既婚男性です。
>男女の友情はお互い性を感じないということですよね?
う~ん、男性の女性に対する友情が成立する場合と、女性の男性に対する友情が成立する場合とでは、それぞれの成立条件が大きく異なるのではないでしょうか。
たとえば、男性が女性と人間関係を結ぶとなると、相手女性を《性的欲望対象》と見なすか、逆に相手女性を意思と人格の持ち主、つまり性を超越した人間存在と見なすか、そして相手女性を《性的欲望対象》であると同時に《人間存在》でもあると見なすか、の三つのケース以外には考えられません。
で、性的に健康な発達を遂げた男性の場合、例外なく女性を《性的欲望対象》&《人間存在》という両面性を帯びた存在として受け止めるはずでして、通常、女性を友人と見なしている場合は、たとえそうと意識しないまでも、女性を《性的欲望対象》と見なすことを理性や自制心によって封印しているだけと考えられます。
女性には実感的に理解できないかもしれませんが、平均的な男性は、女性や法律によって、普段から自由な性行動を抑圧された禁欲的な生活を強いられているが故に、恒常的に一種の欲求不満状態に置かれているのだと思います。
くれぐれも男性の性欲が本能的、生得的な欲求であるかのように誤解しないで下さい。
ですから、女性が男性に好意、愛情、同情、寛容、尊敬等々といった態度を示すと、男性は自分が女性に受け入れられたかのように感じ、それまで性欲を封印してきた理性や自制心が緩み、ひとりでに女性に欲情せざるを得なくなるわけです。
その意味では、男性は女性への愛情から欲情するのではなく、女性に性的禁止を解除されるから欲情するのだとご理解いただけませんか。
>男性が女友達を想像して一人えっちするのはその女性を友達としてみてないことになりますか?
もうお分かりでしょうが、男性は「その女性を友達としてみていないか」どうかに関係なく、たとえ彼女に友情や尊敬の思いを抱いていようとも、その女性を《性的欲望対象》と感じれば、たとえば裸体を、特に女性が男性に見られたり、触られたりしたくない部位を妄想したりしながら「一人えっち」したとしても、これはごくごく普通のことだと思います。
と言うか、質問者さんの周囲にいる、ごく親しい、ごく普通の、真面目で、誠実な男性たちだって、その脳裏には性的妄想や欲求やらが渦巻いているはずですが、それを難なく理性や自制心によって封じ込めながら日常生活を営んでいるはずとご想像いただけませんか。
そうでない男性、つまり旺盛な性欲を内在させていない男性の場合、今度は結婚後に妻をセックスレスで悩ませる確率が高くなると懸念されます。