どんな天体望遠鏡がお奨めですか。

質問

子供の頃１万円程度のおもちゃのような天体望遠鏡を持っていました。最近30年ぶりに本格的なものが欲しくなりました。以下の条件に合うベストな機種をご教示ください。お願いします。
１．目的
　主は星雲・星団、系外銀河の眼視観測。（このため大口径希望）従として、惑星の眼視観測。
　将来は、天体写真も撮影し、天文雑誌で入選したい。
２．予算
　鏡筒＋赤道儀で40～60万円（できれば40万円程度）
３．可搬性
　移動観測が前提のため、普通の体力で持ち運び・組み立てができるもの。
４．その他
　光学系が一定以上のレベルにあること。（光学的データよりも実際観望しての印象を重視）
　発売元は国内でも、中国製、台湾製は回避したい（偏見か？）

回答No.9

KaitoushaA

今は販売されていない中古のニコン１０センチＥＤ屈折を入手して、ニコンにオーバーホールを依頼することでしょうね。私は手放しましたが、素晴らしい性能でした。

回答No.8

OrionUK

> オライオンの25cmニュートン反射＋ビクセンＳＸＤ赤道儀なんかどうかと思っています。いかがでしょうか？
眼視専用でオライオン25cm F4.8をミードの自動導入LXD75赤道儀に載せて使っています。
富士山五合目や山梨／みずがき山で、アレイ星雲、リング星雲、ふくろう星雲、網状星雲、後は系外銀河などを観望しています。
鏡筒の性能、満足しています。

惑星状星雲、散光星雲や超新星残骸を見るには、OIIIフィルターは必須と思います。
コマ収差が気になる方は、パラコアも。

ミード／LX200-20cmも持っていますが、20cmと25cmには大きな壁があるように感じます。

ミラーは、高精度ミラー(波面誤差 1/8λ以内, 鏡面精度1/16λ以内）、Hilux （ハイラックス） 増反射コートにされることをお勧めします。
接眼部はアップグレードしたほうが後悔しないと思います。
私はフェザータッチフォーカサーにしました。

それから、将来の撮影のために、接眼部の裏打ち強化加工も頼めばやってもらえます。

実際に覗いてみたいのでしたら、メールして下さい。

回答No.7

N64

大口径の反射鏡は自動導入が難しい（ないことはない）ですから、
天体を視野に入れるのが大変です。（逆に、それが楽しい場合もあります。星座を覚えたり、いろいろ勉強するのが楽しい。）見ている間もたえず、方向を調節しなければなりません。取り回しも、手動では大変です。機種を決めるのは急がない方がよいですよ。天文台や観望会などで、いろいろ体験し、本や雑誌を読んで、勉強してからでも、遅くはないでしょう。買ってしまうと、重いし場所も取るし、気に入らなかった場合、本当に困りますよ。

お礼

ご親切なアドバイスありがとうございます。おっしゃるとおりとだ思いました。万一、嫌になったり、冷めてしまうと、始末に終えない特大の粗大ゴミになってしまいますね。よく考えたいと思います。
　子供の頃、肉眼では見えなかったアンドロメダ大星雲を玩具の経緯台の反射望遠鏡で導入したときの喜びは鮮明に覚えていますが、購入する場合は、自動導入装置付のマウントを選択したいと思います。

回答No.6

cl1_bs_euro_r

具体的な機材としては、ビクセンＲ２００ＳＳか、高橋製作所　屈折１０センチをお勧めします。

自身所有　（高橋製作所　屈折１０センチ）　惑星は、無難に見えますが、星雲は、どんな機材でも、光のにじみにしか見えないはずです。

星団を、低倍率で見れば、ある程度は楽しめるかと思います。

お礼

具体的な機種まで教えていただきありがとうございます。
質問させていただいた後、私なりに調べましたが、オライオンの25cmニュートン反射＋ビクセンＳＸＤ赤道儀なんかどうかと思っています。いかがでしょうか？

回答No.5

equinox2

>主は星雲・星団、系外銀河の眼視観測。
>鏡筒＋赤道儀で40～60万円（できれば40万円程度）

このクラスの望遠鏡で観望（観測ではなく）されたことはありますか。
富士山の中腹で30cm、40cmクラスの名だたる望遠鏡で見ても所詮、
光のしみ？程度にしか見えません。（色もほとんど判らない）
＃写真は別ですが・・・

