円借款、国債、中国の関係

このQ&Aのポイント
  • 日本と中国の金融関係について質問です。
  • 円借款や国債によるお金の貸し借りにより、日本と中国の経済は影響を受けています。
  • しかし、借りたお金を返すことや金額の把握に関しては、課題が残っているようです。
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円借款、国債、中国の関係

円借款、国債、中国の関係 基本的なことが判らず、愚問かもしれませんが、私の断片的な知識をつなげたく教えてください。 日本は昔から中国に低利でお金を貸してますよね。ODAと言いますね。今でも続けているらしい。 一方、中国は大きな貿易黒字でアメリカ国債をたくさん持っている、つまりお金を貸している。 中国は日本からお金を借りたいくらい資金需要が大きいのにアメリカには貸している。 また、日本は中国以外にも方々に円借款としてお金を貸している。一方、国債発行して 国民からお金を借りている。早くこの借金を返さなければ、将来にツケを回すと政治家は言っている。 お金持ち中国からお金を返してもらえば日本の赤字国債は解決するのでは? さて、上記についてどうしても各々辻褄が合いません。 多分、貸したり借りたりしている金額を把握していないこと。各々の貸し借りの意味を理解していない ことなどが、私の混乱の原因かと思います。 教えてください。 日本、アメリカ、中国などのお金の貸し借り関係、金額インパクトについて

  • 経済
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  • covanonki
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回答No.2

中国がアメリカから国債を買うのは、「お金を貸している」という発想とはちょっと異なります。 中国は「ドルペッグ製」もしくは「管理フロート制」を取っています。 ドルペッグとは、アメリカドル対して中国人民元を固定させる、「固定相場制」のこと。 管理フロート制とは、人民元のアメリカドルに対する価値を計画的に上昇させること。 ともに、市場原理を無視したもので、人民元の価値がドルに対して上がりすぎないよう、中国政府 は積極的にアメリカドルを購入し、人為的に固定相場を作り出しているのです。 中国も国内に中央銀行(=中国中央銀行)をもっていますから、自国で人民元紙幣を刷ることが できます。おそらくドルを購入する原資はこれだと思います。 普通紙幣を市場原理を無視して発行したりすれば、その国の通貨は信用を失い、ハイパーインフレを 起こすきっかけとなるのですが、中国は積極的にドルを購入し、元の価値が安いままで固定していま すから、インフレを起こすことがありません。 しかし、ドルを大量に購入しているわけですから、当然中国政府の保有するドルの金額はどんどんと 上昇します。ドルは、ドルのまま保有しているよりも、米国債として保有していたほうが、金利も付 き、元手以上の価値を生み出しますから、「外貨預金準備高」は基本的に外債で保有されます。 これは中国だけでなく、日本も同じ事を行っています。 それにしても中国はこんなに外債を保有してどうする気なんでしょう。人民元の本来の価値がドルに 対して揚がり続けている以上、ドルペッグを取っている中国は米外債を手放して再度人民元に換える、 なんてことが出来るわけがありません。 通貨単位が違いますから、米外債を中国国内で用いることはできません。無用の長物なのです。 また、ODAは中国にただ貸しているわけじゃなく、当然利息が返ってきます。 中国を始めとする、他国への貸付が日本の経済にもたらしている効果は、100兆円を超える規模で推移 しています。 リーマンの崩壊以来、額を落としているとは言うものの、2009年に海外から受け取った利息の合計は 123兆円に上ります。(所得収支といいます) 貸付を回収するのは簡単です。一時的なものを見れば確かにその効果は大きいでしょうが、日本は同 時に毎年100兆円を超える収入をいっぺんに失うことになるのです。 ODAって、立派なビジネス活動なんです。 しかも、日本がODAを行う場合、日本国内の事業者を現地に派遣して事業を行いますから、そこで 得られる直接的な収入も日本人の収入となります。 こんな説明でいかがでしょう。

その他の回答 (1)

  • fedotov
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回答No.1

日本の借金は約900兆円。 対中円借款は2007年度に終了。 データが古いですが、 総額約3兆円を30~40年で返済。 1兆円を返して貰っているので、残り2兆円程度? http://oshiete.nikkeibp.co.jp/qa2269334.html アテにしない方が良い金額です。

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