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市中の通貨はどうやって増えるのか

covanonkiの回答

  • covanonki
  • ベストアンサー率48% (219/448)
回答No.2

ズブの素人ですが、もうしわけありません。 私も最近、経済のことを勉強する機会があり、ご質問の回答になるのではな いか、と思い回答してみました。 GDPの総額を上げる為に必要なのは、市場に流れるお金の総額を上げるし かないようですが、その方法として、「日銀が紙幣をすればいいじゃん」と、 単純に考えていたのですが、日銀はただ単純に紙幣を刷ったとしても、対価 がなければこれを市場に流通させることはできません。 日銀が積極的に市場に介入していく方法として、 1.市場に既に出回っている国債を引受ける。 2.政府が刷った国債を引受ける。 この2点しかないようです。 こう考えると、市場に出回るお金の総額を増やすことができる唯一の方法 は、 「日本国政府が国債を刷る」。 この方法以外に考えられません。いわゆる赤字国債のことです。 http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2009/11/10/007313.php 日本政府が刷る国債の引受け手は、その95%が日本国民(国内の銀行、その 他金融機関)であり、仮に国債が対外的に信用を失うことがあったとして も、殆ど全てが国内で流通している以上、対外的な問題が原因で国債の金 利が上昇することは考えられません。 一方、国内で仮に国債の引受け手がなくなり、国債が札割れを起こすよう な事体に陥ったとしても、日本は国内に通貨の造幣機関(日本銀行)を有 しているわけですから、日銀が紙幣を刷ってこれを引受けることにより、 国債の金利上昇を防ぐことができます。 ですが、日本では、毎年赤字国債が発行されているにも関わらず、もう何 十年もの間国債が札割れを起こしたことなどありあません。 これはどういうことか。つまり、日本の市場は現在、「金余り」の状態に あるということです。ちなみに日本人が現金預金で保有している資産の総 額は800兆円を超えており、文句なしの世界一です。 つまり、日本では、政府が国債を発行することで過剰なインフレを起こす ことなく、国内に流通するお金の総額を増やすことのできる条件を備えた 数少ない国のひとつです。(ちなみに日本以外にこの技が使える国はアメ リカしかありません。ですが、アメリカは日本と違って、ハイパーインフ レを起こすリスクを抱えています) 上記紹介サイト中で三橋貴明さんがこのことを詳しくご紹介されています。 彼の書籍を読めば、きっと貴方の中の疑問は全て解決されるのではないか、 と思っております。

foomboom
質問者

お礼

covanonkiさん、ご意見ありがとうございます。 (一度お礼を書いたつもりですが、反映されていないので、再度書きます、、もし何らかの手違いで重複していたら申しわけありません) 三橋貴明さんのコラムは拝見致しました。彼のように理路整然と考えられていたわけではありませんが、国債に対する世の中のバッシングに違和感を感じている私としては同感できる内容でした。 三橋貴明さんの書籍、探してみたいと思います。 >市場に出回るお金の総額を増やすことができる唯一の方法は、 >「日本国政府が国債を刷る」。 >この方法以外に考えられません。いわゆる赤字国債のことです  今回いろいろ勉強させて頂いて、国債発行と、信用創造(準備率変化)によって市中の通貨量が変わるのだという認識になりつつあります。 国債は必ずしも赤字国債じゃなくて、建設国債でも市中の通貨量が増えると思いますが、いかがでしょう?

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