これだけ投資されるのなら、ご自分の眼で納得できるまでごらんになったほうが良いと思います。

今の時期には少ないですが、夏には各地で星祭りのようなイベントがありますので、参加されてはいかがですか。

また、星雲・星団、系外銀河の写真は特に機材と撮影場所の競争になります。（やはり数百万＋移動手段）

眼視限定なら30cm、40cmクラスのドブ、写真もやってみるのなら、20cmから25cmくらいの反射（カセグレン系を含む）とＶ社の赤道儀程度かな。

>天文雑誌で入選したい。
こちらのほうが主目的なら、星野・星景写真など、構図とアイデア勝負の分野もありますが・・

お礼

ご回答誠にありがとうございます。
　30～40cmどころか10cm以上の望遠鏡を覗いたことありません。子供の頃、M31を8cmのニュートン反射望遠鏡で見ましたが、視野いっぱいに白い雲が拡がったようにしか見えませんでした。でも初めて見たときは、感動しましたが・・・
　過度な期待を持って投資した結果が、失望に変わらないように、ご回答にあったように星祭りイベントで自分の目で確かめたいと思います。

回答No.4

N64

>>眼視のみならば、中国製でも耐えれるということですね。
眼視で、天体写真のような星雲、星団、銀河を見ることはできません。
あとで失望しないためにも、できれば、最寄りの天文台で、一般に公開されているところで、実際にみせてもらうとよいでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。
　日本製のしかもタカハシ製の高級望遠鏡でも眼視では厳しいということなのでしょうか。
　実際に見せてもらえる天文台があるかどうか、一度調べたいと思います。

回答No.3

noname#58790

鏡筒のみでの価格を良く調べた方が良いと思います。

http://www.newton-club.co.jp/cgi-local/sp/cart.cgi?option=view&n=273

http://www.vixen.co.jp/at/tube.htm

http://www.kenko-tokina.co.jp/optical/tele_scope/skyexploer/012352.html

当人の運用目的や使用方法によっても違うのですが、
どこまで追求するのか？です。

出来れば、目標に合った鏡筒、赤道儀、マウント（固定、移動）
可動、運搬式を決めるべきです。

むしろ、専門的な使用を前提に精度を良く調べて購入すべきと思います。

また、全てこなせる機器も存在しません

視野に収まらない（高倍率）→観測に不満が残る（低倍率）
集光力は良いが、全視野観測出来ない（大口径、長焦点）
集光力は良い。画質は満足できる。視野が広いが高倍率での惑星になったら不満が残った。（大口径短焦点シュミット）

こうならないよう、徹底的に光学系を履修してみましょう。

回答No.2

lanccet2

こんにちは。通りすがりの参考意見です。

私は過去に「１度だけ」天文雑誌に写真が入選したことがあります。その結果得た教訓は、

「良い天体写真を撮るには良い機材が必要」

ということです。何を当たり前のことを、とおっしゃるかも知れません。しかし私の経験では、安い望遠鏡を使っていた頃はどんなに努力しても、入選レベルの写真を撮ることはできませんでした。何年もかかって、数百枚も撮影したにもかかわらず、です。ところが高価な機材に変えた途端、あっさりと入選しました。

写真は正直で、機材の性能がモロに出ます。ですから、良い写真を撮りたいなら、望遠鏡の性能について一切妥協してはいけません。

以前天文雑誌に、天体写真コンテストの常連さんの使用機材が紹介されていたことがありました。ほとんどの方が数百万円を注ぎ込んでいました。ですから質問者さんも、天体写真コンテストの入選を目指すなら、それくらいの投資は考えた方がよいと思います（車を買うことを考えれば無茶な額ではないと思います）。そうでなければ、「機材の差」で負けてしまうでしょう。

天体写真コンテスト＝機材競争、という一面があるのです。

私は機材競争が嫌になり、天体写真はやめました。今は中国製の安い望遠鏡で、スケッチ主体で楽しんでいます。

何だかせっかくのヤル気を削ぐようなことを書いてしまったかも知れませんが、一個人の参考意見ということでご容赦下さい。

お礼

経験者の方の大変の貴重なご意見大変参考になります。
　眼視のみならば、中国製でも耐えれるということですね。
　「二兎追うものは一兎をも得ず」ということを念頭に、機材を選択したいと思います。
　大変、親切なアドバイスをいただき、ありがとうございました。

回答No.1

N64

たかはしが有名ですけど、口径１００ｍｍでも、鏡筒＋赤道儀だけで100万以上になると思いますし、冷却CCDカメラ1台だけでも、数10万円以上するし、自動追尾装置は必須ですから、パソコンだの、ソフトだの、その他、含めても、ご予算をオーバーしそうですし、機材の重量も、30kg以上は軽くかかるでしょうし、困りましたね。

補足

鏡筒＋赤道儀のみで40～60万円です。カメラは予算に入っていません。