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１０万円で星雲の写真を撮るための望遠鏡を選ぶ方法
- １０万円程度の予算で星雲の写真を撮ることは可能かについて質問します。
- 望遠鏡の部分で１０万円程度で収まるものはあるのか、またその場合の写真のクオリティについて考えます。
- 望遠鏡の選び方として、大口径、短焦点の鏡筒が推奨されるが、他の天体の観測にも適しているのかについても質問します。
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質問者が選んだベストアンサー
小さい頃から、oraeno17さんと同じようにすてきな星雲星団の写真を撮りたいと思い続け、少しずつ機材をグレードアップしながら撮影し続けている者です。現在、星雲星団撮影に使用している機材は、R200SS（20cmF4反射）＋高橋EM10USD＋6cmF7ガイド鏡＋ビクセンGA-4を組み合わせ、EOS KissX2ボディで直焦点撮影しています。 私の経験からちょっぴりアドバイスを、と思います。 （質問１）１０万程度の予算でそれなりの写真は撮れないものでしょうか。 （回答１） まず、「望遠鏡を覗いた時にこちらの写真のように見れればそれだけで幸せです」とのことですが、提示されたM42の写真のように見える望遠鏡はまずありません。何分もかけて丹念に星を追いかけて、初めて得られるレベルの写真です。星雲星団、特に散光星雲や系外星雲は、天体写真の中でも撮影が難しいうちの一つであるといえると思います。 金額の話はさておき、提示されたような写真を撮影するとなると、撮影レンズ（カメラの望遠レンズを使うこともあり、天体望遠鏡の後ろにカメラをつけて望遠レンズ化（＝直焦点という）することもあり）、追尾のための赤道儀（できればモータードライブ付き）、ガイドスコープ（眼視ガイドならガイドアダプターも必要、オートガイドならオートガイダーも必要）の３つが最低限必要です。
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- Akii2
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さっきの続きです。 （質問４）写真撮影を全く考えずに低予算で星雲観察を中心に惑星や月も見るとしたらどの程度の望遠鏡を選ぶのが良いでしょうか。予算、口径・焦点距離・倍率など （回答4） 写真を一切考えないのであれば、高価な赤道儀にかける予算を望遠鏡本体の方に回せますから、手始めに、経緯台つきのなるべく大口径反射望遠鏡（提示されている会社のサイトでは、「ＳＥ１５０Ｎ・ＰＯＲＴＡセット」4万円）あたりで始められてはいかがでしょうか。（でも、なぜこんなに安いんだろう？） お金がかかる割に、期待したほどに見えなくて（写らなくて）興味を失う人も少なくない星見の世界です。まずは安いところから始めて、「もっとよく見えるものがほしい」とか「写真も撮ってみたい」とかなってきたら、赤道儀を買い足すなり、望遠鏡を高品質なものに交換するなりしていけばいいのではないでしょうか。 ちなみに、私は40歳代後半ですが、小学校高学年時の最初はビクセンの6cm屈折経緯台（3万円）から始め、スリービーチ社の安い赤道儀（2万円）を買い足して手動追尾をし、ミザールのモータードライブ（2万円）を買い足して自動追尾ができるようになりました。しかし、どうしても赤道儀のチープさに我慢がならず、大学に入ってから高橋製作所の65mmP-2屈折赤道儀＋HD-3モータードライブに乗り換え、次は仕事に就いてから大口径がほしくなってミザールの15cm反射赤道儀に乗り換え、現在（R200SS＋高橋EM10USD）に至ります。 oraeno17さんは若い方ではないかと推察しますので、息の長い趣味としてまずは無難な機材を入手し、それを使っている中で、自分が本当は何をやりたいのか（眼視観察で我慢できるのか、それとも、本当は写真撮影をしたいのか）を考えながらグレードアップして行かれるのがいいと思います。 すみません、多少説教口調になってしまいました。
お礼
続き そう考えますと、ご回答者様の示してくれたようなプランがいいような気がします。 年明けに双眼鏡を（ミザールＢＫ７０５０とミザールＳＷー５２５で迷っています）買って星見を楽しもうと思います。 それから少しづつ買い足していこうと思います。 とても参考になるご意見ありがとうございました。
お礼
大変参考になるご意見、ありがとうございました。 やはり写真のように見える訳ではないのですね。 眼・双眼鏡・望遠鏡、それぞれの星雲の見え方の違いを説明しているサイトで上記のような写真が載っていたため、おかしいとは思いつつも期待してしまいました。 参考までに現在２４歳でして、お金はかけようと本気になればかけれないこともないのですが、やはり一度にというのは経済的にもきついですし、回答者様の言う通り、順々にやっていこうと思います。