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従来の「宅老所」は今後どうなるのでしょうか。

geppu05の回答

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  • geppu05
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回答No.2

もともと「宅老所」は、介護保険制度が始まる前の平成元年頃に、当時の老人福祉制度では限界を感じ、施設から退職して自ら理想の高齢者介護を実践するために自宅や民家を改造して「高齢者の方に昼間来て頂いて落ち着いた空間で過ごして頂くサービス」を行ってきたものが始まりです。 田舎ではまだ社会福祉法人のデイサービスも十分には広まっていなかった時期に、都市部で徐々に広まっていきました。 当時は一日利用して送迎含めて3千円でしたね。 小規模だっただけに、一般のデイサービスでは余り馴染めなかった認知症の方が利用されることが多くなり、必然的にニーズが高まってきました。 僕は「個人」が「自由な形態」で「自分の好きなよう」に「色んな工夫」をしながら「地域に支えられ時には支援を受けながら」行うのが、本来の「宅老所」だと思っています。 当初は昼間にお預かりするだけだった宅老所で、希望があれば夜間泊まって頂けるようにしたのも宅老所の柔軟さ故の発想でした。 つまり、何ら制度に拘束されることなく行うものだと思います。 しかし、行政は何かしら制度にはめて、監視したいと思っているもので、介護保険制度が始まり、多くの宅老所は、介護保険適用事業所になるために法人格を取得し、指定基準の人員を揃えました。 ただし、そのことで利用者が増える一方で、運営者個人の自由度は薄くなり、元来の宅老所のよさは失っていったと感じます。 「小規模多機能」は「在宅では限界で、施設が必要だが、新しく施設は出来ない」中での苦肉の策で出来たもので、余り機能的ではないと思っており、また民間企業が「宅老所」と名乗ってやるのは、「お手軽に出来る施設もどき」という印象があります。 特に何か理想がある訳でもなく「初期投資が少なくて済むし、それなりにお金になる」と思ってやる人もいるみたいなので。

putidenny
質問者

お礼

御回答有り難うございました。以前、「自然発生的な宅老所の可能 性はないのでしょうか」というタイトルで質問させていただいたイ メージはこの様なものでした。 しかし、<特に何か理想がある訳でもなく「初期投資が少なくて 済むし、それなりにお金になる」と思ってやる人もいる>という 所に、世の中の現実の厳しさを感じます。

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