- ベストアンサー
天体望遠鏡の購入を検討しています
はじめまして。去年のペルセウス座流星群を見てから天文に興味を持ち始めた高校生です。 天体望遠鏡が欲しいなあと思いましたので、書き込ませていただきました。 今のところ、予算・性能から判断して”ポルタA80M”を買おうかなと思っています。(予算は7万以内) 自分としては月面や惑星が観察できたら十分なのですが、 少しばかり欲を言えば、星団や星雲もちょっとでいいので見てみたいのです。 ですが、色々調べた結果どうやらA80Mは惑星が得意のようで、 星団・星雲の観察についてはなかなか情報がありませんでした。 A80Mで、星団・星雲の観察は不可能なのでしょうか? もし、A80M単体で不可能だとしたら、低倍率のアイピースを追加購入することでどうにかなったり、しますか? それと、今まで天体望遠鏡には触れた事がありませんから、自分でちゃんと使ったり、 管理できるかどうか、ちょっとばかり心配です。高校生でもA80Mは十分に扱えますでしょうか。 まったくの初心者で、間違いもあるかもしれませんが、ご指導よろしくおねがいします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>A80Mで、星団・星雲の観察は不可能なのでしょうか? 星団・星雲といってもいろいろ種類があります。散光星雲は逆立ちしても写真のようには見えません。アンドロメダやプレアデスなどは見えますが、この手の対象は数倍~十数倍程度の双眼鏡が一番です。f=910だと20mmのアイピースでも倍率高すぎでしょう。せめて32mmあたりが欲しいところです。 >高校生でもA80Mは十分に扱えますでしょうか。 扱いは問題ないと思います。ただしご存知とは思いますが、ポルタIIは経緯台なので月や惑星を見てもどんどん視野から逃げていってしまいますし、当然写真撮影も(月を除いて)無理です。 個人的には双眼鏡も検討対象に入れることをお勧めしたいところです(その予算の半分でもNikonの良いものが手に入ります)が、もちろんA80Mも初めての天体望遠鏡としては申し分ない品質だと思います。
その他の回答 (3)
- isa-98
- ベストアンサー率23% (205/859)
高校生とは思えないような立派な文章です。 これからも是非、勉学に励んで下さい。 天体望遠鏡には長所と短所があります。 ですので、全部をこなせる訳ではありません。 星雲星団には大口径、短焦点が望ましいです。 惑星の精密観測には、大口径、長焦点が望ましいです。 短焦点は明るく、視野が広いですが倍率が上がりません。 また、サイデルの5収差が気になる場合があります。 長焦点は収差が気にならなくなります。高倍率に向きます。 視野は狭く、暗いです。 高校生でもA80Mは十分に扱えます。 取り扱い説明書を読めば十分に観測出来るはずです。 まず、基準点を決めます。それがA80Mです。 これより視野を広げたいとか、精密に観測したいとか、 その要求に応えられる機種選定を今後すれば良いと考えます。 ↑本当に同じ高校生かしら? つ^_^)つ
お礼
つたない文章で、恥ずかしい限りです。ありがとうございます。 口径が同じ場合、長焦点だと星雲等を見ても光量が足りず、 眼視ではよく見えない、ということで理解はあっていますでしょうか? A80Mは910mmですから、つまり後者の惑星向き、ということになるのですね。 惑星向きと言われる所以が分かりました、すっきりです! >高校生でもA80Mは十分に扱えます。 安心しました。実は機械類はそう得意でもないので、ちょっと心配でした。 お金があまりないものですので、 A80Mをもし買ったとしたらかなり長く使うことになりそうですが(笑)、 確かに基礎練習をA80Mでやって、望遠鏡に慣れてから、 自分のほんとうに見たいものを決めてもいいかな、とおもいました。 (今回は少々欲張りましたので…とほほ) と、ここまで読んで、なんと同じ高校生の方でしたか! 素晴らしいアドバイス、おそれいります…、ありがとうございました!
- staratras
- ベストアンサー率41% (1504/3660)
口径8センチの屈折望遠鏡でしたら月面や惑星を観望する最初の望遠鏡としては別に問題はないと思います。架台は経緯台ですので、天体の日周運動にあわせて二つのハンドルを動かさなければなりませんが、慣れれば特に不便は感じないでしょう。天体望遠鏡は精度が同じなら口径が大きいほど高性能ですが、価格が高くなる上取り回しも大変になりますので、最初に使う望遠鏡としては8センチ程度が手頃ではないかと考えます。 今から40年前高校生の私が初めて入手した天体望遠鏡は高橋製作所の口径10センチの反射赤道儀でした。優れた望遠鏡で、高校の地学部の仲間とリアカーで郊外に運び月・惑星・彗星・星雲・星団など様々な天体を観望しました。40年後の今、単身赴任先で使っているのはポルタ経緯台にリサイクルショップで購入した口径9センチの屈折望遠鏡を載せたものです。住んでいるマンション3階のベランダから月などを見たり、自転車で職場に持って行って同僚に月や惑星を見せたりしています。自宅には自動導入機能つきの口径20センチの反射赤道儀もありますが、さすがにこれは自転車では運べません。天体望遠鏡は大は小を兼ねるというより、大には大の、小には小の使いみちがあるのだと思います。 星雲・星団については質問者様のお住まいが都会か否かでも事情が異なるのですが、一般的にいえば星雲は天体写真のようには見えず失望することが多い一方、星団は微光星がキラキラ輝いて写真より美しく感じることが多いです。
お礼
なるほど、天体望遠鏡はそれぞれ一長一短で、適材適所が一番なのですね。 他の人と天体を見る喜びを共有できるのは素敵だとおもいました。 余談ですが、天体のニワカ知識を友達に披露するようになってから、 友達も少し星に興味が出てきたようで、この間もふたご座流星群の観測に誘ったら たいそう感動してくれまして、もっと感動を共有できないかな?と思っていたところでした。 #1さん、#2さんのご回答で少し双眼鏡に興味がでていましたが、 やっぱり、天体望遠鏡も、ちょっぴり諦めがたいような気がしますね。 きらきらと輝く星団、是非見てみたいです。 ありがとうございました!
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
程度満足がいく望遠鏡だったら30万以上できれば100万 高望みをせずにアンドロメダ銀河やオリオン星雲程度で我慢をした方がいいと思います 7倍の双眼鏡でもよく見えますよ それに一番目が疲れない望遠鏡なんですよ これで天の川をみると美しいです
お礼
親切なご回答ありがとうございます。 やっぱり欲張ると二次曲線的にお値段が跳ね上がるのですね。 双眼鏡でもよく見える、とのことですので、 もう一度双眼鏡も視野に含めて考え直してみようとおもいます。 ありがとうございました!
お礼
たいへん丁寧なご回答ありがとうございます。 低倍率のアイピースを調べてみましたが、お値段にちょっとびっくりしてしまいました。 少しいいものを買おうとすれば、到底予算内ではおさまりそうにありません…、 やっぱりあれこれと欲張るのは、あまりよろしくなさそうですね。 おっしゃる通り、双眼鏡も含めて再検討してみます。 (手元に一応双眼鏡はあるのですが、十数年前の粗悪な代物だったりします) 双眼鏡で気軽に楽しんでから、A80Mにステップアップしてみようとおもいます。 ありがとうございました!