能性もあると思います。

過去の我が国は口蹄疫の清浄国だったので、口蹄疫の専門家が少ないと想像します。したがって感染拡大すると経験不足が露呈しているように思えます。農水省の専門家委員会のメンバーに十分な経験者が居ればいいのですが、どうでしょうか？また専門家委員会の決定を受けて対策を実行する政務三役の程度を考えると、悲観的な方向に行くような予測をしてしまいます。農水大臣の発言は自己防衛の「言い訳」にしか聞こえません。彼が言い訳をしている間にも感染は進行しています。言い訳する前に対策を実行させるべく指示をだすことではないでしょうか。

回答No.1

fedotov

１.
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051901000861.html

見舞金…感染で殺処分
評価額の５分の４は家畜伝染病予防法に沿って手当金がでるので、
差額の５分の１を見舞金として支給。

奨励金…感染していないけれど、ワクチン接種して殺処分

早期出荷…売り上げ減少分は支援金交付で補填

２.
ワクチン接種した家畜は食用にできません、全頭殺処分です。
殺処分が間に合わないのでワクチン接種で時間かせぎするだけ。
ワクチン接種した家畜がウィルスに感染している可能性があり、
日本を含め、ワクチン接種国の肉を輸入禁止にする国も多い。
口蹄疫ウィルスはインフルエンザのようにいろいろ種類があり、
変異するので、備蓄ワクチンの型がが今回の口蹄疫ウィルスに
効かない可能性もあります。

早期出荷についてはご心配どおり、希望的観測による賭け。
そもそも、何キロ離れていたら安全とはいえないのです。
口蹄疫ウィルスは風に乗って２００キロでも飛ぶので、
韓国から飛んできた可能性もあります。
２０００年の発生も、宮崎と北海道と離れていました。
ＧＷに大量に人や車が移動した事を思えば日本全国が危ない。