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三島由紀夫の過剰描写表現について
なぜ、華美とも取れる絢爛豪華な文体に拘ったのでしょうか? とくに不必要と思われるくらいに状況を描写する。 例えば、「春の雪」にこういう一節があります。 「その声を聞くと同時に意志の体はくずれ始めとけはじめる。肉が腐れて落ち、みるみる骨が露になり、透明な蒋液が流れ出して、その骨さえ柔らかく融け始める…」 確かに、そこが読者をひきつけるわけですが。
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お礼
なるほど、表現したいとある世界があり、そのためには、そのような文字列しかない、それが結果的に絢爛業火になっているのかもしれません。
補足
豊饒の海第四巻の「天人午衰」に、主人公の家庭教師が喫茶店で猫の寓話を話すと言うところがあり、猫が自殺した鼠を放っておいて午睡にはいったというところ、これ普通に話していると言う状況ですがすごいですね。眠っている猫の情景描写まで行う 「…眠っている猫の上には、青空が開け、美しい雲が流れた。風が猫の香気を世界に伝え、なまぐさい寝息が音楽のように瀰漫した…」 う~ん、すごい会話ですね!