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金融政策などについて

調べてもわからないことがいくつかあったので質問させてください。 ・政府支出、消費支出、純輸出の変化が失業に与える影響とは? ・公定歩合による金融政策について説明 ・45度線図を使って失業が生じる状況を説明 よろしくお願いします。

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回答No.1

政府支出、消費、純輸出とも総需要の構成項目ですから、どの需要が増えても失業は減ります。 公定歩合を下げれば金利裁定により民間の貸出金利も下がるので設備投資(これも需要項目)が増えてやはり失業が減ります。ただし完全雇用に近い状態ならば失業は自然失業率よりは下がらずに物価が上昇します。ただし、「公定歩合」というものはすでに廃止されたので今はこのような議論はできません。今の金融政策はあくまで短期金融市場の金利を誘導することによって行われているからです。 45度線図では、短期消費関数の限界消費性向が1より小さいのが特徴です。したがって政府支出などで需要の切片が増えれば均衡国民所得と総需要のギャップが小さくなりますから失業が減ります。ただし消費関数をケインズ型の短期消費関数で近似することは今は流行していません。「恒常所得仮説」による消費関数が通常用いられます。その場合は45度線図は使えません。

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