• ベストアンサー

ハロゲン化物のソルボリシス反応性

(1) CH3CH2CH2CH2-Br (2) CH3CH=CHCH2-Br (3) CH3CH=CBrCH3 (4) CH3CH2CH2CH2-Cl のソルボリシス反応性の序列について教えてください。 まず(1)と(4)では、ハロゲンの脱離のしやすさの序列(I>Br>Cl)から、(1)>(4)と考えられます。 (2)では、Br脱離後、CH3CH=CHCH2(+)は、CH3CH(+)-CH=CH2の形となって、安定なカチオンになると考えられ、(2)>(1)となり、ソルボリシス反応性の序列は、(2)>(1)>(4)と考えられます。しかし、(3)は、どの順位に入ってくるでしょうか。またその理由についても教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

 『ハロゲン化物のソルボリシス反応』ですから,考えないといけないのは,中間体のカルボカチオンの安定性です。特に脱離基が同じ Br の場合は。  (3)から出きるカルボカチオンは,sp^2 炭素上にカチオンが存在します。sp^2 炭素にはπ電子が存在し,どちらかと言うとアニオンを形成しやすい炭素です。つまり,カチオンは出来ない。  これで解りますよね。(3)が最も起こり難い(反応性が低い)反応です。  ところで,色々と疑問を持ち,それを解決しようとする姿勢はお見事ですが,こういった事は講義の後に先生を捕まえて,あるいは研究室に訪ねていって質問されてはいかがでしょうか。一般的な事は講義で習いますが,それ以上のレベルは御自分で教わりに行った方が良いですよ。そうやって教わりに来た学生には,丁寧に学生のレベルに合わせて教えて下さるはずです。  ご参考まで。

ronyasu
質問者

お礼

回答、有難うございました。 課題を教えてくださいとは言いにくいところがあります。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう