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自主制作音源のパン(LR)の振り方
自主制作音源を作っているのですが、ドラム以外のパンの振り方に不安があって質問させていただきました。 現在の振り方ですが Vo:mono:C BackingGt1:mono:-80~-100 BackingGt2:mono:+80~+100 SoloGt:mono:C OtherGt(オブリなど):mono:-40~+40 Bass:mono:C となっています。 振り方について特に定型は無いのかもしれませんが ポピュラーで基本的な振り方教えてもらえると幸いです。
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うーん…実際、曲調とか音色によって、毎回どうするか悩むポイントになりますから、一口に「大体こういう割合」なんて言い切れやしませんけどねぇ…つーか、そこんとこどうするか試行錯誤するのがミキシング作業ですからね。 ただ、これは私のやり方ですが、Vo.1、Bass 1、Dr.1、Gt.2の構成で、あらかじめちょっと特殊なバランスのコンセプトがあるワケじゃなく、おおむねステージ再現的な路線で組み立てていく時なら、 マスターフェーダを0dBにいったん固定。 まず、バスドラをPANはど真ん中にして、トラックレベルをMAXでメータ読み-3~-5dBにする。 ベースをPANど真ん中で重ねて、概ねバスドラと拮抗するレベルにする。 ここでベースの仮音色調整をして(バスドラは音色調整が済んでるのが前提)、音がセンターに重なった状態でもバスドラとベースがちゃんと分離して聞こえるようにする。 この状態で、ドラムパーツを1つずつ、これもその時点では ドラムパーツは最初は全て真っセンターを前提にして音色調整しながら足していって、ドラムパーツとベースがモノラルで一定ちゃんと分離して聞こえるように音色のほか音量バランスも取る ギター等を、これはある程度PAN振って足していく。両サイドに振る時は、最初は「全部の音が鳴っている時に、ステレオ左右の音量がほぼ揃う」状態にセット。 だいたい、この段階でマスターレベルが0dBからちょこちょこ+側に触れている程度になるのが普通。ここで常時+側に触れっぱなしだったらバスドラのレベルを下げて全体をやり直し。 ここで、必要が有ればドラムパーツを少し左右に開いて、欲しい感じにドラムの左右の広がり感を出す。 オケだけで全体が概ね0dB強になったら、-2~0dBに収まる範囲になるまで全体を均等に少し下げる。 ここにボーカルを乗せて、ボーカルが入った状態で全体のレベルが0dB強で流れるくらいのレベルに調整。 …と、これくらいの調整にして「事前調整完了」で、あとはここからいろいろとパーツの上げ下げ、ミキシングエフェクトの設定、PANの調整、各トラック音色の細部の煮詰めと音量の上げ下げ…を検討していきます。 まぁ、別にこれが正解というわけではないですが、一つのアプローチとして御参考までに。
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- kenta58e2
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質問者の方のお考えどおり、単純に「PANの振り方は?」という問いに対する答えとしては「ルールなど無い。好きにしろ」になります。 逆に言えば、PANの振り方はボリューム調整や音色調整、エフェクト調整以上に、「作業は地味だけで、これが作品の世界観表現を左右」するとも言える、重要な調整項目でもあります。 私も、ありがちなVo.1、Bass 1、Dr.1、Gt.2の構成の音源なら、基本は質問文の範囲にします…というか、まず最初に質問文の範囲に音を置きます。 ここは、人によって作品作りの手順…アプローチが違うところと思いますが、私は、結果的に相当凝ったPANワークをするとしても、この手の構成のバンドではまず最初は「ステージにプレイヤーが並んでるとした時」の位置に素直に音を置いてみる…つまり、ライブ時の観客席目線の想定…というところからやる主義です。 (実ライブを想定してどう聞こえるか…から始めないと、各楽器の音色効果や主張の効き具合がよくわからん…という主義なもんで) あと、ちょっと特殊な曲調で、全編が例えばボーカルとギターの掛け合いが重要な役割を持っていて、他の楽器はその掛け合いの起承転結をバックで支える…みたいな曲だったら、センターを境にボーカルとメインギターを少し隙間を空けて左右に置くとか、ギター2本のバトル感を際立たせるために、交互にセンターにもっと来たり、2本をあえて近づけたり、逆に左右一杯でバトルさせたり…なんていう「演出」は考えられますけどね。
お礼
参考になりました。ありがとうございます! ちなみに音量に関して質問するのを忘れていました、、 ボーカル、ギター、ドラム、ベースの音量の割合ってどのくらいにしていますか?
お礼
丁寧に答えてくださって本当にありがとうございます。 解説もわかりやすくて、とても参考になりました。 これからの活動の支えにしていきたいと思います!! ありがとうございました!