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ハロゲン系難燃剤の範囲とは?
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プリント配線板材料の設計に携わっている者です。 このような問合せにたまに対応しています。 1)ここで言う難燃剤とは、後添加型の難燃剤を指しま す。つまり、マトリックス(樹脂等)の骨格に取込まれ て(化学結合して)いないものになります。「ハロゲン 化合物」と言った場合は骨格中にハロゲンが取込まれ ているものを指すことになります。 添加型難燃剤が環境負荷で重要視される理由は、燃焼 時にダイオキシン発生の可能性がある添加型の「デカ ブロモジフェニルエーテル」が使用禁止物質となって いることにあります。 「ハロゲン化合物」といった場合は、骨格中にハロゲ ンを含有するものを指し、燃焼時の毒性は低いとみら れているものです。 2)「含有なし」で良いです。
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- himajin1
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回答が付かないようなので、ど素人ですが、推測で書きます。 たぶん、apple-manさんの方が、詳しいと思います。 本当の目的は、燃やしたときに、ダイオキシン類が発生して欲しくないと言う所から来ているはずなので、2)については、「ハロゲン系難燃剤は添加していませんが、ハロゲン系化合物を含有しています」と答えるのが、丁寧と思います。 1)については、電材業界でノンハロ対応を謳うときに、素材の組み合わせの中でハロゲンフリーを進めていった結果、最後まで代替物質が見つからずに残っているハロゲン系化合物が、難燃化剤だったという歴史的な経験則から、そう言うユーザー会社が多いという事ではないでしょうか? いずれにせよ、問い合わせをしてきている会社に定義を確認してから、回答する方が良いと思います。
お礼
>2)については、「ハロゲン系難燃剤は添加していませんが、ハロゲン系化合物を含有しています」と答えるのが、丁寧と思います。 >いずれにせよ、問い合わせをしてきている会社に定義を確認してから、回答する方が良いと思います。 各メーカーが複数のメーカーに決まった書式で 機械的に問い合わせてくる場合が多いんです。 ですから質問してきた担当者に問い合わせても、 逆に「今までこのような質問にはどう答えてられました か?」なんてことを言われたこともありましたし、 「難燃剤ではない」といった但し書き付きで、 とりあえず「有」にということにしておいてくれ というのもありました。 営業を通じて連絡が行ったり来たりするのは、 手間の問題もあるので、難燃剤との指定の理由が 分かれば一発回答できると考えたからなんです。 >ハロゲン系化合物を含有しています」と答えるのが、丁寧と思います。 こちらも化け学弱いんですが、相手側も 弱いと、ちょっと判断つきにくいので、 その物質の化学式と含有量教えてくれなんて 話になるんです。 ですから、難燃剤ときたら、うちは関係ありません と言い切れるのが効率なので、この質問させて 頂いたわけです。 >電材業界でノンハロ対応を謳うときに、・・・ 最後まで代替物質が見つからずに残っているハロゲン系化合物が、難燃化剤だったという歴史的な経験則から、そう言うユーザー会社が多いという事ではないでしょうか? そうゆう経緯もあるんですね。 ご回答有難う御座いました。
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>プリント配線板材料の設計に携わっている者です。 >1)ここで言う難燃剤とは、後添加型の難燃剤を指しま す。つまり、マトリックス(樹脂等)の骨格に取込まれ て(化学結合して)いないものになります。 なるほど、見えてきました。 ご回答を見て気づいたんですが、 難燃剤に対する質問書は、プリント基板に 関する書類と共通だったり、それを 手直ししているものなんです。 主にプリント基板に関する事項を消さない でそのまま送ってきている可能性がありそう ですね。 >「デカブロモジフェニルエーテル」が使用禁止物質となっていることにあります。 過去の問い合わせ内容を確認したときに、 臭素系何とかについては、別途報告のこと というのがありました。 >2)「含有なし」で良いです。 テフロンなんかばっちり化合してますし、 いいんですね。 有難う御座いました。