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voltageの冠詞に関して

a voltage of 1 V the voltage of 1 V 論文などで両方の使い方を見かけるのですが、それぞれの使い分け方について教えて下さい。

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  • inara1
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回答No.1

a をつけるのは、数値を伴う物理量がその論文で初めて出てきたときです。「こういう条件で測定した結果、○○間の電圧は 1V であった」とか、「1Vの電圧を電極に印加した」という場合、読者にとって 1V というのは初めて見る数値なので a voltage of 1 V となります。 the をつけるのは、1度 a をつけて出てきた数値付の物理量を後で引き合いに出す場合です。「その電圧はこういう計算結果と一致する」などと言う場合には the voltage is ・・・ と書けば、それが前述の電圧であることが分かります。 「the voltage of ○V」という言い方は   ・すでに説明した測定結果がいくつかあって、○Vのほうの電圧を指す場合   ・乾電池の起電力など、一般的に知られた電圧を指す場合 などに使います。 例えばここ(http://www.nxp.com/documents/application_note/AN10230.pdf)の2ページ目の最後から4行目に Let’s assume we have to convert the voltage of 3.6 V from a Li- ion battery to a voltage of 1.5 V, which is required by many modern ICs. という文章があります。いきなり 3.6 V とう数値が出てきても the voltage of となっているは、それが Liイオンバッテリーの公称電圧で、よく知られた電圧だからです。この部分を訳すと、「Liイオンバッテリーの電圧の 3.6V を、 1.5V という電圧に変換しなければならないとしよう」ですが、3.6V はよく知られていても、それを変換した後の 1.5V というのは良く知られた電圧ではないので、a voltage of 1.5 V になります(訳文でも「~という電圧」という表現で a のニュアンスを持たせています)。

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