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金融政策について質問です。

金融政策について質問です。 (1)買いオペレーション (2)預金準備率操作 (3)公定歩合引き下げ は全て利子率を下げると思いますが、 (1)は、証券等から利益を得られるという意味での利子率が下がる(証券を持っている人が損する?) (2)は、銀行から貸すお金の利子率が下がる(銀行が損する?) (3)は良く分かりません。 利子率が全部意味あいが異なるのに、利子が下がる、 の一言で同じように説明して良いものでしょうか?

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  • hirosi3
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回答No.1

●日銀が銀行などの金融機関に行う政策  (1)買いオペレーション (2)預金準備率操作 (3)公定歩合引き下げ  これらは日銀が民間金融機関(銀行など)に行う政策で、一般国民には直接行う政策ではありません。詳しくはこれらの言葉をキーワードとして検索すれば、このコーナーでは書き切れないほどの説明が得られます。ここではそれらを意識して、簡単に説明すると同時に、一部補足しておきましょう。  (1)買いオペレーション==銀行が保有する国債・公債などを日銀が買い取る政策。これにより銀行は現金を多く保有し、貸し出しに余裕が出ます。つまり銀行が多く貸し出せば景気を刺激することになると考えられます。  (2)預金準備率操作==銀行は預かった預金をなるべく多く貸し出したいので、手持ち資金を少なくしようとします。もし多くの人が急に預金を引き出したら困るので、銀行は預金のごく一部を日銀に預けるよう定められています。その率を低くすれば銀行は多く貸し出すことが出来ます。預金準備率を低くすることにより銀行は多く貸し出し、景気を刺激すると考えられます。   (3)公定歩合引き下げ==現在は「政策金利」という言葉を使います。昔は日銀の貸し出し金利でしたが、現在は銀行などの金融機関が短期的に金を貸し借りするときの貸し出し金利。金利が下がれば銀行は安い金利で資金を借りられるので、個人・企業へ安い金利で貸し出すことができ、景気を刺激すると考えられます。  以上簡単に書きました。詳しくはこれらの言葉を検索して下さい。一つ補足すると、(2)預金準備率操作について。これは1991年10月16日以降行われていません。経済学の教科書では「例えば10%とすると」との表現が用いられていますが実際は1.3%です。 http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/junbi.htm それも翌月の15日までに日銀当座預金に入金すれば良いので、景気刺激策としては効果が期待できません。  これらの政策は直接的には金融機関に対するものなので、私たち国民には間接的にしか影響はなく、その影響も状況により大きかったり小さかったりする政策なのであまりピントこないかも知れませんね。

hostsmania
質問者

お礼

こんにちは。 ご回答ありがとうございました。 いやぁ、まだまだ勉強ですね。ご丁寧にありがとうございます!

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