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自主制作映画を撮る
失礼します。 私は大学生なのですが、今度自主制作映画を撮ることになりました。 大学生といっても映画サークルでもなく単なる仲の良い友達なのですが、そもそも映画撮影に関しては全員が全くの素人なのです。 遊びの範疇に含まれてしまうかもしれませんが、作品のレベルはミニシアターなど映画館で一般上映しても遜色がないくらいにしたいと思っています。 そこで本題です。 今回私に任されたのはカメラマンという立場です。 全くの素人なので、何が必要なのかもわかりません。 撮影時における一般的なカメラワークというのでしょうか? (レフ板だとか・・・そういう知識もないので) そういったことを重点的に教えていただけるととても嬉しいです。 ちなみにSONYのA1Jというカメラで撮影しようと思っています。 説明不足かもしれませんが、よろしくお願いします。
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撮影の時に戸惑わないように一つ考え方の指針等・・・(飽く迄も一例です) 〇先ず、その映像が誰の視点なのかを意識する ※『見た目』・・・ある人物が見た画像 ・例えば小さい子供の頃の記憶・・・と言った映像を撮影する場合、飽く迄も視点は子供と同じ、低い位置で、周りの物を見上げるように撮影したり、歩いている人物の見た目ならば、実際に身長を人物と合わせ、同じ歩幅で手持ちで歩きながら撮影する等。 〇テーマを定める ※『客観』・・・作中の誰でもない、強いて言えば観客の見た目 ・大抵の作品中最も多く使われている映像。この場合は観客に伝えたい一番重要な情報、台詞をきちんと見せる事が肝心。 人物AとBが会話している場合、先ず初めの方は二人が何処に居るのか、誰と居るのかを判らせる為にちょっと広いサイズ(周りの風景が判り、尚且つ当座登場する全ての人物が入った映像)で撮影する。場合によっては、人物がお芝居で動く等、初めに作った構図が崩れない限り長回し(カットしないで撮影し続ける)する。この方法を使った場合、人物の表情等が画面上で小さく成る為、必要と思われる人物の顔等を後からもう一度同じ芝居を繰り返して撮影し、編集時にはめ込むのが通常。 特に、一番伝えたい台詞などはその人物の顔をUPで・・・等。 〇サイズ、構図、アングルを定める ※『カットバック』・・・上記した、後から撮影する人物の顔等 ・会話を撮影する場合、特に意図しない限りは夫々の人物の目線をぶつける。これは、イマジナリーラインと言う架空のラインを引き、その線を越えない位置にカメラを置く事で実行出来る。 人物Aが、最初に撮影した広い映像の中で下手(画面左側)に位置し、人物Bが上手(画面右側)に位置する場合、顔の寄り(UPの事)は人物Aを撮影するときは上目線(画面の右側を見ているように)で撮影し、人物Bはその逆(下目線)にする必要が有る。 文章だと判り難いが、 人物A 人物B ーーーーーーーーーーーーーーー(←イマジナリーライン) カメラ< >カメラ V カメラ この様なカメラ配置を心がけると言う事。 会話する二人を交互に映し出す場合、二人の目線がぶつかっていないと映像的にお互いが何処を見ているか判らなくなる為に必要な事だが、逆に意図的に外して心理状態を描くことも有る。 〇現場での注意点 ※段取り・計算 ・撮影は飽く迄も物語の時間進行の通りには進まない。場合によっては順番が後のシーンを先に撮影する事になるかも知れない。気を付けたいのは、脚本をキチンと理解し、作品中の時系列を壊さない事。 例えば人物Aが物語り中盤でメガネを壊してしまう設定の場合、後半を先に撮影した時に、壊れたはずのメガネをかけてしまう等と言うミスが意外と起こりやすい。先ずはキチンと物語の流れを理解する事が必要。また、カメラのバッテリーが途中で切れてしまい、折角やったお芝居が撮影出来ていない・・・等といったミスを防ぐ為にも事前のカメラチェックは必要。現場でテスト(撮影はしないが、本番に近い状態で実際に撮影手順を練習する)を行い、予定どうりに上手く行くか確認する。 等、『まったくのしろうと』ならばこの辺を注意してみるといいかも知れません。 書いた内容は、『カメラマン』にと言うよりも、寧ろ携わるスタッフ全員の心構えですが、これらを最もよく具現化するのが『カメラマン』です。
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↓の真ん中位にある『映画の撮り方 ビデオの撮り方』 品薄本かもしれませんがご参考になるかと。 是非ご一読あれ。
お礼
ありがとうございます^^ 手に入り次第、参考にさせていただきます☆
- takuranke
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ずいぶん良いカメラをお持ちで羨ましいです。 まずはシナリオがあり、それに基づいた演出ノート、絵コンテが必要になり、カメラマンはそれにそって、撮っていきます。 カメラワークは監督がシーンごとにどのようなアングルで撮るかによります(カメラマンが助言する場合もありますが)、その指示は絵コンテ又はその場の指示で作業します。 道具は現在のカメラならレフ板(集光板)はそんなに気を使わなくてもいいと思います。 それとカメラを固定する三脚、スムーズに移動ができるようにレール(これは揺れを吸収するように工夫した自転車やバイク、台車などで代用が可能)、脚立等もいると思います。 昔のことなので、現在はかなり違っているかもしれません(昔は現像しないと出来上がりが不明でした) 参考サイト張っておきます http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4208/howto.html
お礼
ありがとうございます^^ まず手順をしっかり立てて、それから監督の指示で主に撮るといった流れなのですね。 お話を聞く限りでは、カメラ以外に何か特別な道具が必要なのかと思ってたので、ホッとしました。 是非参考にさせていただきたいと思います。
お礼
大変参考になりました!!しかも図示までしていただいて。 カメラマンの仕事がどういったものなのか、なんとなくイメージできました。 ありがとうございます☆